第2話

■登場人物

桃(長女)おっとり

梅(次女)しっかり

杏(三女)わがまま

李(四女)負けん気

プルーン・西洋酸桃(五女)ボーイッシュ

小梅(六女)甘えん坊 体重が軽い

オカシーナ王国 王女


野々葉

ゆらり

クランベリー ラズベリー ストロベリー

ゆらりパパ(ひらいずみ店長)


■本編台本


今日も平和なオカシーナ王国


【オカシーナ幼稚園】

低学年が騒がしい

三四五女がおもちゃの取り合いをしている

小梅は端からそれを見ている

桃はお遊戯 梅はスウィーツの勉強

小梅はふわふわ浮いている 体にひもがつけられている

いつの間にか小梅が窓から出ていく

梅が真っ先に気づく 

王女が地上捜索の許可を出す

王女「皆で小梅を探しにゆくのです」


【地上 街】

小梅がフワフワと街中を漂う

小梅の魔法の影響で普通の人々がスウィーツに目覚める

梅「小梅― どこだー」

信号機はサクランボに変わり

工事の作業員はコンクリをソフトクリーム風に

選挙立候補者は甘い物党作り宣言

グラフィティアーチストはデコスィーツを描く

警察と犯人がテラスでまったり JKはメイド活


【ケーキ屋ひらいずみ】

ゆらり「夏に向けて新しいメニュー考えなきゃなんだよなぁ」

野々葉「旬の果物とか使いたいね」

ゆらりパパお手製のしそジュースを飲んでいる

手前を何者かが横切る クランベリーが目を覚ます

クランベリー「バブバブゥ!(見ない顔だなおまえ)」

小梅「バァブウ(すっかり迷子になってしまって帰れんのだ)」

ラズベリー「いやーん どこの子 かわいーぃ」

ストロベリー「ミルク どうじょでしゅよぉ」

ラズベリー「よーしよしよし」おんぶしている

ストロベリー ガラガラを振る

小梅「バブバブバァブ」

クランベリー「バブバブバァブ」ゆらりに通訳している

ゆらり「オカシーナ王国に戻るまでの少しの間やっかいになりたい...だ そうだ」

野々葉「...良く分かるな」


【街】

桃と真ん中姉妹 街でいろんなものに驚いている


【ひらいずみ 店の前】

梅「スウィーツの痕跡をたどってきたが ここで途切れてる」

梅「小梅―」大きく呼びかける

小梅「バッブー(梅姉様ー)‼」

スローモーション

小梅が気づいてラズベリーを足げにし、おんぶから抜け出す

梅「小梅‼ 良かった無事で」


【ひらいずみ 店の裏 梅の木】

ゆらりパパが梅の実採りに苦戦している

梅の実が一つ 空中を漂ってかごに入る

半透明の姿の小梅がせっせと運んでいる

パパから妖精の姿は見えていない

梅「もしもし桃姉、小梅いたよ、うんうん、住所はね~」

パパ 梅がまた一つかごに入ると微笑む

梅 小枝を振ると全ての梅の実がかごに一気に入る

パパ目を丸くする


【梅仕事のレシピ】

梅と小梅が手順を紹介

1梅を洗う

2塩をふる+お酢

3水が上がってきたら+氷砂糖

4赤しその葉の煮汁を加える


続く








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