ある意味現実である意味ファンタジー

みなと劉

第1話 狐耳の少女との出会い

「音楽作りは好きだがそれを公式に配信するにはどうしたら良いんだろうか?」

 そう思いながら俺、みなと劉は神社にお参りに行く。境内に移動すると風が吹く。

 それはいつもの風ではなく心地よい感じに吹く感じだった。境内の奥の方に耳を面白い風に揺らす者がいた。

「ん?あれは?」

 その耳は人に耳ではなかったのだ。

 狐の耳であった。

 女の子で合ってるとは思うが何故この様な場所にと思ったがここは狐の神様を祀っている由緒正しい神社なのである。

「こんにちわ」

 俺はその女の子に声をかけてみた。

 すると女の子はビクリと身体を揺らしゆっくりと振り向く。

 そしてその第一声は

「貴方、私が見えるの?」

 だった。


 それから数日の月日が経った頃。それは3月の終わり頃の事。俺はまた少女に会いに神社【狐島神社】にお参りに行く。

 いつもの場所に彼女はいた。

 いつも彼女は境内の奥の方にあるベンチに座っているのてある。だが、他の人には彼女は見えてはいないらしい。でも、俺にははっきりと彼女が見えるのである。

 それはどういうことなのかはっきりとした理由は知らない。

「あ!今日も来たね!劉。今日もお参りかな?」

「まあ、そうなんだが…最近楽曲作りとかも面白くなってきていてなそれでどうしたらそれらを公式で配信とか出来るのかなって」

「ふむ……そういうことか……こういう時こそスマホで検索するとかは?」

「その手があったか」

 と、俺はポンと手を叩く。

 狐耳少女は少し呆れ顔になる。

 俺はそんな狐耳少女の頭を撫でまるで妹を愛でるようにする。狐耳少女名前を寧音(しずね)という。

「もう!劉!!わたしの頭をそんな撫でないでよ!禿げる」

「それだけでは禿げません!寧音は大げさだ」

 最近では寧音は俺以外にも見えるように憚っているようだ。スマホで【楽曲】【配信】【簡単】のワードでGoogleに入れてみる。

 すると、このワードに適しているのは【ラーズノア】という楽曲配信ディストリビューションサイトが表示される。

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