製造番号ACS61h8ueyI14507

第三者機関への再訪問取材

### 第三者機関への訪問取材録音

（2025年9月1日 白井誠 記録）

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白井：

「本日はお時間をいただき、ありがとうございます。再度の取材になりますが、東都エレクトロパーツ社関連の事故調査状況について教えていただけますか？」

岸本氏：

「こちらこそ。確かに、製造番号ACS61h8ueyI14507という電子部品は我々の調査対象の中でも非常に注目されています。調査は現在も継続中ですが、これに関連する事故情報で把握できているものは氷山の一角に過ぎないと考えています。」

白井：

「事故報告や資料には企業からの提出物もあるかと思いますが、調査の実態はいかがでしょうか？」

岸本氏：

「企業からの文書提出はありますが、多くは黒塗りが多く、真実を把握するには限界があります。実態の詳細はほとんどが隠蔽され、我々第三者機関は非公式な通報や匿名情報にも頼らざるを得ない状況です。」

白井：

「公表された報告では、問題部品の影響範囲の拡大も指摘されていますが…」

岸本氏：

「はい。事故や不具合の多くがこの問題部品と結びついていますが、確定的な因果関係の証明は極めて困難です。調査委員会でも原因不明の部分が多く、情報提供も企業の善意に依存せざるを得ない現状です。」

白井：

「現場からの声や通報はどのように受け止めていますか？」

岸本氏：

「現場の苦悩や矛盾、曖昧な情報が積み重なっており、それが調査の大きな障害です。ただ、どんなに困難でも現実解明のために尽力しています。事態は予断を許さず、我々も全力で取り組んでいます。」

白井：

「ありがとうございました。私も引き続き注視させていただきます。」

（録音終了）