取材記事は「観察力」と「分析力」の結晶

記事のクオリティを追求するにあたって、具体性イコール「読者の再現性」は大事だと常々思っている。


例えば、インタビューであれば「〜しい」などの形容詞はクセ者で、背景で「何があったのか」「なぜ、そう思ったのか」を現場で掘り下げておかないと、内容が薄くなる。


レポートであっても「ボルテージが上がる」を使いたくなるけど、グッとこらえて「客席の歓声で会場が底から揺れた」など、言い換えるだけで再現性は上がる。


逆算で必要になるのが観察力と分析力。究極、相手が「人」である以上は、仕事以外での場においても、どこか「ライターとしてのスイッチ」を入れておき、養うのが最も効率がいい。


そして、集中力も欠かせない。取材前日にはしっかり寝て、体力を温存しておくのはシンプルながらも超重要。


とはいえ、ライター歴十数年ではあるものの、僕もまだ道半ば。これが正解ではないし、もっと自分にバシッと刺さる正解を見つけていかねばと。

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