リオラ

リラコ

プロローグ: 『天使(てんし)の任務(にんむ)』

少女(しょうじょ)の姿(すがた)のような人間(にんげん)、でも彼女(かのじょ)は白(しろ)い翼(つばさ)をもっている。

「ウフフフ」今日(きょう)は彼女(かのじょ)の大事(だいじ)な日々(ひび)である。だから彼女(かのじょ)がとても幸(しあわ)せの表所(ひょうじょ)が作(つく)り出来(でき)た。

その背中(せなか)にある白(しろ)い翼(つばさ)と共(とも)に、彼女(かのじょ)は空(そら)に舞(ま)い上(あ)がって、真(ま)っ直ぐで、周(まわ)りのふわふわ雲(くも)を無視(むし)して。

そして彼女(かのじょ)は止(と)まる。輝(かがや)き目(め)で下(した)を見(み)る。彼女(かのじょ)のような存在(そんざい)、人(ひと)の姿(すがた)が、白(しろ)い翼(つばさ)を持(も)っている。

彼女(かのじょ)の口(くち)は笑顔(えがお)の形(かたち)になる。自分(じぶん)で誓(ちか)う「私(わたし)は必(かなら)ず立派(りっぱ)な天使(てんし)になるわ」。

そのあと、彼女(かのじょ)はなんかすっきりした。まあ、当然(とうぜん)であり、この後(あと)でこの天使(てんし)の輪(わ)を持(も)たない少女(しょうじょ)が試練(しれん)を向(む)かう。

彼女(かのじょ)はゆっくり飛(と)び降(お)りる。近(ちか)くの雲(くも)で羽(はね)を休(やす)む。

天国(てんごく)という場所(ばしょ)どのよう場所(ばしょ)か

天国(てんごく)は地球(ちきゅう)と違(ちが)って空(そら)は黄金(おうごん)に染(そ)まる。そして床(ゆか)は白(しろ)い雲(くも)である。

天使(てんし)はどのようなそんざいか

そう、今(いま)は天使(てんし)の話(はなし)。天使(てんし)は主(しゅ)の使(つか)える存在(そんざい)である。

天使(てんし)は二(ふた)つに分(わ)けられである。頭上(ずじょう)に天使(てんし)の輪(わ)を持(も)つ天使(てんし)と、持(も)たない天使(てんし)である。天使(てんし)の輪(わ)を持(も)たない天使(てんし)は、天使(てんし)見習(みなら)いのような存在(そんざい)である。彼(かれ)らはまだ学(まな)びの途中(とちゅう)の生徒(せいと)のようなものだ。 そして、すでに天使(てんし)の輪(わ)を持(も)っている天使(てんし)は、主(しゅ)のために働(はたら)く正式(せいしき)な天使(てんし)である。

天使(てんし)の輪持(わも)たない天使(てんし)は普段子供(ふだんこども)から高校生(こうこうせい)の人(ひと)に見(み)える。あれらは別(べつ)の雲(くも)で別々(べつべつ)の授業(じゅぎょう)を習(なら)う。例(たと)えば先(さき)この少女(しょうじょ)を見(み)た今日(きょう)の授業(じゅぎょう)は小学生(しょうがくせい)に見(み)える天使(てんし)は飛ぶの授業(じゅぎょう)である。彼(かれ)らの翼(つばさ)はまだ弱(よわ)い。でもきっと大丈夫(だいじょうぶ)。

中学生(ちゅうがくせい)に見(み)える天使(てんし)は音楽(おんがく)の練習(れんしゅう)をしている。ピッチから外(はず)れている人(ひと)もいます。まだまだだね。

高校生(こうこうせい)に見(み)える天使(てんし)は今(いま)ごろ筆記試験(ひっきしけん)の前(まえ)を勉強(べんきょう)している。あれは頭(あたま)が痛(いた)いほど難(むずか)し。でもこの少女(しょうじょ)はすでにすべてを合格(ごうかく)した。あとは最後(さいご)のテスト。

「お待(ま)たせ、リオラ」と今(いま)を飛(と)び降(お)りる男性(だんせい)の天使(てんし)が言(い)った。白(しろ)いセーラー服(ふく)を着(き)ているリオラや他(た)の天使(てんし)(天使(てんし)の輪持(わも)ちない)とは異(こと)なり、男性は純白(じゅんぱく)のスーツを着(き)て頭(あたま)の上(うえ)に天使(てんし)の輪(わ)を持(も)っていました。リオラはあの姿(すがた)を追(お)いかけている。

リオラは首(くび)を横(よこ)に振(ふ)った。 「ふん、私(わたし)も来(き)たばかりなの、ガブリエル様(さま)」

天使(てんし)ガブリエルは少(すこ)し感動(かんどう)した。涙(なみだ)を見(み)せないため、手(て)で目(め)を閉(と)じた。「まさかあのリオラが、もう最後(さいご)のテストにー」。思(おも)えば、彼女(かのじょ)もう頑張(がんば)ったな。

「私(わたし)も子供(こども)じゃないよ、ガブリエル様(さま)」彼女(かのじょ)も自分(じぶん)のことを誇(ほこ)っている。

「そうだな」、涙(なみだ)の時間(じかん)が終(お)わった。

今(いま)はプロフェッショナルモードオン。ガブリエル様(さま)は本気(ほんき)に見(み)える。「リオラ今(いま)からお前(まえ)が最後(さいご)のテストを向(む)かう」

リオラも真面目(まじめ)で覚悟(かくご)を見(み)えた。まるで何(なに)があっても自信(じしん)に戦(たたか)う。

「テストはどのようなか、わかるですかリオラ」

「はい」、リオラもう勉強(べんきょう)した。「天使(てんし)は人間界(にんげんかい)にいく。人間界(にんげんかい)では天使(てんし)は人間(にんげん)のように暮(く)らしますが、人間(にんげん)にはなりません。天使(てんし)は、テストとして選(えら)ばれた特定(とくてい)の人間(にんげん)の魂(たましい)を救(すく)います。その人間(にんげん)が罪(つみ)に屈(くっ)するのではなく、誘惑(ゆうわく)と戦(たたか)う」

「その通(とお)り!つまり人間(にんげん)に希望(きぼう)の救(すく)いを教(おし)えます!

「フフフ、このくらいわかるもん」

「では、なぜ罪(つみ)が存在(そんざい)している?」

「堕天使(あくま)がいるからです」

「ん、それも正解(せいかい)が、私(わたし)が言(い)ったいことはそれじゃない」

「ん?」

「主(しゅ)は愛(あい)をもって人間(にんげん)を創造(そうぞう)しました。神(かみ)は人間(にんげん)に心(こころ)と自由(じゆう)を与(あた)え、主(しゅ)の奴隷(どれい)としてではなく、自(みずか)らの道(みち)を選(えら)ぶ自由(じゆう)を与(あた)えました。だからこそ善(ぜん)と悪(あく)が存在(そんざい)するのです。主(しゅ)は悪(あく)の道(みち)を悔(く)い改(あらた)める者(もの)を歓迎(かんげい)します。しかし、悔(く)い改(あらた)めを全(まった)く望(のぞ)まない者(もの)には慈悲(じひ)を与(あた)えない。

もちろん、悔(く)い改(あらた)めを望(のぞ)まず、主(しゅ)に反抗(はんこう)する者(もの)は落(お)ちたものたち、堕天使(だてんし)、悪魔(あくま)とも呼(よ)ばれる」

「わかりましたかリオラ。天使(てんし)も主(しゅ)の愛情創造(あいじょうそうぞう)しました。人間(にんげん)より強(つよ)いが、でも決して最高(さいこう)の存在(そんざい)ありません。実際天使(じっさいてんし)もまた、自(みずか)らの道(みち)を選択(せんたく)する心(こころ)を持(も)っています。それが天使(てんし)が罪(つみ)に落(お)ちるの理由(りゆう)」。

最後(さいご)の分(ぶん)は授業(じゅぎょう)より警告(けいこく)に似(に)ている。きっとガブリエルからメッセージはこう:注意して、リオラ」

「はい」リオラは無邪気(むじゃき)な子供(こども)の用(よう)に返事(へんじ)した。彼女(かのじょ)はわかっていますとガブリエルそう考(かんが)えている。

「はいこれ」ガブリエルは彼女(かのじょ)に本(ほん)をあげる。リオラその本(ほん)を受(う)け取(と)った。

タイトルは『斎藤大祐(さいとうだいすけ)』。

「これは何ですかガブリエル様

まさか私はこの少年のー」

ガブリエルはリオラのセリフを終(お)わりまで繋(つな)げる「―魂(たましい)を希望(きぼう)に導(みちび)く、正解(せいかい)」

キラキラ目(め)と光(ひかり)のような速(はや)さでその本(ほん)を読(よ)んだ。その本は『斎藤大祐(さいとうだいすけ)』という人間(にんげん)の個人情報(こじんじょうほう)を持(も)っている。

読(よ)みの後(あと)、リオラの涙瞳(なみだひとみ)から落(お)ちた。とても悲(かな)しいなぁ…

ガブリエルにとって彼女(かのじょ)の反応(はんのう)は当然(とうぜん)なこと。天使(てんし)は、本当(ほんとう)に助(たす)けを必要(ひつよう)とする人(ひと)を常(つね)に助(たす)けます。

「ありがとうございます」リオラはその本(ほん)を返(かえ)します。なぜならその本(ほん)は個人情報(こじんじょうほう)を含(ふく)む。

「これをあげる」、ガブリエルが指(ゆび)をクリックすると、彼女(かのじょ)の体(からだ)にスリングバッグが現(あらわ)れました。「きっと役に立(た)つ」。

「ありがとうございます、ガブリエルさま」

ガブリエルは微笑(ほほえ)んでいる。まるで、先生(せんせい)は愛(いと)しい生徒(せいと)を見(み)る素顔(すがお)。

「さあ、出発(しゅっぱつ)の時間(じかん)だ」とガブリエルが言(い)った瞬間(しゅんかん)、ガブリエルの隣(となり)はブラックホール現(あらわ)れた。ブラックホールでもブラックじゃない、ゴールド色(いろ)、だからあれはゴールドホールは現(あらわ)れている。「これは君(きみ)のスタートライン!」

ガブリエルはうなずきました。リオラも答(こた)えとしてうなずきました。

「いてきます」。そして、迷(まよ)わず真(ま)すぐにそのホールに飛(と)べ入(はい)る。

その中(なか)とても美(うつく)し。まるで光(ひかり)のトンネル。道(みち)は一(ひと)つだけ、リオラは絶対違(ぜったいちが)う道(みち)を選(えら)ばない。

「あ!見(み)えた!人間(にんげん)の世界(せかい)わ」。彼女(かのじょ)の場所(ばしょ)から多(おお)い人間(にんげん)が歩(ある)いているに見(み)える。

「斎藤大祐(さいとうだいすけ)、今会(いまあ)いに行(い)く」、わくわくの感情(かんじょう)で言(い)った。リオラはとても楽(たの)しみ敷(し)いている。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る