第17話 加害者恋人同士の内部分裂(下)

俺は2人に剣を握らせた。


相手に剣を落としたら負けるルールに決めた。


そして二人は剣を握った。


沙織は言った。 私は住みたい!!!!


すると弥一は自分の手で剣を落とした。


どうも憐憫の気持ちだからか。


俺は言った。


剣を落としたので弥市に敗北。


考えてみたら、今日はモンスターたちにお肉をあげる日だ。


ヤイチを肉であげればいいと思う。


ポケットにある笛を呼んだ。


するとモンスターが飛んできた。


今日はどんな肉をあげるか。


あそこにいる満身創痍になったやつを捕まえて食べればいい。


俺は弥一に恋人だった沙織の前で弥一を食わせるところを見せた。


すると沙織はためらわずに俺に祈りながら言った。


お願いだからやめてくれ.. 私たちがいじめをしたことを謝るよ。 お前の家族の悪口も謝るよ。お願いだからやめてくれ..』


俺はこれを聞いて逆に言った。


君たちは俺がやめてくれと言う時やめずに俺が倒れている時生き埋めにしたの。


許してもらえると思う?


すると沙織は黙った..


そして号泣しながら弥一を見つめる。


やはりこのモンスターたちには慈悲がなかった。


この前、陽一を食べた時のように、内臓を食い込んで、中に入って、口の外に出て、目まで食べた。


俺は沙織に言った。


あなたが勝利したから逃げられるって。


すると沙織はそれを聞いて逃げ出した。


俺は逃げる沙織をじっと見つめる。


-沙織視点-


私も住みたい··· 早く逃げないと··· 逃げながら走る渦中


涙を流して「やいち…」 ごめんね··· ごめんね.. でも生きたかった.. 本当にごめんね.. 』


と言いながら後ろも見ずに逃げていった。

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