パート2:風翔と月瑠の試練
天覇城の武林大会。
雷雲峰一行は、第一戦を圧倒的な勝利で終えた。
広場に銀光の旗がはためき、観衆の熱気が高まる。
風翔が剣を握り、笑う。
「師匠、俺たち最強だな! この調子で優勝だ!」
月瑠が双剣を手に、冷たく言う。
「浮かれるな、風翔。敵はこれから強くなるわ。」
風翔が彼女を見て、笑う。
「お前、いつも冷静だな。でも、だから頼れるぜ。」
月瑠が頬を染め、そっぽを向く。
「…バカ。戦いに集中しなさい。」
だが、彼女の銀光の瞳には、風翔への信頼が宿る。
第二戦の相手は、影刃宗。
暗殺を得意とする門派で、黒い装束の戦士たちが現れる。
リーダーの女が、短剣を手に嗤う。
「雷雲峰、霊晶は我々が頂く。」
雷雲峰は剣を構え、言う。
「試してみろ。だが、霊晶は渡さん。」
戦いが始まる。
影刃宗の戦士が、霧のように動く。
雷雲峰の絶対霊剣が、敵の動きを捉える。
だが、風翔と月瑠が標的にされる。
影刃宗の暗殺者が、二人を霧の中に引き込む。
風翔が叫ぶ。
「くそっ! どこだ!?」
月瑠が双剣を振り、霧を切り裂く。
「風翔、落ち着きなさい! 私が道を開く!」
二人は背中合わせで立ち、暗殺者を迎え撃つ。
風翔の剣が、月瑠の双剣が、共鳴する。
「月瑠、俺の背中を頼むぜ!」
「いいわ、風翔。私の剣で守る!」
二人の剣気が、霧を吹き飛ばす。
暗殺者が姿を現し、風翔の剣が敵を貫く。
月瑠の双剣が、敵の短剣を弾く。
二人の連携が、影刃宗を圧倒。
雷雲峰は二人の戦いを見て、深蒼の瞳に笑みを浮かべる。
「風翔、月瑠、よくやった。」
岩虎が豪笑する。
「ははっ! 二人とも、めっちゃ息合ってるな!」
蒼羽が矢を構え、言う。
「二人の絆、俺も負けられないな。」
霧花が槍を振り、言う。
「仲間が強い。私も頑張るよ!」
翠蓮が微笑む。
「二人の心、最高の薬だね。」
第二戦も勝利。
観衆が熱狂し、雷雲峰一行の名が天覇城に響く。
だが、雷雲峰の胸に、さらなる違和感が走る。
量子霊神が告げる。
「天魔皇が動く。次の戦いで姿を現す。」
その夜、雷雲峰は風翔と月瑠を呼ぶ。
「二人の絆、今日の戦いで見事だった。だが、天魔皇は別格だ。」
風翔が拳を握る。
「師匠、どんな敵でも、俺と月瑠なら倒せるぜ!」
月瑠が頷く。
「風翔のバカさ加減、嫌いじゃないわ。師匠、任せて。」
雷雲峰は微笑む。
「お前たちの絆は、俺の誇りだ。だが、気を抜くな。」
二人は頷き、訓練場で剣を磨く。
銀光の月が、二人を照らす。
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