パート3:師弟の絆

黒冥艦の広間。

雷雲峰と闇皇の戦いが、激化していた。

銀光の剣気と緋炎の双刀がぶつかり合い、火花が散る。

闇皇の血時刃が、時間軸を歪め、雷雲峰の動きを遅らせる。

「汝の力、所詮は未完成だ!」

闇皇が嗤い、双刀を振るう。

雷雲峰は絶対霊剣で双刀の軌跡を捉え、剣で弾く。

だが、時間の歪みが彼の体を蝕む。

緋炎の血が滴り、視界が揺れる。

弟子たちが叫ぶ。

「師匠、負けるな!」

風翔が剣を振り、衛兵を切り裂く。

月瑠の双剣が舞い、敵を翻弄。

岩虎の大槌が衛兵を吹き飛ばし、霧花の槍が陣を守る。

蒼羽の矢が闇皇を狙い、翠蓮が薬で仲間を癒す。

雷雲峰は弟子たちの声を聞き、深蒼の瞳に力を取り戻す。

「俺一人じゃない。仲間がいる!」

量子霊神の粒子を活性化。

体が軋むが、緋炎の意志で耐える。

「時斬乱舞・極!」

新たな奥義が炸裂。

剣気が時間軸を完全に切り裂き、闇皇の血時刃を砕く。

闇皇が後退し、驚愕の声を上げる。

「何…この力は!」

雷雲峰は叫ぶ。

「弟子たちの絆が、俺の力だ!」

風翔が笑う。

「師匠、かっこいいぜ!」

月瑠が微笑む。

「やっと本気ね、師匠。」

岩虎が豪笑。

「よっしゃ! 師匠、ぶちかませ!」

蒼羽が冷静に言う。

「師匠、俺の矢で援護します。」

霧花が槍を振り、言う。

「師匠、共に戦う!」

翠蓮が薬を配り、微笑む。

「皆の心、繋がってるよ。」

雷雲峰は弟子たちの絆を感じ、量子霊神の力を解放。

銀光の剣気が広間を照らし、緋炎のオーラが闇を焼き尽くす。

「闇皇、終わりだ!」

剣が闇皇の胸を貫き、血時刃が砕ける。

闇皇は膝をつき、呟く。

「…量子霊神、恐るべき力。だが、武林の闇は…。」

彼は息絶え、広間に静寂が戻る。

黒冥艦の霊気が消え、霧が晴れる。

雷雲峰は剣を収め、弟子たちに駆け寄る。

「皆、よくやった。」

風翔が抱きつき、笑う。

「師匠、勝った! 俺たち、最強だ!」

月瑠が微笑む。

「まだ油断はできないけど…悪くないわ。」

岩虎が大槌を担ぎ、言う。

「師匠、俺、もっと強くなるぜ!」

蒼羽が弓を下ろし、頷く。

「師匠の背中、追いかけます。」

霧花が槍を握り、言う。

「仲間と戦えた。私、変われたよ。」

翠蓮が微笑む。

「皆の絆、最高の薬だね。」

雷雲峰は深蒼の瞳で弟子たちを見回す。

「お前たちは、俺の誇りだ。だが、戦いはまだ終わらない。」

量子霊神の声が響く。

「闇皇は一つの影に過ぎぬ。真の敵が、武林の深淵に潜む。」

一行は黒冥艦を後にし、霊峰道場へ戻る。

銀光の月が、道を照らす。

新たな敵の予感が、武林大陸を包む。

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