第3話 いきなりマニアックな良音を聴かされる
「さて今日はいよいよ学園の良い音探しに出発だよ」
「まず、私が見つけた音をキミに紹介するね」
「こっちだよ」
//SE 手の平同士が合わさる乾いた音(彼女が手を握る)
「(ど、ドサクサに紛れてキミと手を繋いじゃった……っ!)」//照れながら
//SE 響くような心臓の音
「(自分の心臓の音が聞こえる)」
「(これも……良い音の一つ……かな。えへへ)」
◆
//SE 二人並んで廊下を歩く音
//少し歩いてから足を止める
「さっ、着いたね」
「ん? 下駄箱なんかに良い音があるのかって?」
「それがあるんだな。さっ、目を瞑って耳を澄ませてみて……」
//SE ジャリッと砂の上を歩く音
「砂の上を歩く音しゅきぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」
「ね! ね! 良い音でしょ!? 靴を履き替えて外に出た瞬間に砂の音がするの。ジャリッジャリって。砂を踏んだ時の音ってこんなに良い音なんだって知らなかっただろぉ~」//興奮しながら
「え? マニアック過ぎるって?」
「でも良い音には変わりないじゃん! そう思わない!?」//焦りながら高圧的に
「えへへ。でしょう~? キミもこの音に気に入ってくれたみたいだね。嬉しいな」//はにかむように
「もっと一緒に聞いていようよ」
「あっ、手は離さないでね? 手を繋いで一緒に音を聞くんだよ」
「(心臓の音と砂の音が混ざって……心地良いハーモニーになるから)」
//SE ジャリッと砂の上を歩く音
//SE 心臓の音(強め)
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