票のない国への応援コメント
拝読しました。
打算ありの奉仕と村社会の悪意が混ざったやるせないホラーで、短い分量にも関わらず胸に重いものが残りました。
夢野さん自身は決して悪人ではないので、村に祟るにしても「夢野仁に、清き一票を。」という囁きだけなのでしょうね。
心に残るお話をありがとうございました。
作者からの返信
感想ありがとうございます。 「胸に重いものが残った」と言ってもらえて、書いた甲斐がありました。
夢野仁は、理想を信じすぎた人間です。 だからこそ、祟るにしても“囁き”くらいしかできない。 それが彼らしいし、彼の限界でもあると思っています。
村社会の打算や無関心は、現実にもよくある話で、そこに少しだけホラーを混ぜてみました。 読んだ人の中に、何か引っかかるものが残ればいいなと思って書いたので、そう言ってもらえて嬉しいです。
本当にありがとうございました。
編集済
票のない国への応援コメント
これは、山里の奥にひっそりと存在していそうな話で、胸が締め付けられますね。仁の悔しさがこもった煙と灰が風に乗り、村へと舞い戻る姿に、涙が止まりません。
作者からの返信
読んでくださり、本当にありがとうございます。
仁の物語に、こんなにも丁寧に心を寄せていただけたこと、胸がいっぱいです。
「民主主義の脆さ」や「人間の心の複雑さ」といった深いテーマに触れていただき、作者としては、言葉にならないほど嬉しく、そして少し怖くもあります。というのも、仁の姿には、僕自身の中にある“信じたい気持ち”と“疑いたくなる気持ち”が混ざっていて、それを物語に落とし込むのは、正直とても難儀でした。
ご感想の中にあった「煙と灰が風に乗り、村へと舞い戻る姿に、涙が止まりません」という一文は、まるで仁の魂が報われたようで、僕自身が救われた気持ちになりました。
日常の中でも、ちょっとした「頼まれごと」が、いつの間にか「当然の義務」になってしまうことってありますよね。僕も、近所づきあいの中で、軽い気持ちで始めたことが、気づけば“終わりのない役割”になっていた経験があります。それが村という閉じた空間で起きたら…と想像すると、仁の孤独は、決して遠い世界の話ではないのかもしれません。
もし僕が仁だったら――その問いは、書いている間ずっと頭の中にありました。だからこそ、彼の最後の選択には、僕自身の弱さも、願いも、混ざっている気がします。
こんなにも深く受け止めてくださったことに、心から感謝します。