第3話 幼馴染

私が産まれた、その二日前。同じ病院で男の子が産まれたんですね。

まあ、その子がいわゆるタイトルに書いてある「幼馴染」です。

なんでもお母さん同士が病院で出会って何故か友達になったからこっちも会うようになったんだとか。


……へぇ〜。


まあ、この子とは保育園、小学校は同じで中学校で離れるんですけど。でも家は近いから未だに遊んだりしてますね。遊んでくれてありがとー。

小さい頃は結構公園とか動物園とか潮干狩りとか一緒に行ってた記憶……。

またあの頃に戻りたいよ。


誕生日二日違いなもので、そりゃあ誕生日お互いに忘れんのですわ。小さい頃からずーっとバースデーカード書いてる。

……もう中1だぞ?そろそろ痛いって思われるかお似合いって揶揄われる歳だってことは自覚すべき。


まぁ〜……幼馴染に関しては自慢したいことばっかですわ。

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