第3話

短歌を詠むのを練習したいので?つれづれに書き留めます。


<とぼとぼと 日照りを歩き汗みずく 帰って浴びる水夢甘露>

<滴りぬ 眼にも彩なす 深緑 お伽噺の森の記憶に>

<粒よりに青柿が生る生垣に夏の逝きたる薫り仄かに>

<眉を引き きりりと武者の顔作る 鼻筋光る朝の姿見>

<「空海の風景」という本あったなあ未読なるゆえ憧憬魅惑>

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