高嶺の花だった美少女生徒会長が僕だけにデレるご奉仕メイドになった!?~双子の妹まで日替わりで甘えてくるなんて理性がぶっ飛んじゃいます!!~【ASМR】

kazuchi

第1話 高嶺の花だった片想いの美少女生徒会長が僕の専属メイドになった衝撃の一夜!?

 ASMR台本 第1話

【場面設定:生徒会役員室-放課後】

 <環境音>


 SE:初秋の残暑を感じる窓からの風音(遠く、持続)

 SE:吹奏楽部の練習音(校舎の奥から微かに、断続的)

 SE:野球部の掛け声と打球音(窓の外、適度な距離感、時々)



 生徒会長、宮本美織みやもとみおり

 「……我がクラスの文化祭行事は」


(演技指示)透き通るような澄んだ声。鈴の音のように綺麗に響かせて


 「期間限定のメイド喫茶で」


 「多数決にて承認されました」


 SE:書類をめくる音


 「特別メニューやメイド衣装の詳細は」


 少しだけ語尾を柔らかく


 「配られたプリントを各自、熟読しておいてください」


 SE:遠くの吹奏楽の音

 SE:終礼のチャイム音


 「時間ですね」


 SE:ふぅ、と吐息


 吐息混じりに、ほっとした様子で


 「今日はここまでにしましょう」


 SE:複数人が椅子から立ち上がる音

 SE:椅子を机にしまう音

 SE:引き戸が開く音

 SE:複数の足音が廊下へ。ざわざわとした校内の環境音



【二人きりになる】


 「……ちょっと」


 少し距離を詰めて、ささやくように(右耳寄り)


 「お話してもいいかしら」


 SE:主人公の心臓の鼓動が速まる音(背景音として持続)


 「……あなた」


 間を置いて、心配そうに


 「どうかしたの?」


 SE:衣擦れ音・近づく気配


 「顔が真っ赤よ」


 優しく覗き込むように(中央・至近距離)


 「腕の怪我が痛むとか?」


 SE:小さく息を呑む音


 「怪我のせいじゃないの」


 「ふぅっ」


 SE:ほっとした吐息



 普段のクールさが緩み、年相応の可愛らしさが滲む声で


 「良かったぁ」


 「文化祭の準備であなたに無理をさせたのは私だから」


 少しうつむき加減で申し訳なさそうに


 「心配してしまったの」


 SE:吐息


 「あなたが階段から落ちて腕を怪我した日も」


 自分を責めるように声のトーンが沈む


 「資料作成に…私が遅くまで付き合わせてしまったから」


 SE:窓の外の野球部の声


 「えっ!?」


 驚いて(中央)


 「僕の怪我は生徒会長のせいじゃない、って?」


 「いいえ、それは違うわ」


 すぐに真面目な表情に戻り、きっぱりと


 「私がクラスの文化祭でも責任者だから」


 SE:吐息


 「あなたを心配するのは当然なのよ」


 責任感の強さが滲む口調で



 SE:主人公が怪我した腕をかばい、逆の手で鞄を持とうとする音


 「あっ」


 SE:小さく息を呑む音


 「やっぱり」


 切なそうに(左耳寄り)


 「一人じゃ無理なのね」


【告白に近い提案】

 「……ねえ」


 意を決したように(中央・やや至近距離)


 「腕の怪我で日常生活が大変なんじゃないの」


 SE:少し近づく足音


 「今日の放課後」


 SE:吐息


 「家事のお手伝いに行ってあげましょうか?」


 控えめに、でも真剣に


 「たしか、あなたは」


 声のトーンが少し下がる


 「一人で暮らしているのよね」


 「どうして僕の家庭の事情に詳しいのか、って?」


 「え、ええっと、それは」


 明らかに動揺、言葉に詰まる



 SE:慌てた吐息


 「……べ、別に」


 慌てて


 「私は生徒会長として、役員のあなたの怪我を心配しているだけなんだからね!」


 早口で少し声が裏返る


 「か、勘違いしないでくれる?」


 「わ、悪いけど、私は職員室に…鍵を返却しないと」


 話題を遮るように


 「じゃあ、お先に失礼するわね」


 少し逃げるように



 SE:足早に立ち去る足音

 SE:引き戸が開いて閉まる音

 SE:次第に遠ざかる足音

 SE:窓の外の野球部の歓声が大きくなる

 SE:吹奏楽部の演奏がクライマックスへ

 SE:すべての音が次第にフェードアウト



【場面転換:主人公の家・夕方】

 <環境音>


 秋の気配を感じる静かな風音(持続)

 虫の声(コオロギなど、遠くで、持続)



【玄関チャイム】


 SE:玄関チャイムの音


 美織(インターフォン越し):「宅急便でーす」


 わざと声色を変えて、宅急便の女性風に



 SE:主人公が玄関へ向かう足音(室内の響き)

 SE:鍵を開ける音

 SE:ドアが開く音

 SE:軽い靴音

 SE:重い荷物が置かれる音



【メイド姿の美織】

 「…うふっ♡」


 いたずらっぽく、楽しそうに(中央)


 「来ちゃった」


 メイド服姿で美織が立っている。少し恥ずかしそうに


 「甘々、空間ゾーンから」


 SE:メイド服の衣擦れ音


 「あなた専用のかわいいメイドをお届けしま~す♡」


 渾身こんしんの可愛らしい声で


 「ええっと」


 少し不安そうに


 「ハートマークはこうかしら?」


 SE:メイド服の胸元で両手でハートを作る音(衣擦れ)


 「派遣メイド一号のみおりんです!!」


 満面の笑みで、明るく



 SE:美織が息を呑む音

 SE:衣擦れが止まる



【主人公が無反応で泣き出す美織】

 「あ、あなたは、何で笑わないの!?」


 焦りと恥ずかしさが混じった声


 SE:吐息が荒くなる


 「み、美織が努力して」


 SE:声が震える


 「練習を重ねてきたかわいいメイドさんの、決めポーズと決めせりふだったのに!」


 声が震える


 「この衣装だって恥ずかしいけど」


 SE:涙声になる


 「わざわざ家から着てきたんじゃないっ!!」


 顔を両手で覆い、くぐもった声で



 SE:泣きじゃくる呼吸音


 「あなたが教室や生徒会でも」


 泣き声になりながら


 「ときおり暗い表情を見せるから」


 SE:すすり泣く音


 「私、少しでも笑顔になって貰いたかったの!」


 感情が溢れて



 SE:泣き声と吐息


 「だからメイド服なんか着ちゃったりして」


 自嘲気味に


 「本当に馬鹿みたい」


 SE:涙がこぼれる音


 「とんだ道化師ピエロね」


 幼い女の子のように泣きじゃくる



【主人公が抱きしめる】


 SE:主人公が美織の肩をそっと抱く音

 SE:衣擦れ(左寄り中央)


 「ええっ…。あっ」


 SE:びっくりして息を呑む


 「嘘でしょ!?」


 驚きで声が上ずる



 SE:美織の心臓の鼓動が急激に速まる(背景音として持続)

 SE:後ずさりして荷物につまずく音


 「きゃあああっ!」


 SE:もつれ合いながら倒れる音

 SE:肌と肌が触れ合う柔らかな音



【倒れた二人】


(美織を下に、主人公が覆いかぶさる形に)


 「はぁっ、んっ?」


 息が乱れている。状況が掴めない様子



 SE:荒い呼吸音


 「えっ、どこも痛くない」


 驚きながら


 「あなたが、とっさに私をかばってくれたの?」


 気づいて声が震える



 SE:美織が床から半身を起こす(ゆっくりと)

 SE:メイド服の衣擦れ


 「ああっ!」


 SE:ハッとした声


 「怪我をした腕を下敷きにして!」


 驚きと心配で声が大きくなる



 SE:吐息


 「どうしてなのよ……」


 涙声で責めるように


 「治るのが遅くなったらどうするつもりなの!」


 SE:すすり泣く声


 「あなたに、これ以上負担をかけたくないの」


 涙声で訴えかける


 「だから、お願い」


 懇願するように(中央・至近距離)


 「絶対に無茶なことはもうしないで欲しい」


 SE:震える吐息


 「あなたに、もしものことがあったら」


 主人公の耳元で、ささやくように(右耳・至近距離)


 「私、生きていけない」


 SE:吐息が主人公の頬にかかる音(右頬)



【抱き合う二人】


 SE:お互いの身体を抱きしめ合う音

 SE:激しい衣擦れ

 SE:お互いの鼓動が一気に高まる(重なり合う)


 「怪我が治るまで」


 勇気を振り絞って(右耳・ささやき)


 「美織を専属メイドとして」


 SE:吐息


 「あなたの身の回りのお世話をさせてください」


 健気に、決意を込めた口調で


 「私は何だってする覚悟で、……ここに来たの」


 真剣に



 SE:主人公の背中に回した美織の腕に力が込められる音

 SE:衣擦れ音


 「あなたの傷ついた心と身体を……」


 ささやくように、優しく(右耳・至近距離)



 SE:熱い吐息がかかる音


 「全力で癒してあげたい」


 深い決意を込めて



 <環境音>


 秋の気配を感じる風音

 静かな虫の声

 すべての音が次第にフェードアウト

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