ダンジョン完成!
ダンジョン内部 最深部スーワ用薬草畑
そこにはみんなが集まっていた。
「みんな このダンジョンは完成間近だ装飾品、宝、料理バフ、は終わりあとはボス召喚で完成だ!」
『おおおお!』
単純作業のみで刺激の少ない現在新たな仲間はみんなを興奮させた。
「じゃあ 召喚するぞ まずはスワームの2回進化したハイスワーム!」
ダンジョンコアが空中をタップして正面に光が現れそこから1メートル程のスワームが現れた。
「初めましてダンジョンコア様。」カチカチ
「オオオ オオキイ」
カチカチ
「でかーい」「おおきいー」「...でっか」カチカチ
「うわっ スワーム達はまだいけるけどこのサイズはビビるな。」
「わぁ かっこかわいぃですぅ」
「おやおや素敵なお嬢さんだ、私はハイスワーム貴方は?」
「スワームプリンセスのスーワですぅ」
「そうか素敵な名だこの後一緒に酸液でもどう?」
「すみませんがぁ私子供いるのでぇ」
「ママー」「あれ誰ー?」「新しいおおきいおとーと?」
「そっそうかまっまあ、先輩と親睦は深められなかったのは残念だがみんなよろしく頼むよ、ダンジョンコア様に、美しいダンジョンマスター様に、ゴブリン達に、オーク、ヴァンパイア、人間...人間!?」
その時ヴァンパイアが間に入りハイスワームを叩き潰す。
「ハイスワーム彼は被鮫我々の仲間だ。」
「いったぃ なんで殴るのだまだ何もしてないだろう。」
「前に同じ種族が襲おうとしたからな念の為だ。」
「その節はすみません被鮫さん」
「そうかまあ わかった よろしくな人間。」
「よろしく 東瀬被鮫だ俺は雑用メインで料理や、ポーション作りをしているあと子供たちの世話だ。」
カチカチ
「パパ〜」 「パパ好きー」「...♡」
カチカチ
「そうか よろしくな ひ さ め」
ハイスワームが殺意のこもった目で見てくるが被鮫は気づかない。
「おう よろしく」
「挨拶はあらかた終わったな、じゃあ ゴーストのボス出すぞゴーストの3進化魔族のハイレイスだ。」
ダンジョンコアがまた空中をタップし光が現れる。
そこからは白髪で足先と髪先が半透明なふよふよと浮いてる少女が現れた。
「はじめましてダンジョンコア様私h」
「おやおやこれは素敵な髪色のお嬢さんだ私は「先輩」のハイスワームだよろしく頼むよ。」
「誰ですか貴方、自己紹介に首突っ込まないでください。」
「. . . カチカチ」
「改めまして私はハイレイスでございます、皆様方よろしくお願いしますちなみに先程のキモ虫は何んですか?」
ハイレイスがハイスワームを無視して自己紹介する。
「私はヴァンパイア先に言うがあそこの人間は味方の被鮫だ、あとさっきの「デカ」キモ虫は少し先に召喚された君の同期のボスのハイスワームだ、ちなみにかなり先に召喚されたもう1人の同期にゴブリンジェネラル...あそこの彼だ。」
ゴブリンジェネラルが遠目から手を振る。
「あっどうもー同じ同期同士頑張りましょう。」
ハイレイスが手を振りかえす。
「後さっきの「デカ」キモ虫の低級と上級の同じ種族がいるが、そいつらとデカキモ虫同じ種族なだけで関係はないから仲良くしてやってくれ。」
「わかりました!」
「じゃ挨拶も済んだようだしこれからの仕事を皆に言い渡すぞ。」
『はい!』
皆が姿勢を正しある程度整列する。
「まずは今日の通路はゴブリンの通路以外は解放だ、その為ゴブリン達は皆今日はポーション造りに励め、そしてゴブリンジェネラルは特訓しておけ。」
『ワカリマシタ!』「わかッタ」
「次はスワーム達は、通路を徘徊し冒険者を待てそして常にクリティカルバフ料理を食べてバフを切らすなよ。」
カチカチ
「わかった!マスタ~さま」「うんがんばる!」 「…コク」
「ハイスワームはボス部屋で待機しておけ次!ハイレイス貴様も待機だが壁をすり抜け透明化するスキルで、スポナーのゴーストたちに命令を与えて円滑に戦いを進めておけ。」
「わかりました初の仕事がんばらせていたd」「ふっ私はボスだったのか期待が重いが答えようじゃないか!」
「最後に被鮫、スーワ、ヴァンパイアはいつもどうりポーション作りや特訓や卵産みなどをしておけじゃ解散!」
『はい!』
ダンジョンコアの命令を受けみんなは自らの仕事場に向かう。
スタスタ トコトコ カチカチ ふよふよ
「シャーシャー」
「あっストーンスネーク忘れてた。」
ガーン!!
「まあ貴様はいつも通り卵でも入手してくれ。」
「シャーシャー」
冒険者ギルド内 掲示板前
「うーん 今日はどの依頼を受けようトーシなんかいいのあるか?」
「えーと1度やりましたが油断大敵の洞窟の調査はどうですか実際私他の通路が気になるんです。」
「いいな じゃこれにするかそうだ 被鮫達も誘うか?」
「でもどこにいるんでしょう、たまに見かけるだけですしまあまたあったら誘いましょう。」
「だなじゃ受付に行くか。」
ヒイロが依頼紙を持って受付嬢に渡す。
「はい 次の方あっ ヒイロさん またこの依頼ですね頑張って下さい!」
「ありがとうございますでわ。」
スタスタ
ヒイロとトーシは冒険者ギルドを出て迷いの森の中にある油断大敵の洞窟まで歩いて行く。
「ついたな」「はいでは中に入りましょう。」
スタスタ
2人は中を歩いていき1つ気づく。
「あれ藁の山消えてないか?」「あっ本当ですね前来た時はあったのに今はありません。」
「この事を書いておくか。」
ヒイロは紙と羽ペンを取り出し見たことを書いていく。
スタスタ
「じゃあ他も通路はどうかな 空いてるかな?」
目の前の3つ通路にはゴブリンの石像、スワームの石像そしてゴーストの石像があり左のゴブリンの石像の通路はしまっていた。
「あっ 空いてますね これでほかの通路の調査ができます!」
「多分石像が出てくる魔物を教えてくれてるな、真ん中が虫で右がゴーストか。」
「真ん中は多分スワームですね、高い防御力と酸液を持ちます。」
「じゃまずはスワームの通路行くか前衛はるから後衛頼む。」
「わかりました」
スタスタスタスタ
カチカチ
「!出たスワームだ オラァ!」
ギン! ガガガ!
ヒイロはスワームに切り掛かるが甲殻が硬く弾かれた。
「くっ本当に硬いな、トーシ魔法頼む・」
「詠唱終わりました、ファイアーボール!」
ヒューン ドガーーーン!!
トーシの杖の先から火の玉が現れ轟音を響かせながら爆発する。
カッチ カチ
「いまだ甲殻の間を」 シュ
その時横から守るように別のスワームが現れヒイロの攻撃を防ぐ。
カン!
「いつの間に!? しかも手負のやつ後ろに引いてる虫系と狼系は総じてこれ、連携がうざい。」
「あれなんか手負の奴なんかポーション飲んでませんか?」
「そんなまさか」
ゴクゴク
手負のスワームは別のスワームが持ってきたポーションを飲み体力を回復した。
「...これ多分ジリ貧になるから今のうちに逃げよう。」
「ですね一撃で倒せる火力がないので引かれて回復され立て直されます。」
たったった
ヒイロとトーシは虫相手に逃げ出した!
「通路の入り口まで戻ってきたな、多分ここまでは来ないだろう。」
「ですねでは少し休みながらあった事を書きましょう。」
「わかったその後もう1つの通路に行こう。」
カキカキ
ヒイロはスワームの連携と回復ポーションのことを紙に書き、少し休んでからもう1つの通路に行くことにした。
「じゃもう1つの通路に行くかここはゴーストだよな。」
「はい物理無効なので剣貸してください。」
ヒイロはトーシに剣を預けトーシは魔法を唱える。
「火の力よこの剣に集まり力宿せ 『ファイアエンチャント』」
魔法の効果により剣が燃え始め火を宿した。
「ありがとうこれで攻撃が効く。」
ヒイロはトーシに剣を返してもらいゴーストの通路を進む。
トコトコトコ
ヒュー
「出たなゴーストくらえ。」 ザシュ
シュワーー
ヒイロは燃えた剣で切りかかり一撃でゴーストを倒す。
「一撃とは流石です。」 「たまたまだよ。」
2人はどんどん奥に進みたまに現れたゴーストを倒して、宝箱を見つける。
「あっ宝箱だ」
「ゴブリンの方で罠があったので後ろから開けましょう。」
ヒイロは後ろから宝箱を開けると罠はなく中には、
「あっまたポーションですね。」
「でも今回は赤いポーションこれは何のポーションだ?」
「これは炸裂のポーションですね小さな爆発を何回も起こす時間稼ぎ用のポーションです。」
「なるほどだがここで出た回復のポーションは回復量が高かったし案外火力が高いかもな。」
「確かにそうかもですね。」
トコトコトコ
ヒュー
「またゴーストか」
「あれなんか身体に入っていませんか?」
現れたゴーストの体には赤いポーションと鍵が入っておりヒイロ達に気づかずふよふよと浮いている、
それをみて2人はすぐさま壁に隠れチャンスを伺う。
ヒソヒソ
(あの鍵って多分ボス部屋の鍵だよな。)
(ゴブリンの所と構造が同じでしたらおそらくそうですね、
でもあのポーションが少し不安ですあれがここで出る他のポーションと同じ品質でしたら、かなりの火力が出ます近接で攻撃したら爆発しますよ。)
(じゃあ俺が宝箱で出た炸裂のポーション使って時間稼ぐから、その間に魔法で倒してくれ。)
(わかりました)
2人は物陰に隠れ作戦会議しそれを実行する。
さっ たったった
ヒュン ヒイロが飛物陰からとび出て炸裂のポーションを投げつける。
ドパパパパパ ドドドド ドカーン!!
そしてゴーストは爆発した先を見続けその隙にトーシが魔法を撃ち倒す。
『ファイアーボール!』
ヒューン ドカーン!! ドパパパパ ドドドド ドカン!
無事に倒せはしたがゴーストの体にあった炸裂のポーションが誘爆し、ポーションの容器のガラスが弾け飛ぶ。
シュシュシュシュ
ザクザクザク
「ぐわぁ」
「ヒイロ!!大丈夫!?」
弾け飛んだ破片はヒイロに当たりトーシは慌てて敬語を忘れて駆け寄る。
「ああ大丈夫だ少し怪我しただけポーションくれ。」
「はい今出す えーと あったこれ使って被鮫からもらった奴効果いいからほら。」
ジョボボボボ
トーシはポーションを掛けヒイロの傷は回復する。
「はぁ はぁ もう大丈夫だありがとう。」
「うっうう良かった〜私のせいだ私が気を付けてたら誘爆しなかったのに。」
「いや違うよ僕が気を付けていれば盾で守れたし、誘爆に気づけた僕の責任だから気のすることはない。」
「うっでも」
「大丈夫だってそれよりもほらこれ。」
ヒイロは手に入れた鍵を見せ。
「これでボス部屋行こう気になってたんでしょ?」
「はっはい 行きましょう」
トコトコトコトコ
歩いた先には大きな扉があり手に入れた鍵が入りそうな錠前がついてる。
「ついたなじゃ開けるよ。」
ガチャ 鍵を入れ回すと鍵と錠前が光となって消え扉が開く。
「でわ」 キーーィィ
「ふっふっふっよく来たな侵入者よ、私の初仕事の手柄となるが良i
えちょm 」
ガチャン ヒイロは扉を閉める、そしたら錠前が復活して扉に鍵かかる。
「あれは魔族の何だ?」 「あれは多分ゴーストの3回進化した魔物のハイレイスですね、物理無効なので勝てません、まあおそらく上位種なのは何となくわかっていたので見れただけでも満足です!」
「じゃあ引き返すかそれとハイレイスの事も書こう、ボス部屋のことが知れたから報酬がうまいぞ〜」
「ですね今日は豪遊しましょう♪」
トコトコトコトコ
2人はダンジョンを出て迷いの森を抜けサイスタの街のギルドに入り、あったことを報告する。
「...わかりましたあのダンジョンはそうなっていたんですね、でわこちら通路の情報の金貨4枚と奥の扉の情報の金貨5枚系9枚ですお受け取りください。」
「ありがとうございます」
ヒイロは報酬を受け取りトーシのいる席に行く。
「もらってきたぞじゃ」
『豪遊だ!!』
────────────────────────────────────
スワームの通路
スワームの通路は元は最初っからあった通路を改造したものであり改変部分は主にスワーム専用の小さな穴作り
見た目は穴あきチーズのように所々穴がある見た目でそれ以外はゴブリンの通路と同じ
感想お願いします!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます