ボス召喚そして宣伝に…
ダンジョン内部 ボス部屋前
「ではこれからボスを召喚する。
」
『おおおお!』みんなが興奮する。
「オレラノ コウハイダナ」
「お前らの進化系でもあるがな。」ヴァンパイアが言う。
「私の後輩ぃ! 楽しみですぅ」
「では まずはゴブリンジェネラルだ。」
ダンジョンコアは空中をタップして光が現れる。
ピカーン
光の中から大剣を持った大柄なゴブリンが現れた。
「ドウも ゴブリンジェネラルだ」
「よろしく私はダンジョンコアそして先に言うが「この人間は」仲間だ攻撃するなよ。」
「よう東瀬被鮫だよろしく。」
ダンジョンコアが忠告する。
「?あア わかッた 「この人間は」襲わない。」
「一応私からもみんなに自己紹介させよう、彼はゴブリンジェネラルこのダンジョンのボスとして生み出し、15000DPを使って体術の『スイング』と『バッシュ』『シールドバッシュ』の3つを習得させた近接特化のボスだ、彼は基本ボス部屋待機で会う頻度は少ないだろうが挨拶しておけ。」
「ヨロシク オレラハ センパイノゴブリンダ!」
「ヨロシク」 「ヨロピク」「ヨロ!」
ゴブリンたちが皆挨拶をする。
「よろシク お願イする センパイ」
「キャー センパイ イワレタ ウレシイ!」
次にスーワが挨拶をする。
「私はぁ 貴方の「先輩」のスーワですぅ よろしくお願いしますぅ」
「ヨロしく オ願いしマス スーワセン輩」
「子供以外にも後輩ができましたぁ」
最後にヴァンパイアが、
「よろしくな 私はここのラスボスヴァンパイアだ同じボスが増えて嬉しいよ。」
「いつラスボスになったのお前。」
「サックバット時代からだ被鮫...まあそれは置いといてよろしくな。」
「よロシく ラスぼす」
「ヴァンパイアだ」
みんなが挨拶し終わった頃にダンジョンコアが、
「みんな挨拶ができたようだな本来ならもう1人のボスも召喚したいが、これからこのダンジョンを被鮫とスーワに宣伝させる、そのため念の為にDPは残しておきたい。」
「初耳なんだが」
「言ってないから初耳だぞ。」
「...わかったで 何をすれば良い?」
ダンジョンコアは体の中から金のゴブレットを出し被鮫に渡す。
「これをこのダンジョンで入手したと言うことと、このダンジョンが急成長したことなどを言って欲しい。」
「汚ったね まあ了解。」
被鮫はゴブレットの端を持ち了承する。
「他にはぁ ありますかぁ?」
「そしてもう1つはよいしょ、この金貨でゴブリンジェネラル用のアクセサリーを買って欲しい。」
ダンジョンコアは金貨が入った袋を取り出す。
「アクセサリー? 何おめかしさせたいの?」
「装備のアクセサリーだ、もしかしてお前の世界にはないのか?つけると強くなるもの 、と言うか襲撃の時に手枷を渡しただろうそれについて疑問は無かったのか?」
「その時は襲撃で頭はいっぱいだったんだよ、あと俺の世界にはつけるよ強くなるものはない。」
それを聞いてダンジョンコアは驚く。
「本当か?むしろ何があるんだ貴様の世界には。」
「ほとんど何もないね。」
「そうか教えるのが面倒だなわからないことがあるならスーワに聞いとけ。」
「了解」
「でわぁ被鮫さんサイスタの街へぇ ゴォー!」
被鮫は森を歩きながらスーワに質問をする。
「なあ 何でダンジョンコアはDPでアクセサリー生まないんだ?」
「さぁ ダンジョンのDPに関する知識は生まれた時からある知識には含まれてないのでぇわかりません。」
「そうなんだ、まあ多分高すぎるか、めんどくさいからついででやらせたとかその辺だろ。」
「そうかもですねぇ あっ 街がみえてきましたよぉ」
スーワが街を指差す。
「おう ようやく着いたかじゃあ入るか。」
被鮫は検問で冒険者カードを見せて、
スーワは奴隷のふりをする事で検問を通った。
「宣伝すればいいんだよな 、このゴブレットどこで換金すればいいんだ?」
被鮫は歩きながらゴブレットを持ち考える。
「とりあえずぅ 冒険者ギルドで見せればいいんじゃないですかぁ?」
「それもそうだな」 被鮫はスーワの提案に乗り、スーワと共に冒険者ギルドへ歩みを進める。
「ありがとうございましたー ...次の方ー」
「こんにちは」「こんにちわぁですぅ」
「はいこんにちわ被鮫さん、スーワさん、今回はどのようなご用件で?」
軽い挨拶の後被鮫はゴブレットを取り出す。
「このゴブレットを売りたいんだがどこで売れますか?」
「とうギルドに換金所も併設してありますが、高値で売りたいならオークションやその手の店に売るといいですよ。」
(やばい話が売る方向にシフトしているどこで手に入れたか伝えなきゃ。)
被鮫は考えを巡らせいい方法を思いついた。
「...そうなんだちなみにたくさん売ったら割引の反対みたいに割り増しみたいな〜」
「たくさん入手できるんですか?」
被鮫はその返事に喜びを露わにする。
「はい!実はこれ迷いの森にあるダンジョンで入手したんですよ。」
「どのダンジョンですか?」
「どっどの?」
「はい、複数個あるのでどのダンジョンですか?」
「あのーゴブリンとオークがいるやつです、洞窟で全体が土でできたあのー」
「油断大敵の洞窟ですか?」
「はい 多分それです。」(名前だっせ)
「あのダンジョンこのようなゴブレットが出るような規模でしたっけ?」
受付嬢が疑問に思う。
「実はですね、そのダンジョン成長してて通路が3つに増えてて、そのうちの1つで見つけたんです。」
「そうなんですかそれはいい報告ですね、あのダンジョン利益がないから破壊するか相談してましたので、このようなものが出てかつ拡張されたのなら破壊の件は消えますね。」
「そっそうなんですね。」被鮫とスーワは恐怖に少し震える。
「通路が2つあらたに増えたとのことですがどのような感じでしたか?」
「実はですねその通路が鉄格子で閉まってて通れなかったんです、なので唯一空いていた左の通路を通りましたそこにはゴブリンがいて宝箱にゴブレットがありました。」
「情報提供ありがとうございます、情報料として銀貨5枚ですどうぞ。」
受付嬢は銀貨5枚をカウンターに出し被鮫に渡す。
「どうも、あとアクセサリーを買いたいんですが店ってどこにありますか?」
「広場から右に行ったところに宝石商がありますよ、きっとスーワちゃんに似合うアクセサリーもあります。」
「装備の方のアクセサリーです、この手枷とかと同じ部類の。」
被鮫は手についた手枷を見せ誤解を解く。
「そうですかすみませんアクセサリー専門のお店や、オークション会場と言うのはこの小さな街にはなくて、ですが武器屋や雑貨店にも少しはありますし一応ギルドに併設された店にアクセサリー専門の棚がありますどうでしょうか?」
「あーじゃあちょっと見させてもらいます。」(ギルドに色々併設されてんな...)
被鮫はスーワを連れ併設された店に入る。
店の中はさまざまなものが棚にありポーションがある棚では人がポーションを吟味したり、武器がある棚では人が試し切りをしてたりと繁盛してた。
「文字読めねぇ スーワわかる?」
「うーん あっあれですぅアクセサリーの棚ぁ」
そこには被鮫が付けてる手枷と同じものや、ただの糸に見えるものや装飾が施された盾 や指輪、ブレスレットなどなど様々な物品があった。
「おっこれ俺が付けてる手枷と一緒じゃん。」
「でも弱いですよ防御1だけあがるのはぁ」
スーワの返事に質問を返す。
「普通はどんな効果なんだ?」
「そこまでは知りませんが少なくても防御系だと防御8上がるのが普通とダンジョンコア様がいってたのを聞きました。」
「低いな... じゃまあ、とりま読んでくれそれで買うか決めよう。」
「わかりましたぁ」
被鮫は適当にあるアクセサリーを取りスーワに読ませる。
「これはぁ ヨーヨーの糸ですねぇヨーヨーの射程が伸びますぅあと エンチャントで頑丈と言うのがついてるので装備すれば防御が4上がりますぅ」
「この糸が手枷以上とかマジかよ... てかヨーヨー!?ヨーヨーあんのここ!?」
「はぃ 武器としてありますよぉ」
「えぇぇ…まあいいかじゃこれは?」
被鮫は青い盾を見せる。
「これはぁ コボルトの盾ですぅ 付けると防御2上がってノックバックに耐性がつきますぅ」
「出た手枷以上の奴、手枷カスすぎだろ。」
「はぃ 手枷は弱いアクセサリーとして知識にありますぅ」
「どんだけだよ... じゃあこれは?」
被鮫は赤い指輪と青い宝石が埋まった銀で出来たブレスレットを出す。
「指輪は 再生の指輪で名前の通り付けると再生効果が付与されますぅ
ブレスレット方は魔法系統なのでぇ説明は大丈夫だと思いますぅ渡すのがゴブリンジェネラルで近接特化なのでぇ」
「そうか、ちなみにスーワ的のはどれがいいと思う?」
「わかりません」
「オッケーじゃあ何がいいかお互いよく分からないし、何か説明でシールドバッシュとか言う体術あるらしいし近接なら盾あった方がいいと思うから、コボルトの盾だけ買って他の店見るか。」
「そうですねぇいいと思いますぅ」
買うものを決めカウンターに持って行こうとしたら被鮫は見覚えのある背中を見かけた。
「おっあれヒイロとトーシじゃね?あいつらにこれいい買い物か聞こうぜ。」
「いいですねぇ 私近接キャラじゃないのでぇ少し不安だったんですぅ」
被鮫が後ろから2人の肩に手を回して挨拶する。
ガバッ
「よぉ お前ら久しぶr」
「ギャー!」
「うわぁぁあぁぁぁぁぁぁあああ ひとぉおおおお!!!」
ドゴォ
トーシは驚いて被鮫を突き飛ばす。
「いってぇ 突き飛ばすことないだろ」
「びっくりした 誰だ!! ...何だ被鮫とスーワか何のようだ?」
「こんにちわですぅ」
「ひっ被鮫さん なっ何のようですかまたカツアゲですか!?」
「違うぞ」
「じゃじゃあ何のようですか?」
「お前らに聞きたいことがあってだな、お使いでアクセサリーを買うんだがどんなやつがいいんだ?あっあと装備の方のアクセサリーな。」
「それはいいが...何の役割が持つんだ近接?遠距?」
「体格のいい男で近接だな、考えてたのはこのコボルトの盾なんだがいいと思う?」
「まあ悪くはないと思u」
その時早口でトーシが話を遮った。
「体格の良い人物がつくんですよね、でしたらコボルトの盾はあまりお勧めではありません、どうしたかと言うとコボルトの盾は盾としては小さく使い物にならないからです、あと体格がいいのならノックバック耐性は腐ると思います、ただ他のアクセサリーと合成したアンクの盾などでしたら使い道は...」
いきなりの早口に思わず被鮫は呟いた。
「早口」
「あっ ああああぁぁぁ すみませんすみません」カァァァ
トーシは顔を真っ赤にしヒイロの後ろに隠れる。
「まあとりあえず良くないんだな助言サンキュー」
「あああっあっ」
「...トーシの代わりに返事しておこう、どうも」
「ついでに武器屋とかってどこにある?そこにアクセサリーがあるらしいから見たいんだがあと出来ればついてきてまた助言が欲しい。」
「僕はいいがトーシは...」
コク コク
ヒイロはトーシを見てトーシは頷く。
「良いみたいだ」
「ありがとうじゃ道案内頼むわ。」
ヒイロは背中のくっついたトーシを付けたまま被鮫とスーワに案内する。
トコトコ スタスタ
「ついたぞここが僕たちが懇意にしてる、武器屋鉄の牙だ。」
カラン
ヒイロは扉を開け中に入る。
「親父さん いるかー?」
「おうボウズそんなラブラブな状態で来るとは当てつけか〜おいおい。」
そう言われてトーシはヒイロから離れて鎧の後ろに隠れる。
「ボウズ呼びもラブラブ云々もやめてくださいただのパーティメンバーですから。」
「そうかそうかすまんな、じゃ今日はどんな物を求めにきたんだ?」
「ああ ただ知り合いがアクセサリーを欲しがってて、案内と助言しにきたんだ。」
「こんにちわ東瀬被鮫です。」
「おうよろしく、ボウズに貴族の友達がいたとはびっくりだぜ。」
「えっ!? 被鮫って貴族なのか!?」
「えええええぇぇぇ!?」
ヒイロとトーシが驚く。
「違うぞ」
「何だ苗字があるから勘違いしたわすまんな。」
「何だそうなのか今日一驚いたぞ。」
「で おっさんアクセサリーはどこだ?」
被鮫が質問する
「アクセサリーはこっちの棚だぜ好きに見な。」
そこには色とりどりのアクセサリーがあった。
「おーーたくさんあるなじゃトーシ詳しいみたいだから教えてくれ、どれがいいか。」
「えっああのーまずは欲しい人の特徴をもうちょっと教えてほしいな〜」
「あー大柄で何か近接スキルが3つくらい持ってるよ。」
「...」
情報の適当さに呆れてスーワが代わりに答える。
「えーと大柄な男性でぇ『スイング』『バッシュ』『シールドバッシュ』を持ってて武器は大剣装備は革装備でステータスは近接特化ですぅ魔法は使えません」
「でっでしたらこれとこれがいいと思います。」
トーシは緑の宝石が埋まったグローブと、時計の首飾りを渡してきた。
「こっこちらはフェラルクローで攻撃そくどが12%上がります、大剣使いなら攻撃力は足りるので攻撃速度のほうが重要なので、そしてこっちは正確な時計の首飾りです付けると移動速度低下のデバフを無効化します、大剣使いは重くて移動能力が少ないのでこれである程度弱点をカバーできます。」
「おおおめっちゃ良さそう、早口でなんか悟ったけどやっぱりこういうの詳しいんだな助かるよ。」
「選んでくれてありがとうございますぅ」
被鮫とスーワは感謝しアクセサリーを店主に持っていく。
「これ下さい」
「あいよ 全部で金貨21枚と銀貨6枚だ。」
「これで足りる?」
被鮫はスーワが持っている金貨袋をカウンターに置かせる。
「よいしょぉ」ダン!
「ちょっと待ってろ、えーと金貨が1枚2枚............19枚と20枚うん足りんな!」
「マジかよ あー これで何とか売ってくれない?」
被鮫はゴブレットを店主に渡す。
「いやいいぜ、ボウズの紹介だ割引してやるよ金貨20枚だ!」
「マジ!?ありがとなおっさん。」
「いいってことよ、その代わりボウズと仲良くしてくれよな!」
「ああもちろんだ。」
被鮫はアクセサリーをスーワと一緒に買い店を出る、
そして外にはヒイロとトーシが待ってた。
「どうだ買えたか?」 「ああ 危なかったけどお前らの紹介ってことです割引してもらったわサンキューな!」
「それは良かったじゃ僕たちはいくねまたな。」
「あっちょっと待ってくれ」
被鮫がヒイロとトーシを呼び止める。
「手伝ってくれてありがとなこれ受け取ってくれ。」
被鮫はポーション類と、ゴブレットをヒイロとトーシに渡す。
「いいのか?君のポーションは高品質だから助かるよ、これは回復に防御炸裂のポーションかありがとう。」
「防御のポーション効果どれほどですか?」
トーシが被鮫に聞く。
「防御29上昇だな。」
「すごっ 普通は18〜21ぐらいですよ!?」
「いいのか?こんなにもらってこのゴブレットも...」
「いいよいいよ俺は使わないしいらないし、本当に手伝ってくれてありがとな今度こそまたな。」
「ああまたな」
「まっまたです」
みんなが別れの挨拶をする...スーワを除いて。
「これでお使い終了だな帰るか。」
「宣伝忘れてませんかぁ?」
「あっ」
「あんなところで被鮫達に合うとは思わなかったな。」
「ですね」
「いいポーションも貰ったし。」
「ポーションはいくらあっても困りません。」
「この高そうなゴブレットももらったしいい事するのはいい事だな。」
「ですねこのゴブレット高く売れそうだからもっと欲しいですね。」
「じゃ ダンジョンにでもいくか?」
ガバッ
その時被鮫が2人の肩に腕を回して喋る。
「もっと欲しいならいいダンj」
「ギャー」 「うわぁぁぁぁ」
『被鮫!?』
「よう今回は突き飛ばさなかったな。」
「帰ったんじゃないのか?」
「いやもう1つ用事を忘れていてなお前らもっとそのゴブレットのような物欲しくないか?」
「まあ欲しいけど...何急に」
「そのゴブレットダンジョンで入手したんだがどこのダンジョンだと思う?」
「さぁ?」
「油断大敵の洞窟で入手したんだ。」
「あのダンジョンの規模で手に入るのか?」
「それなんだが何とダンジョンが成長してたんだ!」
「はぃ それでぇ通路が3つに増えてそのうちの1つにぃあったんです一緒にいきませんかぁ?」
「僕はいいぞトーシは?」
ヒイロがトーシに聞く
「いいですよ行きましょう!」
「じゃ 油断大敵の洞窟へ レッツゴー」
『おおおぉぉ!』
────────────────────────────────────
エンチャント
テラリアで言うモディファイア(頑丈なとか幸運な〇〇とかのやつ)
武器防具アクセサリーに着く追加効果付けるとさまざまなステータスが微増する
ちなみに ヒイロとトーシマジで出るとは思いませんでした出るとしても20話30話とかそのぐらいで出ると思いました
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