エンジュ:歌舞練場に花は舞う

 ウソッキーをどかして、次の目的地であるエンジュ方面への道が開けたが、その前に仕事を片付けよう。


【31番道路(キキョウ東)】


 太った男に、コガネ北のゲートで預かった手紙を持たせたポケモンを届けるとお礼をもらえる。改めて書くが、ポケモンごと消えてしまうので誰に持たせるかは要注意。預かった「ひきゃく」は持ち逃げしたほうが得である。


 太った男からは技マシンがもらえる。受け取ったあとにゲート職員に報告すると、さらに「マックスアップ」をもえらる。後回しでも構わないが、忘れないように。



《技マシン50:悪夢》


 眠っているポケモンのみに有効な特殊状態で、毎ターンHPを最大値の1/4ずつ削っていく。目が覚めると解除され、再び眠らせても効果は消えている(かけなおす必要がある)。正直言ってかなりニッチな立ち位置なのだが、捕獲時の削りには役立つ。敵の眠りを解除する手段がないので、運が悪いとそのまま倒してしまうかも知れないが。


 主にメタ読みの部類だが、対戦においては眠らせる技なしで単独でもたせる場合もある。面白いのはポリゴンであり、「テクスチャー」を使うことでゴーストタイプに化けることができる(本作はポリゴンが「シャドーボール」を覚えないので、「悪夢」が唯一のゴースト技)。



【37番道路】


 エンジュへと至る道。ここには3つの「ぼんぐり」が自生しているので、チェックしておきたい。


《赤ぼんぐり》


 レベルボールの材料。相手のレベルが自分のポケモンより低い場合ほど高い補正値がかかる。より具体的には、「敵Lv<自分Lv」で2倍(ハイパーボール相当)、「敵Lv<自分Lv/2」で4倍、「敵Lv<自分Lv/4」で8倍の補正値となる。割り算の端数は切り捨ててから比較する。


 たとえば相手がLv40(いわゆる伝説のポケモンの多くがこのライン)なら、4倍の補正値を得るには、こちらをLv82以上にしなければならない(直感的にはLv81以上と思いがちだが、2で割った後の数値を比較することに注意)。実用的なようでいて、実際のところはハイパーボールより高い効果を発揮する条件はかなり厳しい。レベルが低いポケモンなら容易に8倍補正を得られるが、そのようなケースはもともと捕獲に苦労しない場合が多い。とはいえ汎用的なのは間違いないので、最終的にはこればかり作ることになる。



《黒ぼんぐり》


 ヘビーボールの材料。ポケモンの体重(図鑑の値で100kg単位)に応じて補正値がかかる。大半のポケモン(100kg未満)に対してはマイナスの補正値がかかり、つまりモンスターボールよりも捕獲率が下がってしまうというとんでもないボール。


 実際のところ、このボールがハイパーボールより顕著に有用なケースはルギアに対する場合のみだが、そのルギアに対しては絶大な効果を発揮する。補正値が乗算ではなく加算式のためであり、もともと捕まりにくいルギアに対しては捕獲率が8倍近くまで跳ね上がるのである。


 実際の効果と額面の説明にギャップがあり、効果自体も強力だが非常にピンポイント。オーダーメイドかくあるべしといったピーキーな性能であり、個人的にお気に入りのボールである。まずはこれを10個ほど作ってルギアに挑戦することをおすすめする。



《青ぼんぐり》


 ルアーボールの材料。釣り上げたポケモンに対して3倍の補正値がかかる。効果が非常にシンプルかつ説明に偽りのないガンテツボール界の優等生だが、所詮はハイパーボールの1.5倍の性能に過ぎず、面白みに欠ける。


 そもそも、釣れるポケモンで捕獲困難という例はあまりない。強いて言えば逃げやすいミニリュウなどだが、ミニリュウ狙いで釣りをするなら「黒いまなざし」を仕込んで逃走防止するのは当然である。それに全体的にレベルも低め(ミニリュウやハクリューはLv10で出現する)なので、レベルボールで4倍以上の補正を容易に得られるケースも多い。


 このため「効果自体は悪くないが、作るほどの価値は薄い」と言わざるを得ない。ぼんぐりを複数個渡せるクリスタル版ならローテーションで作るべきではあるのだが。



【エンジュシティ】


 穏やかな雰囲気の古都である。コガネが大阪モチーフなのに対し、こちらは京都モチーフとなっている。



《タイムカプセル解禁》


 ポケモンセンターに入るとマサキが出てきて、タイムカプセルの調整が完了したことを報告してくれる。これで翌日(日付変更後)から利用できる。前作との通信交換が可能になるので、環境があれば進化の石のために送り込んだりしてみると便利。


 当然だが、前作に存在しないポケモンや技を送ることはできない。ポケモンについては図鑑番号を見ればわかるのだが、技については(プレイヤーの知識がない限り)判別できないので、場合によっては逐一確認してダメ出しされるごとに消去するというやたらと面倒な作業が必要。なお技の上書きには、可能なら秘伝マシンを使うと手軽かつ安上がりである。


 一方で、アイテムを持ったポケモンは問題なく送れる。前作において金銀のアイテムが使えるわけではないが、マスクデータとして保持されている。逆に、前作で入手したポケモンも(金銀側で預かったりしていない限り)何らかのアイテムを持っており、この手段でしか手に入らないものも少なくない。


 前作のポケモンの持ち物は入手時点で決定されて(厳密には、前作の時点では無意味だったデータを「持ち物」として利用している)、以降は進化しても変わらない。例えば「プリンから進化したプクリン(水玉リボン)」「野生で直接捕まえたプクリン(黄金の実)」は、それぞれ別のアイテムを持っている。



歌舞練場かぶれんじょう


 舞妓はん達とバトルする。それぞれイーブイの進化系を使ってくる。リアルタイムでのプレイヤーは、ここでエーフィとブラッキーの存在を知ったのだ。ともかく全員倒してから中央の紳士に話しかけると秘伝マシン03(波乗り)を貰える。前作から引き続き、水ポケモンの主力技。覚えれば一気に強くなるので、最初に手に入れよう。



《ダウジングマシン》


 入口近くの家でもらえる。本作においては前作のような反応ミスがなく、正しく画面内に何らかの隠しアイテムが存在する場合のみ反応する。忘れずにもらっておこう。



《焼けた塔》


 街の北西に位置する廃墟。金銀では立ち寄る必要はないが、クリスタルではイベントをこなさないとジム戦ができない。最深部までたどり着くと、眠っていた3体の伝説、すなわちライコウ・エンテイ・スイクンが解き放たれる。以降は各地の草むらでランダムエンカウントしたり、クリスタルのスイクンのみ各地でイベントが発生する。


 この3体は、ランダムで各地の草むらを徘徊する(クリスタルのスイクンのみ後のイベントで固定エンカウントなので対象外)。遭遇すると即座に逃げ出し、逃走を封じても「吠える」で強制的に逃されるので、捕獲難易度は極めて高い。与えたダメージは引き継がれるものの、専用のポケモンを育てないとダメージを与えることすら難しい。手頃に済ませるならLv40のゴーストに「黒いまなざし・催眠術・ナイトヘッド・影分身」だが、用意するのはクリア後でも構わない。



【エンジュジム】


 古風な寺院かと思いきや、リーダーのマツバは意外にも現代っ子のような出で立ちである。使用ポケモンはゴースとその進化系で統一されており、地面やエスパー・悪タイプで弱点を突ける。ただしエスパーは相手からも弱点を突かれるので、やるかやられるかの激戦になる。



《ファントムバッジ》


 ID違いでもLv50までのポケモンが言うことを聞くようになり、「波乗り」が移動中も使える。さらにゴーストタイプの技のダメージを1.125倍に増幅する。エンジュシティ自体は海に面していないが、海に出るための鍵となるバッジ。



《技マシン30:シャドーボール》


 4つ目のジムにして、ようやくシンプルに使える攻撃技が手に入る。追加効果で特防を下げるが、シャドーボール(というかゴースト技全般)は物理攻撃であるということに注意。覚えさせるならユンゲラーなどよりもグランブルあたりが効果的。イーブイは進化前から覚えられる(ゆえに遺伝可能)が、最も活用できるのはブースターである。



【コガネシティ】


《イーブイ入手と進化のヒントについて》


 必須ではない寄り道ルート。マサキが実家に戻っており、話しかけるとイーブイをもらえる。Lv20なので即戦力として起用できなくもない。


 さっそく育ててもよいのだが、進化の石が手に入るのはクリア後である上に超貴重品。タイムカプセルを使って前作に送り込むのが手っ取り早いが通信環境が必要となる。エーフィかブラッキーになつき進化させようにも茨の道で、単純にレベルを上げ続けているだけでは(瀕死などのなつき度ダウンを回避しても)Lv50付近になってしまう。


 テクニックとして、「プラスパワー」などの一時ドーピングアイテムを使おう。200ポイント(コガネシティのお姉さんに「あなたのこと信じてる」と言われる)まではこれでなつき度が上がる。初期値は70なので、理想的には130個投与して一気に200まで持っていきたいが、一番安い350円の「スピーダー」「スペシャルアップ」でも計45500円も必要である。


 なお、エーフィに進化させるならイーブイLv30で「噛みつく」を必ず覚えよう。当時の悪タイプは特殊攻撃扱いなので、エーフィと非常に相性がよい。エスパーに強いエスパーとして頼りになる。もっとも、普通にやっていたらLv30未満で進化させるほうが難しいのだが。Lv20の時点でなつき度200まで上げれば、Lv30でちょうど進化条件を満たす計算である。

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