黒魔女ヴァンパイア

アオバ ツボミ

序章

ガコッ


夜の駅の自販機からジュースが落ちる音が響く


「ん?」


自販機を覗くと買った覚えの無いジュースが見える


ボタン押し間違えたか?と思いつつジュースを手に取る


駅のLEDによって照らされたソレはくびれのある赤茶色なビンだった


そのビンの栓を抜こうと手に力を入れるが全く開かず、手に真っ赤な栓の跡がついてしまった

自販機に栓抜きが付いてないか確認するが、ついてない


辺りを見渡し、誰も見ていない事を確認すると栓を歯で咥える


―—―キュポン


「痛ッ……!」


口の中に鉄のにおいが充満する


口元を手でぬぐうが血のようなものはついていなかった


ビンの飲み口が汚れてないかを確認し、ビンを口に近づけ、

そのままビンを傾け中に入った液体を口に流しこむ


「—―—ッ!?」


想像以上のおいしさに目をい開く


そしてそのまま一気にビンを傾け飲み干してしまった

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