第3話 ブラック

 だからこそ、今は、

「ハラスメント」

 と言われる

「嫌がらせ」

 というものに厳しかったり、

「コンプライアンス違反」

 というものに対して、規制がかかるようにはなってきたが、実際には、

「言葉ではなんとでもいえる」

 ということで、

「ブラック企業が減らない」

 というのも、現実であった。

 特に、

「そんなブラック企業が増えているのか?」

 それとも、

「減らない」

 ということが音大なのか、どちらにしても、大きな社会問題になっているのは事実である。

 特に、

「ブラック企業」

 と言われている時代において、一番問題なのは、

「人手不足」

 という問題である。

 最近では、年代を使って、

「〇〇年問題」

 などと言って騒がれている。

 これは、

「どんどん人手が減っていき、賄えなくなる」

 という問題だった。

 特に、問題点として、

「今の時代だからこそ、需要が増えてきた」

 と言われるところで、

「介護、看護」

 などと、

「少子高齢化」

 という問題が招いた問題である。

 さらには、

「簡略化ができない」

 ということで、

「コンピュータ技術が発展しても、結局は、人の力が必要」

 ということで、介護や看護などはその通りだろう。

 また、運送業も同じで、配達員は、車の運転をしている生身の人間ということだからだ。

「仕分け作業や、ピッキング関係においては、ロボット化というものが先行してはいるが、それでも、そこかで必ず人が介することになるわけで、結局は人手不足」

 ということになる。

 さらに、もう一つの問題として、

「世の中には、失業者があふれているのに、その職に就こうという人がいない」

 ということだ。

 そもそもブラック企業として有名ということで、

「誰が安い給料でこき使われるか」

 ということになるのだ。

 例えば、

「タクシー業界」

 というものでの、ある種のウワサを聞いたことがあるが、こちらも、

「人手不足」

 という問題が深刻のようだ。

 特に、大都市のターミナル前のタクシー乗り場を見ていれば分かるのだが、

「以前は、平日であれば、夕方でも、タクシーがたくさん並んでいて、乗る客がまったくいない」

 という状況であった。

 それが、今では、

「平日でも、タクシーが待っている」

 ということはなく、逆に、

「タクシー街の列が連なっている」

 という状態で、

「まるで、イベントがあった時の、イベント会場前のようだ」

 という状態である。

 その原因としては、一つには、

「世界的なパンデミック」

 というものがあったということが一つである。

 これは、

「伝染病の蔓延」

 ということで、世界のどこに行っても、その伝染病が蔓延していて、そうなると、ほとんどの国が、蔓延を恐れて、鎖国状態ということになり、国内でも、人流抑制ということで、

「都市封鎖」

 ということになったりした。

 日本では、そこまで厳しくはできないが、外国のように、補助金がもれなく出るわけではないので、実際には、

「不公平」

 だったりしたのであった。

 だから、このような、パンデミックの時、

「人流を抑えるために、店は休業」

 ということになるので、電車は、普段の通勤ラッシュの時間でも、一車両に、数人しか載っていないということになるのだった。

 そんなときにタクシーに乗る人がいるわけもない。

 そうなると、タクシー会社には、補助金が出るわけでもなく、そもそもが、

「歩合制」

 ということで、客がいないと、

「最低給料しかでない」

 ということで、

「タクシーというと、年金をもらいながら暮らしている高年齢の人の仕事だ」 

 と言われてきたが、このパンデミックのせいでさらに、給料が出ないともなると、

「やってられない」

 ということで皆辞めていくことになるのだ。

 タクシー会社としても、払う給料が出せないわけで、

「リストラの手間が省けた」

 ということになるだろう。

 実際に、どんどん辞めていく中で、タクシー自体も売り払うという状態だったことだろう。

 しかし、パンデミックも実際には収まってきて、国の体制も今までの厳しいものではなくなり、次第に、

「以前の生活に戻る」

 ということになってきた。

 他の業界であれば、離れた人も戻ってくるというのが、普通で、

「図らずも辞めていった人が戻ってくる」

 ということが当たり前ということになっていた。

 しかし、タクシー会社の場合には、なかなか戻ってくる人がいない。

 というのは、

「それまでがブラックだったというのは分かっていた」

 ということであるが、

「他に入ってしまうと、他の方が楽だ」

 ということで、

「誰が戻るか」

 ということになるのだ。

 だから、タクシー業界は、辞めていった人が戻ってこないということでの、

「人手不足」

 ということになるのであった。

 つまりは、

「人手不足」

 という問題は、そもそもの、

「ブラック企業だった」

 ということでの、それまでの、

「企業の闇」

 というものもそこにうごめいているといってもいいだろう。

 その、

「企業の闇」

 というものがあるから、業種によって、その差が激しいといえるだろう。

 人気がある業界の方は、逆に就職率が激しく、ブラックな会社は、人手不足ということで、ろくなことはない。

 なんといっても、ブラックな企業は、

「どんどん人も辞めていく」

 ということで、結局残った人にしわ寄せがいくということだ。

 これは、

「バブル崩壊におけるリストラ政策」

 の時と同じで、

「辞めるも地獄、残るも地獄」

 を思い返させられる。

 しかし、今回は、

「辞めることに関しては、バブルの時ほど、大きな問題ではないだけに、抵抗はない」

 といってもいい。

 だから、

「人手不足」

 というものが加速するということだ。

 だから、

「求職がある」

 ということで飛び込んでみると、

「元々ブラック」

 ということで、社員をこき使うことを当たり前と思っている経営陣の、

「上から目線のやり方」

 というものを、社員とすれば、

「これがブラックなのか?」

 ということで、すぐに嫌気がさし、辞めていくということになる。

 だから、

「またすぐに求職を出す」

 ということで、

「いつも求職ということで出ている企業」

 というのは、

「誰もやりたいと思わない」

 という意味でのひどい会社なのか。あるいは、

「入ってもすぐにやめていく」

 という意味での、ブラックなのか。

 ということで、結局、

「どっちに転んでも、ブラックだ」

 ということで、誰も応募しようとしないといってもいいだろう。

 そうなってしまうと。

「ブラック企業というのは、バブルの頃にもあった」

 といってもいいが、

「その体制は、少しずつ変わってきているのではないか?」

 とも考えるのであった。

「会社の闇」

 というものが、

「人手不足」

 という問題を生み、それが、今度は、

「ブラック企業」

 というものを浮き上がらせることになるといってもいいだろう。

 そんなブラック企業というものも、このF市というところでは、

「実際には、優良企業の皮をかぶって商売をしている」

 という形になっている。

 これは、昭和の時代によくあったことで、逆にいえば、

「平和で、安全で、さらに優良企業という触れ込みのところは、却ってそのほとんどがうさん臭い」

 といってもいいだろう。

 それだけ、うさん臭いということがどういうことかということで、昭和の時代であれば、へたをすれば、

「何も信じられない」

 という、疑心暗鬼に包まれた時代だったといってもいいだろう。

 反政府組織というのが、いっぱい蔓延っていた時代。その資金源に、

「ありとあらゆる悪がうごめいていた」

 という時代で、

「法律が整備されてきた」

 ということなのか、

「警察の科学捜査が行き届いてきた」

 ということなのか、難しいところである。

 もっといえば、世界情勢と照らし合わせても同じことがいえるのではないだろうか?

 特に、第二次世界大戦から以降というのは、ある程度、

「分かりやすい」

 といってもいいだろう。

 第二次世界大戦が終了すると、まず起こったこととして、一番大きなものは、

「資本主義と社会主義の二大大国における、冷戦」

 というものであった。

 そこには、

「核の抑止力」

 というものが裏に潜んだものだった。

 ただ、これは、

「一見関係のないことのように思えるが、実は超大国の争いに関わってくる」

 ということとして存在していた、

「アジアやアフリカなどにおける、植民地による独立」

 ということであった。

 そもそも、16世紀から以降の、

「大航海時代」

 に、アジアやアフリカの国を、欧州各国が、占領し、植民地化した時代があった。

 20世紀に入ってからの、

「世界大戦」

 というものは、それらの植民地とは関係のないものではなかった。

 特に、

「中国大陸における、各国のしのぎあい」

 であったり、日本が掲げた、

「大東亜共栄圏」

 であったりするものが、大きな問題となって、巻き起こったものだといえるだろう。

 そして、第一次世界大戦にて、王国が滅び、ロシアは、ソ連になったことで台頭してきた社会主義、これが、

「世界における、社会主義体制の始まり」

 だったわけである。

 それが、第二次大戦が終わり、アジアやアフリカの国が、独立戦争に勝利することで、独立を各国で勝ち取ると、今度は、

「社会主義国」

 である、ソ連が、独立国の、

「社会主義化」

 というのをもくろんで、アジアを刺激するようになる。

 最初の問題は、やはり、

「ソ連とアメリカ」

 による、

「超大国による冷戦」

 というものだった。

 それが、結果として、

「ベルリンの壁」

 を作ることになった。

「東西ドイツ問題」

 そして、

「大戦後に分割統治されたことによって巻き起こった、いわゆる代理戦争」

 ということでの、朝鮮戦争に発展したということであった。

 朝鮮戦争が終結すると、その後は、

「第一次インドシナ戦争」

 で、宗主国であるフランスが、ベトナムゲリラに敗退すると、各国で、独立の波が押し寄せてくることになる。

 そこで、ソ連は、アジアで、

「大共産主義圏」

 と作ろうと考えたことが、

「アメリカを中心としたいわゆる、西側諸国」

 を刺激することになったのだ。

 そこで勃発したのが、

「ベトナム戦争」

 であった。

 さすがに、

「東南アジア」

 の宗主国として、ヨーロッパの国が昔は幅を利かせていて、すでに独立を許していることから、あまり露骨には参戦できなかった。

 だから、結局、

「ベトナム戦争」

 というのも、ある意味、

「代理戦争」

 という様相が強かったのだろう。

 しかし、アメリカのやり方の残酷さであったり、

「作戦の規模や犠牲に比べて、軍の成果が上がっていない」

 ということから、

「アメリカ国内」

 ひいては、諸外国から、

「帆船ムードが高まった」

 ということで、結局は、アメリカが始めた戦争であったが、国内で批判が多くなったからということで、

「南ベトナムを見捨てる」

 という形で、戦争から手を引いていくことになり、結果として、今の時代には数少ない、今でも、

「社会主義国」

 ということで、ベトナムという国が世界に君臨することになったのだ。

 それが、

「東西冷戦」

 というものにおいて、

「最後の戦争だった」

 といってもいいだろう。

 その後、

「アフガンなどでの紛争」

 というのもあったが、局地的なゲリラ戦で、いわゆる。

「代理戦争」

 というのはここで終わった形になる。

 時代は進み、日本では、昭和が終わったタイミングくらいで、

「ベルリンの壁の崩壊」

「ペレストロイカ」

 などという社会情勢がある中で、

「社会主義の超大国」

 として栗んしていた。

「ソビエト連邦」

 というものは、崩壊したのであった。

 それからの戦争というのは、

「世紀末にかけては、それこそ、局地的な紛争が多く、いわゆるゲリラ戦」

 と呼ばれるものになってきたのであった。

 さらにそれ以降の戦争は、

「実際に弾を撃ち合ったり、相手を殺傷する」

 というものから、

「サイバー戦争」

 ということで、

「相手国のコンピュータに潜入し、相手の情報というものを盗んだりする」

 ということが行われ、全く違った形の戦争になる」

 ということだったのだ。

 日本における今の社会情勢は、この戦争における、

「サイバー戦争」

 のように、

「相手の情報をいかにつかむか?」

 ということであったり、

「相手を信じさせることや、相手がまったく知らないという間にお金を奪ってしまう」

 というような、

「サイバー詐欺」

 などが横行している。

 そして、男女間においても、

「相手を平気で追い詰める」

 というような、

「ストーカー犯罪」

 というのが多いというのは、それだけ、社会が、

「誰の身にも起こる犯罪」

 という状態になってきたということになるのではないだろうか?

 少し大げさな話になってきたが、今度の犯罪は、そんな昭和時代のような、

「まるで、探偵小説」

 と呼ばれるような感じだった。

 今では、科学捜査がしっかりしているので、なかなかこんな犯罪は、起こらないのかも知れないが、

「探偵小説のようなもの」

 と思えばありえないことではないといえるだろう。

 そういう意味で、この犯罪の舞台となったところが、

「昭和の頃から続いている教室」

 というものだというところが興味深かったりする。

 ただ、その教室というのは、世紀末くらいから出てきたものということで、

「前はすたれていたが、また少し増えてきたような気がする」

 というパソコン教室だというのは、興味深いところだといってもいいだろう。

 特に、この教室は、前述のように、大きく分けると、

「3つのコースがある」

 ということで、今回は、その一番人の多い、

「中級コース」

 だった。

 あまりにも、人が多いので、実際には、4クラスに分けて、曜日と時間を決めている。

 その中で、水曜日の夜に起こった事件だったが、水曜日は、前半と後半で、2クラスの講義が行われていて、後半のクラスで起こったことだった。

 前半のクラスが終わってから、人の入れ替えを行うのだが、その間が約

30分ということで、結構忙しかった。

 掃除を行う人が、3人ということで、一人が一か所を掃除していると、他の人は別会場をしているということで、

「一人だけがその部屋の掃除をする」

 ということも当たり前なのであった。

 それが、後々問題になってくるのだが、その時は、まさか、

「こんな事件が起こるなんて」

 ということで、誰も気にする人はいなかった。

 その日は、前半のクラスの講義が終わり、いつものように、掃除を済ませ、後半のクラスの人が入場するのを待つ状態だった。

 最初の頃は、

「30分というのはきついですよ」

 と言っていたスタッフだったが、実際に慣れてくると、その30分というのは、

「それほそのことはない」

 と言われるほどになり、今では、

「20分もあれば」

 という余裕を持てるようになった。

 前なら、先に終わった人が、遅れている人を、

「まだなら手伝いますよ」

 ということだったのだが、今では、もう誰も他の人を手伝おうとはしない。

 掃除は、一か月ごとに、担当が変わる、

「3人で、講義室、トイレ、休憩所」

 とそれぞれを掃除するようになっているので、皆、

「自分の受け持ちが終われば、あとは休憩をしたり、自分の他の仕事にいそしむようになっていた」

 ということである。

 掃除をする人は別に、

「専門の掃除の会社からきてもらっている」

 というわけではなく、

「教室スタッフが手分けしてやっている」

 ということだ。

 曜日ごとに、同じカリキュラムで、月曜と金曜だけが、

「前半が、初級コースの人」

 そして、後半が、

「上級コースの人」

 ということになっているのだが、それぞれに、上級、初級コースのスタッフが掃除を請け負うということであった。

 さすがに、初級と上級は、週二回の講義が必要ということで、実際に、

「この二つのコースが、会社での死活問題となっている」

 ということで、教室の熱の入れ方も違うのだった。

 実際に、中級コースであれば、言い方は悪いが、

「他にも教室があるのだから、そこまで必死になってフォローする必要はない」

 と考えていた。

 なんといっても、

「初級」

 というのは、

「これができないと、目の前に迫っているのは、リストラだ」

 ということである。

 特に、中高年というのは、

「年功序列の過去の影響から、給料が高い」

 ということで、

「完全に、リストラ対象」

 ということに以前から言われている。

 それが、

「パソコンができない」

 ということであれば、それを口実に、

「リストラすることができる」

 と誰もが考えることだろう。

 だからこそ、恥も外聞も捨て、お金がかかっても、

「パソコンを覚えようとして、教室に通っている」

 ということになるのだ。

 だから、彼らにとっては、

「背に腹は代えられない」

 ということで、

「本当に死活問題だ」

 ということになるのだ。

 上級コース」

 というのは、

 それまでの仕事で、一応の成果があったことで、

「優秀な社員」

 ということで集められ、

「会社の頭脳」

 としてのシステム部というものを担うということで、大変な仕事だ。

 しかも、

「今までとまったく違った仕事だ」

 ということで、まったくやったことのない仕事を、それまでの実績を一度かなぐり捨てる形になるのだから、

「これはこれで大変」

 ということであり、

「へたをして、大きなトラブルを発生させてしまうと、責任問題になる」

 ということで、しっかりと、覚えなければいけないということになる。

 同じ、

「死活問題」

 というわけであるが、

「立場も責任という問題も、その処遇からもが、正反対であるが、死活問題であることに変わりはない」

 ということを、教室としても、しっかりと把握しているということだ。

 もっとも、

「これくらいのことが分からないと、教室の責任者にはなれない」

 ということである。

 しかも、本業とは違うところでの事業なので、

「彼らとしても、失敗すれば、自分たちの首が飛ぶ」

 ということは、分かり切っていることであった。

 だから、そういう意味で、

「一番適当にできるのが、中級コース」

 というわけだ、

 前述のとおり、

「問題が起こっても、しょせん、他にもいっぱいある教室の一つ」

 ということで、逆に早々と対応できれば、

「あの教室は、他にくらべて、対応が迅速」

 ということで、評価がうなぎのぼりとなり、収益に大いにつながるというこおとであった。

 そんな教室というのが、今では、評判になっていた。

 というのは、

「この教室は、初級コースも上級コースも充実している」

 ということと、

「教え方が優しく、上手だ」

 ということが評判になっていた。

 特に、彼らは、

「元々が、学校の先生や塾の教師」

 という人が多く、

「教え方に長けていた」

 ということである。

 しょせんは、中級コースであり、実際に、それくらいの知識は、学校の先生をしていれば、普通に身につく」

 というものである。

 しかも、今の時代、

「ブラック」

 というのは、

「教師がその最先端だ」

 と言われていることから、

「教師を離職する」

 という人が多いというのも事実で、そのおかげで、カルチャー教室に、

「元教師」

 というのが多いようだ。

 それに、パソコン教室というのは、中級であれば、

「ある程度の基礎が分かっていて、ビジネスに役立てるために最低限必要なところまでわかればいい」

 ということであった。

 だから、初級編で起訴を覚えた人が、そのまま、

「中級教室に転入する」

 ということも当たり前にあり、今では、

「中級クラスを増やす必要があるのでは?」

 と言われるようになったのだった。


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