第11話 一斉点検のお知らせ とついでにラベリング #1
お披露目期間が終わり、各国リーグ戦一旦休憩に入ります。
移籍期間終了間際の喧騒もあって、悲喜こもごも様々な情報が溢れかえって最早食傷気味、人間模様・人生色々です。
なのでここいらで少し整理を。
まずはFCバルセロナ、『目下誠意努力中』といったところかな?
かなりバタバタしてますがピッチ上に限っての事なので、過去のバルサと比べて良い状態です。
資金繰りや選手登録問題など問題が解決した訳ではないけれど、昨期ハンジ・フリック監督が若手選手を登用しながら好成績に導いてくれたので、状況が好転してます。
悪化しているのが相手ファンの心象で、審判のジャッジに対する不満はそらそうだよなとしか言えないレベルです。
フリックは昨期かなり問題を整理してくれたので悪く言いたくはないです。
が、フリック先生の指導ちょっと難易度高くないですか?着いてこれてない生徒がいます。
第3節ラージョ・バジェカーノ戦でディフェンスラインの裏をかなり突かれました、バチボコに。しかもご丁寧にSB裏を。
対バルサでディフェンスラインの裏を攻めるのは定石ですが、今回のやられ方それだけじゃないです。
ディフェンスラインを揃えられないのが、完全にバレてます。しかも、解決の見込み薄いです。
いくらプロサッカー選手でも得手不得手があります。学習するといっても限度があります。やろうとしても出来ていないのが現状です。
選手は「監督ちょっと難しいです」とは言えないので、必死に頑張ってます。でも出来ない。
これを圧倒的攻撃力で誤魔化せられるかが、今季の命題。なんでフェルミン移籍させられないで本当に良かったずら。
※犯人探しは可哀想ので良くないと思います。
理性的な振る舞いが際立つ新監督シャビ・アロンソ率いるレアル・マドリード、『現在工事中』です。
第3節エルチェ戦でどうやらロドリゴの導火線に火が着いたようです。もう放出出来ないタイミング
なので、取り扱い要注意です。
恒例の大型新戦力の加入も無く、結構落ち着いている印象です。それはアロンソが過度な我儘を言ってないせいともとれます。戦力偏っているのにその辺の不満を漏らしていないのは、やはり理性的だと感じさせます。フェネルバフチェ首脳陣もジョゼ・モウリーニョに見習って欲しかったことでしょう。
あと注目はアルダ・ギュレルの起用法でしょう、中か右かで。個人的にはスタート右で中に流れて欲しいところ。右SBのT・A・アーノルドと共存する形で。それにも左SBの質が問われるので何とも言えないっていう。
中でパス出しをするべきだ、という意見も良く聞かれます、その役割いないですから。
アロンソ自身は色々やりたい事があるのでしょうが、無理をしないさせない取り組みが功を奏しているのか、全体的に落ち着いた印象です(ロドリゴ除く)。
凄いぞ、現場監督シャビ・アロンソ!
FCリヴァプールは『夢に向かって一直線』です。
今夏「上手く行っている事には手を付けない」という言葉に反する様に、即戦力の新加入選手を5人も獲得するという暴挙に出ました。ビッグクラブが優勝した後にスタメン5人変更するなんて、今まであったんでしょうか?
ここにきてアルネ・スロット監督、欲を出してきたのかな?前監督ユルゲン・クロップのお下がりじゃなくて、自分でもチームを造りたいって。
クロップはフィジカルかテクニックのどちらかを選ばないといけないとしたらフィジカルを選んでました。試合中に起こる戦術ではカバーしきれない部分を、フィジカルとスタミナでなんとかするために。
スロットはテクニックを選んでます。そんな機会を作らせないために。
クロップは脳筋労働スタイルで、スロットは理想追求スタイルでしょうか。
なのでスロットのチームもかなりピーキーな仕上がりが予想されます。理屈はかなり正しいですが。
あと不安なのはどう見てもCB、冬に誰か獲るまで耐えられるかどうか。怪我したら終わりです。
汚れ仕事を一手に担う遠藤航が目立つ事が多くなると思います。訳分かんないタックル最高!
アーセナルは『悲願の優勝を目指して(背水の陣)』。
アーセナルの変化といえば、補強戦略。マルティン・スビメンディとヴィクトル・ギェケレシュとエベレチ・エゼ、いずれも即戦力です。超現実的で、「直ぐに結果だしてね」という内心が透けて見えます。
スビメンディはプレーにチームの機能性を高める作用があるので、問題無くフィットするでしょう。
エゼとギョケレシュには、他の選手にはないプレーが求められています。それは良い意味で強引なプレーで、その役割は今まで詰まっていた場面を単独突破することです、頑張れ。
エゼとギョケレシュを活かすには、ロングボール・カウンター・クロスボールを増やす必要があるため、チームの戦い方は変わるでしょう。というか、変わると思いたいです。
即効性が高い補強をしたのは、何よりも結果に拘っているため。その強い思いが放出の手を鈍らせたのか、相変わらず売却が下手でした。
またアカデミー出身期待の若手として、マックス・ダウマンがニューエントリーしました。マイルズ・ルイススケリーとイーサン・ヌワネリに続いてまた左利き。左利きの増殖が留まるところを知りません。
CKで相手GKを邪魔するようにライバルを抑えつけて優勝できるか?アーセナル。
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