第21話 魔王ホロブ
『私は、一人の男だった…』
ワープと共に振り被った剣を止めつつ、魔王は語り出した。
『闇の宝玉を手にした時、強大な魔人となったのだ…』
剣を振り解こうとも、異形の手から剥がれない…!
『さぁ勇者よ…終の刻だ』
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