クヲトモニ

くぐもるような

ささやかなる

よろこびを

きゅっと抱きしめて

苦さえもともとして

まるで写し鏡のような

あなたとわたし

ただ

右と左がいとしく

反対


強風に

雨が強か

打ちつける


それは

嵐のよう


あなたはベットの際に立ち

荒れる外を

じぃっとみてる


木々たちが

風に負けじと


立ち尽くす




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