　輪廻転生は私たちが想像できるものは創造神が創っている前提で言えば、あるのだ。すでに、輪廻転生を題材にした名作は数多くある。

　なので、無い方がおかしい。

　だが、全人類が輪廻転生をしているかと言えば違う。そもそも、この世界は８０億人のパラレルワールドであり、その世界を定義できる最高権利者は、その世界を認識している人間なのだ。

　だから、輪廻転生は無いと決めた魂は、輪廻転生せずに消滅する。

　輪廻転生があると決めている魂は、消滅せずに継続する。そして、死後の世界が有ると決めていれば、死後の世界で転生するか、死後の世界にとどまって現世を見るか選べるのだ。この世界設定は他人に強要できないし共有も出来ない。

　本人が決めるしか無いのだ。

　ちなみに、輪廻転生は神と同じで生きている間に確認する事は出来ないので、完全に個人が自由に決めて良い設定だ。ただし、輪廻転生が存在すると確定できるような記憶の持越しは出来ないと思う。

　許されるとしたら、前世の記憶の一部だけとか、作り話に聞こえるレベルの胡散臭い記憶なら大丈夫だろう。

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