酔っ払い
『ロック画面にしちゃお〜♡』
初めてのプレゼントと初めてのお揃いで
気分上昇すぎる私
「俺はLINEのアイコンにしようかな♪」
『え』
「え?」
『それは、さすがに…匂わせ?ってやつなのでは?』
「……?あ!あははっ、プライベートの方のLINEだよっ?w」
なんだ、焦ったー!と私も笑う
車内、フロントガラスへ腕を伸ばし
携帯カバーを撮った写真。
携帯を持つ空の指にはさっきプレゼントした指輪。
(ふふっやっぱり似合ってる♪私のセンス様様だなぁ♪)
「(無知というか、純水だとは思ってたけど……こういうお揃いは恋人とするんだって知らなそうだなぁ笑)」
『あ!そろそろ時間?行く?』
携帯ばっか見てた私はすぐに気付いたので
車は代行業者使えばいっか、と置いたまま店へ向かった。
いつも通りのVIP席で
いつも通りのタワーを眺めていると
付いてくれたのは空と拓也。
「姫お久しぶり〜!!会いたかったぁ!」
『…………あぁ!!拓也だ!』
「絶対今忘れてたでしょ!笑」
『ごめんごめん!お詫びに好きなの頼んでいいよっ♪』
空にもお酒が届き3人で乾杯
「前は彼方と同伴で、今日は空さん…って事は次は俺の番!!!」
『い「ないね♪」…?』
(別にいいのに笑)
「なんでっすか!!?」
あ、拓也は完全にいじられキャラなのだと理解した
「自分の姫と行きなよ笑」
「芽咲ちゃんと!行きたかったんですっ!」
『あははっ!!』
楽しんでいると、ふと思い出した
(モテモテになりたいって目標はもう充分かなぁ。お仕事だったとしてもワザとな演技でもこうやって取り合ってる風で満足だ、うん)
だが…
(ママ……アバズレデビューは無理そうです、とほほ笑)
今日はヘルプがコロコロと変わったが
大体は空か彼方がいてくれた。
「俺も行きたかった…」
彼方が付いた時には既に不貞腐れていた笑
『ごめんごめんwほら、エンジェル飲もっ?それとももっと金額も度数も高いのいっちゃう♪?』
「〜〜〜ッッ飲む!!」
『よし!てんちょー!金額も度数も高いのくださーい!!』
「あいよー!」
よしよしと彼方を宥めていると
持ってきたのは空。
「俺が居ないのにコレ飲んじゃうんだ?」
『すぅ……てんちょー!空来たから同じのもう1本くださーい!』
「あいよー!」
時間を見たら閉店まであと30分しかない事に
頼んだ後で気付いたので
空と彼方と3人で急いで飲もう!と
提案してゲームが始まった
……が
所謂飲みゲーと言われてるゲームは
私には向いてない事を知りました、まる。
負けてばかりで飲みまくった結果
閉店時間の時には
途中参加した拓也と共に彼方は
消えていて、私は呂律が上手く回らない&真っ直ぐ歩けません状態。
カードを空に渡してお会計してもらった。
「大丈夫?帰れる?送ろうか?」
『んー?あれ?お会計終わったー?』
「もらったよ、カードも自分でしまってたでしょ?」
『んー、おけおけ♪かえろー!』
ずっと楽しいまま出口へ向かい
ばいばーいと手を振って帰路についた
『あー、あれ?たくしー??』
帰りはいつもタクシーなのに見当たらない。
タクシーを探してうろつけば
もう完全に迷子である。
『どこー!!』
(もういいや、寝よ)
疲れた、と地面に座れば眠気に襲われ
諦めて瞼を落とした瞬間
声が聞こえた。
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