ホスト達side


わがままDay後の休日


店長=長


長「あー、わがままDayお疲れ様でした。いっぱい食えよー」


いただきまーす!とホスト達の声で始まった飲み会


休肝日の奴らはジュースだったりしながらも

必ず集まらなきゃいけない。そんな飲み会。


この集まりで新しいイベントが決まったりと

所謂会議みたいにもなっていた。


ホ「てかあの彼方指名の姫、譲ってほしいわぁ」

ホ「なっ、分かるわー」


ふと芽咲の話になった


ホ「なんで彼方だったんだろうな?」

ホ「俺らでも良かったよなぁ。なぁ店長!なんで彼方だったんだよ〜」


長「お?なんだなんだ取り合いか?笑」


ホ「だって初めてだったんだろ?なんで彼方なのかなって」


長「そりゃお前、彼方が一番無難だろうが。指名こそ彼方はまだ取れないが、どの姫に付いても場の雰囲気や姫の機嫌を損ねない…な?無難だろ?笑」


彼「店長…それ褒めてます?笑」


空「場の空気に合わせられるって褒めてんだよ笑」


ホ「あ、空さん!空さんもズルいっすよ〜?わがままDay彼方と付いてたんだから」

ホ「あそこまでホストにガチじゃなく楽しんでくれる可愛い子珍しすぎて全員が付きたがってんすからね!!」


ホ「おまけにあの高級店で揃えたであろうスーツたち!!買ってくれたんだろ??…羨ましすぎるっ」


ホ「ヒモになりてぇ!笑」


ホ「他にも何でも買ってくれそうだよな笑」


ホ「なぁ店長〜俺らもあの姫に付けてよ〜」


3「僕も付いてみたいなぁ♪」


突然会話に入ってきたNo.3、晴人。

可愛くおねだりしたりと自分の可愛さを使うのがうまいキャスト


晴「僕だったらもっとお金落としてもらえるよ?♪」


空「…晴人と星哉はだめ。」


No.2の星哉。姫の骨まで吸い尽くすチャラ男


彼「いやいや!空さんもだめですからね!?俺の姫なんだから!皆諦めて!!」


長「はいはい、落ち着けよ。彼方はまだ場内指名だって忘れてんのか?」


指名がいない状態で仮の指名が出来る場内指名


それを知っていた彼方と空は本指名に向けて

頑張っていたのだが

皆気付いた今、全員がやる気になってしまった。


長「本指名は難しいかもだけどヘルプ指名と送り指名は完全に空きだから、まぁ頑張れ笑」


そんなこんなで盛り上がった飲み会


彼「空さん……ガチ、ですか?」


芽咲が来た2日間、うまく芽咲の傍に来ては

さり気なくアピールしていた空


彼「空さんに取られそうで怖いんですけど!!」


空「あははっ!そりゃあんだけ珍しい姫なんだもん、皆取り合いになるのは当然じゃない?」


ほら見て、と言われ見渡す彼方

すると

芽咲は可愛すぎる!

あれは抱きたくなるよなぁ

芽咲なら付き合いたいかも…


と、姫としてというより

1人の女性として皆が狙っていた。


彼「いや、客とそういう関係を求めるのアリなんすか…」


空「…普通はありえないけどね?まぁ俺らもちゃんと男だって事だよ。」


彼「っ…空さんは姫として、ですよね?」


空「芽咲ちゃん?…んー」


No.1なんだし…ないだろう?と思ったが


空「………………内緒♪」

彼「えぇ??」


晴「なんの話?♪いーれてっ」


芽咲話だと分かってるくせに入ってきた晴人


晴「ねぇねぇ彼方、あの姫僕に譲ってくれないかな?」

星「俺もほしいなぁ??」


星哉も参戦


星「まぁぶっちゃけ彼方の許可なんかいらねぇけどさ?笑」

晴「雰囲気悪くなったり、姫が気を使って来なくなったら元も子もないしね〜」


押しが強く、笑顔で圧までかける2人に

彼方はなんて言えばいいのか分からなくなる


空「店長〜!こいつらしつこいでーす笑」


空がフォローして呼んでくれた

店長からのこら!の一言で解放された


そのまま時間は過ぎていき

新たなイベントが生まれる事もなく

ただのお疲れ様会と化した飲み会は

終わりを告げた


長「特に話題となった彼方の姫については…まぁ場内指名の説明と提案をしておく。だからこれ以上彼方にクレクレすんなよ〜?」


その言葉を最後に解散した

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