応援コメント

夕立の匂いしか思い出せない夏が骨になり手紙になる」への応援コメント

  • 夕立の匂い。
    雨の匂いって独特ですけど、それが骨になり――手紙になる。
    手紙、これもボトルメールを思い起こしますが(笑)、何かそういう思い――思念の籠もった何かを感じます。
    受け取った相手は、それに震えるのか。
    震えるとしたら、それは恐怖なのか。
    また、想像が尽きません^^;

    面白かったです。

    ではではノシ

    作者からの返信

    四谷軒さん!2首目にもコメントいただき、ありがとうございますー!(*´˘`*)

    雨の匂いって、本当に独特ですよね。記憶に残りやすいというか。その日の細かな出来事は忘れたとしても、そういえばあのとき夕立に遭ったな〜みたいに、雨と香りの記憶は残るような。
    そういう積み重ねが織りなす手紙、確かに何らかの思念がこもっていそうですよね。私も、ボトルメールを想像してしまいます笑 あとは、ベアトリーチェのお手紙……!

    一体どういう手紙なのか……と考えたとき、四谷軒さんが書いてくださった受け取り手の反応の例から、このときに抱く感情は、それぞれの人生によって大きく変わるのだろうなと気づきました。これもまた猫箱ですよね。想像の余白は、すごく身近な存在なのだなと、視野を広げていただいた心地です(*´˘`*)

  • おおー、これも雨の音に過去を思い出すような一首ですね。手紙が骨になる、という表現が追想を表していそう。
    悲しい記憶っぽいのは気のせいでしょうか。昔、恋人から送られた恋文をいつまでも捨てきれず、思い出が腐敗していくのを黙って見つめる男性の気配を感じました(これもゆずこさんの意図と違ったらすみません)

    作者からの返信

    飯田さん、夕立の短歌にもコメントいただき、ありがとうございます! まさにコメントいただいたとおりの、雨の音から過去を連想する短歌、第二弾です( *´艸`)

    悲しい記憶も、当時の執着も、これからも生き続ける限り、いつかは思い出になりますもんね。そして、己を構成する血肉になったり、骨や手紙になったりする……「昔、恋人から送られた恋文をいつまでも捨てきれず」「思い出が腐敗していくのを黙って見つめる」のお言葉に、じーんとしておりました。ちょっと寂しい短歌の印象を、こうしてお伝えいただけること、とっても嬉しいです( ;ᵕ; )

    前回の短歌詰め合わせは、言葉遊びを楽しんだものも多かったのですが、今回の詰め合わせは、この夕立の短歌のような、ちょっと真面目なトーンのものが多いかもしれませんね。これから月末に向けて少しずつ投稿してまいりますので、また飯田さんのタイミングで楽しんでいただけたらいいなと願っております( ´꒳`*)人(*´꒳` )