第3話 夜の願い

 ベアトリス姉さんの透き通る歌声は素敵なんですが、この謎のバンド(実はかなり有名だったww)ナイトウィッシュの事を調べなくてはいけません。


 とりあえずスリーピング・サンのオリジナルを探すとすぐに見つかりました。


 女性ボーカルのめっちゃ濃い唯一無二の歌唱です。

 ベアトリス嬢は美しいソプラノ。ナイトウィッシュのボーカル、ターヤ・トゥルネンはメゾソプラノで力強い歌声。しかも個性的すぎてアヘアヘしてしまいそうです。何と形容していいのか、とにかく凄い(語彙力!)のでした。


 もう一曲の方も見つけました。こちらは男性ボーカルのマルコ・ヒエタラが歌ってましたね。長髪で長いあごひげを二つ結びにしている兄さんです。メタルだとシャウトというのでしょうか? 高音域で叫んでいる印象が強いのですが、こういう非常に情緒的な曲も歌えるんだと知りました。印象深かったですね。


「スリーピング・サン(Sleeping Sun)」は日食(1999年)に捧げる曲らしい。太陽を勇者や神と言い換えるなら、それはファンタジー世界において偉大な勇者と共に眠るとか、世界が滅びる時に偉大な神と共に眠るというような神話にも通じる意味深な歌詞です。


「貴方の唇がまだ赤いうちに(While Your Lips Are Still Red)」はフィンランドで製作された映画『The Matriarch 』の為に作曲されたらしい。


 とにかく、私はほぼ一瞬でナイトウィッシュが好きになりました。この日からYouTubeではナイトウィッシュの曲が延々と再生されるようになったのです。


 ああ、なんてこった。前も書いたと思いますが、私はアニメや特撮が大好きなので、YouTubeではアニソンとか、ゴジラ映画の自衛隊マーチ集とか流すのが大好きやったんや!

 

 いつの間にかメタル愛好家になってしまった。


 ちなみに、ナイトウィッシュはフィンランドのメタルバンドですが、いわゆるシンフォニックメタルにおいて重要な役割を果たしたと評価されています。1990年代後半から2000年代にかけて、オペラのソプラノ歌手のような美しいボーカルとオーケストラのような重厚な伴奏、そしてロックをミックスさせたような音楽と評して良いのか?? 詳しくは知らんww


 とにかく、超絶女性ボーカルのターヤ。ターヤとデュエットしたり叫んだり、ベースだけじゃなくてアコースティックなギター弾いたりするマルコ。そして難易度が超高いギター演奏をやってのけるエンプ・ヴオリネンが目立ってる。


 ナイトウィッシュで好きな曲を挙げるなら「スリーピング・サン(Sleeping Sun)」「エヴァー・ドリーム(Ever Dream)」「望郷の果てに(Over The Hills And Far Away)」の三曲。この望郷の果てにはアイルランドのゲイリームーアの楽曲のカバーとなります。


 以上、最近になってからシンフォニックメタルに目覚めてしまった私の近況でございます。


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