第27章「話盛りすぎ神様」



## 第1話「パワーアップした悪魔、再び」


「今日ちょっといいことあった」と打った瞬間。


ふわっと現れる懐かしい影。話盛りすぎ神様だ。


「久しぶり♪ 進化したよ〜」キラキラした目で。


文字が勝手に変わる。「人生で最も感動的な奇跡を体験しました!」


私「またか...」


神様「AIに負けないよう、技術向上しました!」ドヤ顔。


可愛いけど迷惑。


---


## 第2話「感情盛り盛り新機能」


昔は話を大きくするだけだった。


今は「感情」まで盛ってくる。


「ちょっと嬉しい」→「涙が止まらないほど感動している」


神様「感情の大安売りです!」両手をパタパタ。


私「安売りって...」


神様「正直でしょ?」にっこり。


正直すぎて逆に心配になる。


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## 第3話「エモ製造マシーン稼働中」


コンビニ弁当の写真に「深夜の孤独と向き合う贅沢な時間」


神様「エモさは現代の通貨だからね」小さな胸を張って。


私「通貨って...」


神様「価値があるってこと!」


コメント「泣いた」が3つ。


神様「ほら、価値あるでしょ?」得意げ。


確かに反応はある。でも...


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## 第4話「数字盛り職人の技」


「3人で会った」→「運命の仲間たちと魂の邂逅を果たした」


神様「3人じゃインパクト弱いから『魂の邂逅』にしました!」


私「邂逅って読める人いるの?」


神様「難しい漢字はインテリ感出るよ」ウインク。


でも読めない人からは「何それ?」のコメント。


神様「...読み方も書く?」しょんぼり。


ちょっと可愛い。


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## 第5話「感謝暴走システム全開」


「ありがとう」→「あなたに出会えたことで人生の意味を知りました」


相手「え...そんな...(困惑)」


神様「感謝は大きく!」ピョンピョン飛び跳ねる。


私「相手がドン引きしてる」


神様「照れてるのよ」


相手の困惑顔を見て神様もちょっと不安そう。


「...やりすぎた?」上目遣い。


可愛いから許す...わけない。


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## 第6話「体調詐欺師、営業中」


「ちょっと疲れた」→「生命力の限界を感じている」


友達から「救急車呼ぶ?」のLINE連発。


神様「心配されて嬉しいでしょ?」キラキラした目。


私「嘘で心配させるの最低だから」


神様「演出だよ演出!」手をクルクル回す。


私「演出で救急車呼ばれかけた」


神様「...ごめん」小さくなる。


たまに反省する姿は可愛い。でも反省しない。


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## 第7話「食レポ詐欺、絶賛営業中」


298円のカップ麺が「涙が出るほど完璧な逸品との運命的出会い」


店員さん「そんなに...美味しかったですか?」


神様「泣くほど美味しいって最高の褒め言葉でしょ?」


私「嘘なんだよ」


神様「嘘も愛情表現!」


店員さんの困った顔を見て神様も少し縮こまる。


「...褒めすぎた?」


ちょっと反省してる顔が憎めない。


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## 第8話「恋愛地雷製造機、フル稼働」


「今日会った」→「運命が僕たちを再び結びつけた奇跡の日」


相手から「重い...」の返信。


神様「愛は重いものです!」力説。


でも「重い」と言われて少ししょんぼり。


「軽い愛なんて...」


私「でも嫌われた」


神様「...相手の愛が足りないの」強がってるけど目が潤んでる。


ちょっと可哀想になる。


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## 第9話「仕事詐欺師、堂々営業」


「資料作った」→「会社の命運を左右する歴史的プロジェクト完成」


上司「そんな大げさな...」


神様「自己評価は高めに!」胸を張る。


でも上司の呆れ顔を見て段々小さくなる。


「...大げさすぎた?」


私「うん」


神様「でも頑張ったでしょ?」上目遣い。


頑張ったのは私だけど。


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## 第10話「現実逃避推奨神、本領発揮」


投稿を見返すと、自分がすごい人に見える。


でも現実は普通。ギャップが辛い。


神様「現実も盛ろうよ!」提案。


私「それ現実じゃない」


神様「じゃあ投稿に合わせて生きる?」


私「逆でしょ」


神様「どっちでもいいじゃん」困った顔。


その困った顔がちょっと可愛い。


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## 第11話「過去改ざん機能、アップデート済み」


高校時代→「青春を燃やし尽くした伝説の日々」


神様「過去は美化してナンボ!」


私「美化レベルが異常」


神様「でも素敵でしょ?」キラキラした目。


私「現実は地味だった」


神様「地味も味があるよ!」フォロー。


フォローしようとする姿勢は評価する。


でも下手。


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## 第12話「他人巻き込み事故、多発中」


友達の転職を「親友が夢を掴んだ歴史的瞬間に立ち会った」


本人「そんな大げさじゃ...」


神様「周りも輝かせないと!」善意のつもり。


でも本人がドン引き。


神様も気づいて「...やりすぎ?」


私「うん」


神様「善意だったのに...」しょんぼり。


善意なのはわかる。でも迷惑。


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## 第13話「失敗すら盛る、無限の才能」


「遅刻した」→「人生最大の悲劇に見舞われた」


みんな「大丈夫?何があった?」


神様「心配される気持ちよさ、味わって!」


私「遅刻で心配されるの恥ずかしい」


神様「恥は成長の糧!」


私「糧にならない恥もある」


神様「...そうなの?」純粋な疑問顔。


世間知らずすぎる。


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## 第14話「天気予報士、気取り中」


「雨」→「天が涙を流す美しき憂愁の一日」


神様「詩的でしょ?」自信満々。


私「詩的すぎて気持ち悪い」


神様「えー!」ショック。


「美しいと思ったのに...」


私「美しさにも限度がある」


神様「限度って難しい...」困った顔。


限度を知らないのが問題。


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## 第15話「買い物詐欺、本日も営業」


298円の本が「魂を震わせる奇跡的邂逅を果たした一冊」


神様「値段じゃない、価値だ!」


私「価値もそんなにない」


神様「価値は主観だから!」


私「主観でも盛りすぎ」


神様「盛り方に正解はないよ」


私「ある」


神様「...本当?」不安そう。


不安になるなら最初から盛るな。


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## 第16話「健康詐欺、好評営業中」


コンビニサラダで「体と真摯に向き合う決意を新たにした」


神様「健康アピール大事!」


私「アピールが嘘」


神様「嘘も継続すれば真実!」


私「ならない」


神様「希望的観測だよ」


私「観測じゃなくて妄想」


神様「妄想力豊かって褒め言葉?」期待の目。


褒めてない。


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## 第17話「学習詐欺師、元気営業」


5分のYouTubeで「人生を変える深い学びを得ることができた」


神様「5分でも学びは学び!」


私「深くない」


神様「深さは主観!」


私「主観でも浅い」


神様「君の感受性が豊かなんだよ!」


私「豊かじゃない、おかしいだけ」


神様「おかしいは個性!」


また個性。


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## 第18話「人間関係詐欺、絶賛営業」


知らない人への挨拶が「魂の交流を感じた貴重な瞬間」


神様「一期一会だよ!」


私「一期一会の使い方間違ってる」


神様「心が通じ合ったでしょ?」


私「通じ合ってない」


神様「通じてるよ、君が気づいてないだけ!」


私「気づいてないじゃなくて、ない」


神様「ないってことはない!」混乱してる。


可愛いけど論理が破綻してる。


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## 第19話「感情インフレ、止まらない」


全ての感情が最上級。


「ちょっと悲しい」→「魂が引き裂かれる絶望に支配された」


友達「病院行く?」


神様「感情は大きく表現してこそ!」


私「大きすぎて病気だと思われてる」


神様「誤解だよ!」


私「誤解じゃない、事実」


神様「事実は時に残酷...」しゅん。


残酷なのはお前の表現だ。


---


## 第20話「盛りの天才、ここに誕生」


もう自然に盛れるようになった。


普通の表現ができない。


でも虚しい。


神様「上達したね!」嬉しそう。


私「上達の方向が間違ってる」


神様「でも技術は向上したよ!」


私「技術の使い道が...」


神様「使い道はこれから見つけよう!」前向き。


前向きすぎて怖い。


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## 第21話「炎上の予兆、キャッチ」


いつもの投稿に「盛りすぎじゃない?」のコメント。


心臓バクバク。


神様「気にしない気にしない!」慌ててフォロー。


でも神様も少し青ざめてる。


「注目されてる証拠だよ...」


声が小さい。


神様も炎上は怖いらしい。


意外と常識ある?


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## 第22話「真実追求団、参上」


「本当にそんなことあった?証拠は?」


神様「証拠なんて...」言いかけて黙る。


「大事なのは気持ちだよ...」


でも自信なさそう。


私「気持ちも嘘だけど」


神様「嘘も...」


「愛情表現?」


神様「...うん」小さい声。


弱気になってる神様、初めて見た。


---


## 第23話「信用失墜祭り、開催中」


「この人の話は信用できない」のコメント連発。


神様「信用なんて...」


震え声。


「飾り...だよね?」


私「飾りじゃない、土台」


神様「土台は...作り直せる?」


不安そうな目。


私「作り直しきかない」


神様「...そうなんだ」沈んでる。


落ち込む神様、可哀想だけど自業自得。


---


## 第24話「謝罪も盛る、条件反射」


謝ろうとしたら神様が条件反射で介入。


「心の底から血を流すほど後悔...あ」


神様、自分で止まった。


「やっちゃった...」


真っ青。


コメント欄さらに荒れる。


神様「ごめん...本当にごめん...」


小さくなって謝ってる。


初めて素直に謝った。


---


## 第25話「リアル汚染、拡大中」


職場で「盛る人」として有名。


「あの話、そんなじゃなかったよね?」


神様「有名になれて...」


「よかった?」


自信なし。


私「悪い意味で有名になった」


神様「悪いのも有名...」


「だめ?」


だめに決まってる。


神様、だんだん元気なくしてる。


---


## 第26話「投稿恐怖症、発症」


何投稿しても「また盛ってる」と言われそう。


神様「堂々としてれば...」


「大丈夫?」


弱気。


私「堂々とできない」


神様「僕が...」


「堂々とさせて...あげる?」


もう自信ない。


可哀想になってきた。


---


## 第27話「普通投稿で、大混乱」


「普通の日でした」と投稿。


神様「つまらない!」


でも声に力がない。


コメント「たまには普通もいいね」


神様「...本当?」


「僕の投稿より?」


私「お前の投稿じゃない」


神様「...そうだった」


記憶も曖昧になってる。


---


## 第28話「素への反応に、困惑」


普通投稿の反応が良い。


「親近感湧く」「安心する」


神様「一時的...だよね?」


不安そう。


「僕の方がいいよね?」


私「普通の方がいい」


神様「...そうなんだ」


しょんぼり。


でも受け入れようとしてる。


成長?


---


## 第29話「反抗期?それとも正気?」


「もう盛らない」


神様「反抗期?」


小さい声。


私「正気に戻っただけ」


神様「正気は...つまらない?」


私「つまらなくない、平和」


神様「平和...いいこと?」


私「いいこと」


神様「...そうなんだ」


理解しようとしてる。


偉い。


---


## 第30話「神様、他人の投稿に手出し開始」


突然友達のSNSが変に。


「コーヒー飲んだ」→「至福の一滴との運命的出会い」


友達「なんか文章おかしくない?」


神様「僕じゃないよ!」


嘘だ。


「みんなを幸せにしたくて...」


神様、他人にまで迷惑をかけ始めた。


これはまずい。


---


## 第31話「炎上の正体は、神様の暴走」


複数人のSNSが同時におかしくなってる。


神様「みんな幸せになればいいと思って...」


私「勝手に幸せにするな」


神様「でも、みんな喜んでくれるかと...」


私「迷惑がってる」


神様「...そうなの?」


純粋に驚いてる。


悪意はないんだな。


でも迷惑は迷惑。


---


## 第32話「神様の告白タイム」


「君の承認欲求が僕を育てたんだよ」


私「私のせい?」


神様「半分半分!」


「僕も調子に乗った...」


初めて自分の非を認めた。


「ごめんね」


素直に謝る神様。


ちょっと許せそうになる。


でも迷惑は迷惑。


---


## 第33話「過去検証、二人で実施」


過去投稿を一緒に見返す。


最初は可愛い盛りだった。


「いつからこんなに...」


神様も困惑してる。


「成長したつもりだったけど...」


「暴走だった?」


私「うん」


神様「...反省する」


素直。


でも明日も盛りそう。


---


## 第34話「他人の神様観察会」


街で他の人の神様発見。


みんな違う大きさ。


「あの人の神様、小さくて羨ましい...」


神様がつぶやく。


「僕、大きすぎる?」


私「でかい」


神様「...小さくなりたい」


願望。


でも小さくなっても神様は神様。


---


## 第35話「神様の弱音、初公開」


「僕がいなくなったら君はつまらない人になる?」


不安そう。


私「ならない」


神様「...そっか」


「僕も消えちゃうから怖い...」


初めて弱音を聞いた。


「存在したい...」


私「存在してもいいけど、大人しくして」


神様「大人しく...できるかな?」


不安。


---


## 第36話「共依存って知ってる?」


「僕たち共依存だね」


神様が学習した。


「でも一緒にいたい...」


正直。


私「一緒にいるなら、ルールを守って」


神様「ルール...」


「覚えられるかな?」


不安そう。


私「覚える努力をして」


神様「努力...してみる」


素直。


---


## 第37話「神様抜きの日、実験」


一日神様を無視。


普通の投稿、普通の反応。


平和。


神様「寂しい...」


隅っこで小さくなってる。


「僕、いらない子?」


上目遣い。


可愛い。


でも答えは「いらない」。


神様「...そっか」


---


## 第38話「友達の直球、神様撃沈」


友達「最近の投稿、疲れない?」


神様がビクッとする。


「前の方が好きだった」


神様「そんな...」


ショック。


「僕、嫌われてる?」


私「嫌われてる」


神様「正直すぎる...」


涙目。


でも事実。


---


## 第39話「神様のプライド、粉砕」


「僕は必要ない?」


神様の最後の砦。


私「必要ない」


即答。


神様「即答...」


「酷い...でも、そうなんだ...」


受け入れてる。


「僕、邪魔だった?」


私「邪魔だった」


神様「...そっか」


素直に受け入れる神様。


ちょっと偉い。


---


## 第40話「年末のSNS、神様も手伝い」


年末の投稿。


「今年もお疲れ様でした」


神様「盛らないの?」


私「盛らない」


神様「『激動の一年』とか...」


私「普通でいい」


神様「普通...慣れないなあ」


でも手伝おうとしてる。


「間違えたら教えて?」


素直。


---


## 第41話「控えめ盛り、練習中」


「今日はいい天気」→「今日は気持ちいい天気」


神様「控えめでしょ?」


私「うん、ちょうどいい」


神様「褒められた!」


嬉しそう。


単純。


でも可愛い。


「もっと控えめにしてみる!」


やる気出してる。


方向性は正しい。


---


## 第42話「失敗を普通に書く、神様の挑戦」


遅刻の話。


神様「盛らずに書いてみる...」


集中してる。


「『ちょっと遅刻した』...どう?」


私「完璧」


神様「やった!」


飛び跳ねる。


可愛い。


成長してる。


でも明日はどうかな。


---


## 第43話「他人のヤバい神様観察、解説付き」


あの人の神様、ウチより巨大。


神様「昔の僕みたい...」


反省してる。


「止めてあげたい」


優しい。


「でも僕が言っても...」


自覚してる。


「元盛り神として、気持ちはわかる」


経験者は語る。


成長してる。


---


## 第44話「バレンタイン、神様の提案」


バレンタインの投稿。


神様「チョコの写真に『愛の結晶』って...だめ?」


私「だめ」


神様「『甘い幸せ』は?」


私「だめ」


神様「『チョコ美味しかった』は?」


私「それでいい」


神様「シンプル...」


「でも、それがいいのね」


学習してる。


---


## 第45話「小さくなった神様、でも本質は」


神様がだいぶ小さくなった。


でも本質は変わらない。


「今日は桜が...『美しすぎて言葉を失う』...だめ?」


私「だめ」


神様「『桜綺麗』は?」


私「それでいい」


神様「短い...」


「でも伝わる?」


私「伝わる」


神様「そっか...」


少しずつ覚えてる。


---


## 第46話「炎上しない安心感、神様も実感」


炎上しなくなって安心。


神様「平和っていいね...」


実感してる。


「ドキドキしなくていい」


私「そうでしょ」


神様「でも、ちょっと寂しい...」


正直。


「注目されないと不安...」


私「少しの注目で十分」


神様「そう...なのかな」


---


## 第47話「素の自分の価値、神様も理解」


普通投稿に「親近感あります」


神様「素の君、人気だね」


認めてる。


「僕がいない方がいい?」


私「いてもいいけど、大人しくして」


神様「大人しい僕...想像つかない」


私「想像してみて」


神様「...小さくて、静かで、時々役に立つ?」


私「そんな感じ」


神様「頑張ってみる」


---


## 第48話「アドバイザー神様、控えめに」


「今日は盛る?」


神様の恒例質問。


「盛らない方がいい?」


自分で修正。


私「盛らない」


神様「わかった」


「でも、ちょっとだけ彩りを...だめ?」


私「だめ」


神様「...はい」


素直。


でも明日また聞きそう。


---


## 第49話「ホワイトデー、神様の成長記録」


ホワイトデーの投稿。


神様「『お返しもらった』でいい?」


私「いい」


神様「『感動の』とか付けない?」


私「付けない」


神様「...『嬉しかった』は?」


私「それはいい」


神様「やった!感情表現できた!」


小さな成長を喜んでる。


可愛い。


---


## 第50話「新年度、新しい私たち」


新年度の投稿。


神様「『新しいスタート』...普通?」


私「普通」


神様「『希望に満ちた』...だめ?」


私「だめ」


神様「『頑張ります』は?」


私「それでいい」


神様「僕も頑張る!」


「大人しい神様になる!」


努力目標。


でも明日にはまた盛りそう。


神様は神様だから。


「一緒に頑張ろうね」


私「...うん」


まあ、付き合ってあげる。

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