第28話 遠征は急遽打ち切りに
母から父が危ない状態というメールが山形に向かってる途中に来たので、取り敢えず山形まで出てみどりの窓口で山形新幹線のきっぷを変更してもらった
11時00分の便で東京まで引き上げ自宅へ帰る決断を下した
両親には申し訳無いが帰宅するまで待ってもらう事にした
父は出発時にはまだ意識はあって受け答えしてくれたが、今は其れすらもムリなんじゃないか?と思う
父が大変な状況で遠征に行かさせてもらったからには、急変したならば素直に帰宅するしかない。帰宅するまでどうにか持ち堪えてくれると信じるしかない
今のオレに出来ることは、変更した予定の通り帰宅することだ
大体のことは昨日電話で聞いていたが、覚悟を決めなきゃなんない
父には育ててもらった恩があるから最期を看取るべきだと思う
出発前には此処まで状況が悪化するとは思わなかった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます