第8話 無敵勇者 ルドー
「飲みに行きましょうよ!」
「情報収集もかねてそうしましょうか」
現金を手に入れ、ほくほくの2人は、
居酒屋のような場所に向かった
外からでも、冒険者の声が聞こえる、
かなりの賑わいだ。
中に入ると、結構席が埋まっていて
空いている席を探す、カウンターの
入り口から見て奥に、1人座っていて
その、隣がちょうど、2席空いている
「お、あそこが開いてる」
「ひ~、人がいっぱい、いる」
「酒屋のこの時間ですからね、あの、すいませんとなりいいですか?」
話しかけたその方は、
かなりの重装で、壁際には、人の背ほどもあるブレードが置かれている
しかし、その顔は、歴戦の猛者というよりは、自分が大学いたときに見た
学生の表情だ。このギャップもしかして?
「悪いが今は、一人で飲みたいんだ…バギーか珍しい」
「(転生者さん?)」
「え?」
あれ、通じない、ここにいすぎて日本語を忘れたのか?
そもそも見当違い?
「転生者さんですか?どれくらいここ世界にいますか?」
「うわ、急に標準語!えっ?意識していなかったな2週間ぐらい」
「え、ホント!適応力すごい!僕なんて言語覚えるのに1か月くらいかかったのに」
「これ日本語じゃないの?」
「うん、”太陽本質語”ていう翻訳になってるね! すぅ ふぅぉ↓」
「うわ!急にテンション下がんな!」
「(ババ様、マジでこの世界に丸投げ…!うすうす気づいてたけど)」
「え、呪詛こわ!」
「呪詛じゃないですよ」
「じゃ、ジョブは?どんなスキル持っている?」
「ジョブは、農民かな?スキルは、何か手を振ったらなんかゴブリンが絶命してたよ?」
「いや、なんで女神から受け取ったスキルが疑問形なの?」(しかも、こぇし…)
「女神?…あっあまぁ女神様か」
「さっきから、歯切れ悪いな君、ちなみに僕は、”アーツホライゾン(アビリティポイント無限)”」
「いえ、ここ来るときはには、何もらってないっす。」
「いや、その冗談は、笑えんぞ。えっ、1か月ここにいるって言ったよね」
「う…うん」
「どうやって生きてきた、終盤レベルの村だぞ」
転生者ということで、包み隠さず全てを話すことにした
ミチルさんは、気配を消して飲み物をちびちびと飲んでいる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「ってのがここまでの顛末です、ルドーさん。証拠は、この伝説のバックパックこの村人に聞いてみればいい」
「リョク本当なのか?いや、バックパックの件はもう知ってる、しかしエルフの国の中にギバーの村なんて聞いたことがない、しかも眠気を操作して昏睡させた?それスキルじゃないのか?」
「ここで、もらったものじゃないよないです」
「前の世界でもそれが使えたって事か」
「ここまで強力じゃなかったけど」
「日本からの転生者だよね?」
「はい、間違いないと思います」
「多分絶対違う!人間がそんな力行使できるわけがない!」
「もしかして、違う世界線の日本から来たとか」
「なるほど、確認してみよう」
「あぁじゃまず、47都道府県の確認からかな」(やばい、多分クソ翻訳オンパレードになる、俺脳焼き切れるじゃないか)
「え?」
ルドーさんは、少し不安気な声を上げた
すり合わせ中
「北が北海道んで、下に青森県、九州の西側に沖縄と四国がこれで、東京がここら辺、とあれ?結構違いがあるな」
「…」
「まじですか」
さらにすり合わせ
「あっじゃ、古事記って知ってますか」
「あっうんうん知ってる!」
「そうそう、イザナギ様とイザナミ様が海に矛を当てて国を作り」
「う…うん、うん」
「その最初の島は、今でいう淡路島でそこから…」
数十分後
「ごめん俺、自分の国ついて何も知らなかった」
「あ、あのまだ、違うっていう可能性が」
「気を使わなくてダイジョブだ」
「あ、はい」
「君は、これからどうするの?ラスボスはもう倒しちゃったから、特にやることがなくなったじゃないか?」
「はい、この世界の見識を深める旅を…え?」
ラスボスもう倒されてるの?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
リアルワールドで命を落とした俺は、
意識は、広い和室に飛ばされていた
「ここは、?」
「そうか、お前も苦しんどったか、最後じゃ望みを叶えよう」
20代くらいの、長い髪に金色の太陽を象った髪飾りを付けた
お美しい女性が立たれていた
「ここは、天国ですか?」
「お主、次第じゃ」
「望み?なんでもいいんですか」
「ああ、何でもよいぞ」
「才能!無限の才能が欲しかったです!それがあればきっと俺の人生は、
光り輝いていました」
「それでよいのじゃな?」
「はい!」
「あい、分かった」
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ルドーさん曰くここに来るときに
この世界の情報が流れ込んできたという
数年に一度、転生者がラスボスという強大な魔物があの雪原に現れる
それは、もはや厄災に近い
それを、倒すと晴れてエンディングを迎えるという
この世界の住人は、メニュー画面が見え
自分の各種ステータスの確認
ジョブの変更 装備スキルの変更ができ
ジョブは、何でも変更可能で熟練度によるスキルを取得する
変更は、可能だが極めるのに相当な時間を要する
取得した、スキルはアビリティポイントで装備できる量が決まり
重要度が高いほどアビリティポイントが必要になる。
アビリティポイントは、レベルアップで増えていく。
転生者は、これとは、別に特別なスキル”チートスキル”を持つ
(エルフの奴、勝手にギバーのスキル設定をいじってるな
日常生活をしていて”ステータスオープン”なんて言うないし)
これだけ聞くと、全ジョブを極めて
全てのスキルを装備できるアビリティポイントのレベルまで
上げればいいと感じる。
しかし、それをやるには、人間の寿命じゃ時間が足りない。
だからよく考えて、ジョブを選ぶことになる
ルドーさんの場合は、全ジョブをスキルを効率的に取得していき
その全てのスキルを装備することによってそのラスボスを撃破したという
それでもかなりギリギリの戦いだったとの事
ちなみに
種族でステータス、能力が異なり
ギバーは、全体的に能力が低いが
素早さが高く設定されている
魔法を使うには、杖、鈴、本といった触媒が必要で、
個人の属性は、生まれた土地や、種族でその属性が決まる
転生者場合は、女神さまによって属性が決まる
(ルドーさんは、炎属性)
ラスボスがいない、今はラスボス跡地には、
伝説のアイテムが出現し、再出現まで冒険者は、それを目指し
この地に行きつく
(なるほど、目標がなくなるから戻して欲しかったのか)
「さて、知っていることは話したんだ、今度はこっちが教えてもらう番あんたの言う生前に身に着けたスキルについて」
「分かりました」
さてどこから話そうか?
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どうも、作者です。ルドーは、何となく最初から登場させるつもりでした。
主人公との比較対象ですね
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