6 音色

 何を考えているか良く分からない、とよく言われる。曰く考えている事や思いが表情に出ないからだそうで、こっちは頭がパンクしそうな程色々考えているというのに、悔しい話だ。

 思いの丈を目一杯乗せて、今日も河辺で音を奏でる。音があれば、伝えられる思いもある。

 悶々とした悩みも疲れも全部全部吹き飛ばして、どこまでも響けと願って。

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