【音声化短編コンテスト応募作品】いきなり目の前に美少女が現れて、匿ってくれと言われたんだが?! 謎の美少女の正体を暴け!

テマキズシ

第1話 何故俺は、彼女を助けようと思った?


(喧騒の中、突然後ろから誰かに叩かれる)

「こんにちは! 名探偵さん! あなたに私、依頼があるの!」


「……あ、いきなりご、ごめんなさい! あなたに会えて私…嬉しくて! そ、それで早速で悪いんだけど依頼。受けてくれない?」


「どんな依頼か……だって? うーん。それはー。…ここだとあれだからこっちに来て!」


(彼女に腕を掴まれ、路地裏に引っ張られる)

「ええと……ここなら大丈夫そう。……それで依頼なんだけど。私を匿ってほしいの! 理由は聞かないで!」


(全力で逃げようとしたが、彼女に抱きつかれ阻止される)

「うわあ!! 逃げないで話を聞いて! 報酬はその分払うから! そうだなー。【貴方が無事に家に帰れる】とかどう?」


(即座に銃を彼女の眉間に当てる)

「ちょちょちょ冗談! 冗談だって! 今は無一文だけど後で何億だって払うから! 本当本当! 手荷物なんて何もないけど! 匿ってくれる間は料理に洗濯。家事なら何だって手伝うから!」


「いいの!? もし依頼受けてくれなかったたら私は道路の真ん中で探偵さんにいじめられたって泣きまくってやる!」


(彼女は大泣きしながらジタバタと暴れだす)

「うわ〜ん! このままじゃ私自殺するしか道がないよおおおお!!! 探偵さん助けてえええ!!!」


(焦って銃を下ろす)

「……ふう。怖かったぁ…。 銃を下ろしたんならいいってことだね! これからよろしく! 探偵さん!」






「……ああそうだ! これ、一番大事なことなんだけどね。私を何時まで匿えばいいと思う〜?」



(彼女が私の両肩に手を当てる)

「……それはね。貴方が、私の正体に気づくまで、だよ」


(彼女は私を家の方角へと引っ張る)

「それまでは私、貴方の家に居るから! よろしくね! ……探偵さん」

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