音楽と一緒に舞台の上で踊る心のある美しい白い花の機械人形の女の子ロゼと人の魂を食べる真っ赤な瞳をした大きな角のある宝石の悪魔の女の子ティア
雨世界
第1話 だーい好き。ずっと好き。
音楽と一緒に舞台の上で踊る心のある美しい白い花の機械人形の女の子ロゼと人の魂を食べる真っ赤な瞳をした大きな角のある宝石の悪魔の女の子ティア
世界でもっとも美しい人形の女の子。小柄で、白色の薔薇の花のドレスを着て、金色の美しい髪に白いりぼんで結んでいる。 ロゼ
世界で一番優しい心を持っている人形技師見習いの可愛らしい男の子。大きな瞳の中に星が輝いている。
だーい好き。ずっと好き。
私の瞳の中には星がいっぱい輝いていました。とてもたくさんの美しい綺麗な、今まで見たこともないような星たちです。本当にとてもきらきらと輝いていて綺麗でした。
私はその星たちを捕まえようとして、手を伸ばそうとしました。でも、君は私の手をそっと優しくさわって、「大丈夫。星はちゃんとここにあるよ。遠くじゃなくて、すぐそばにあるんだ。星はね。本当はとっても近くにあるんだよ」とにっこりと笑って言いました。
私はいつもぼんやりしているから、君にそう言われて、あ、そんなんだって、そう思いました。
私は星の代わりに君の手をつかみました。
君は私の手をちゃんとつかまえてくれました。
とても嬉しくて、ああ。ここがずっと探していた私の居場所だったんだなって心の底から思いました。こんなにも心が安心していられるんだって、びっくりしました。こんなにゆったりとできるんだって驚きました。
なんだか子供みたいにはしゃいでしまいました。(だってとっても楽しかったから)
ふと気がつくと、君の瞳の中には星が輝いていました。
世界で一番美しい星が、です。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます