【第3話】第Ⅲ幕 静寂:ふたりだけの世界(+間奏/Interlude)

破滅の先の幸福。

ただ、ふたりの世界。


── Narration:Angel(her) ──

<語り/天使(彼女)>


崩れゆく 

廃墟にあるは 

白と黒 

ふたりの空間

ついの世界


何もない 

何も聞こえない 

あるのは 

あなたとわたし 

呼吸と心音しんおん



✢ ✢ ✢ (間奏/Interlude:世界は抱き合う二人を見遣る) ✢ ✢ ✢


静寂と空虚。

ふたりは互いに求め合うように、ただ抱き合う。


✢ ✢ ✢



―――――――――――――


【あとがき】


ここまでお読みいただき、ありがとうございました。


本作は、「詩 × 戯曲形式」で描く、

幻想的で耽美な愛の物語です。


天使と悪魔が繰り返す、輪廻と愛の果て――

その先に待っているものは、一体何か。


すべては、物語の終幕に明かされます。


ご感想・ハート・フォローなど、

ひとつひとつが創作の支えになります🕊️✨



▶次回:【第Ⅳ幕】判決:背負う覚悟




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