取り残された春への応援コメント
人の想いは形のないもの。
それが現れるのは人が行動に移すから。
表現されなかった想いは消える。
消えたはず。
消えなかった何か。
触ったら壊れそうな、そういう想いの残滓が綺麗でした。
作者からの返信
たね ありけさま、素敵なコメントをありがとうございます。
まさにその通りですね。想いは形がないからこそ、行動や言葉として表現されて初めて存在が見えるものだと思います。
でも時には、表現されなかった想いが心の奥底に静かに残り続けて、壊れやすく繊細な「残滓」として輝きを放つこともある。
その儚さや美しさが、物語の中でとても大切なテーマのひとつになっています。
たねさまの言葉で、改めて心の微かな光に目を向けることができました。ありがとうございました。
いつでもふと思い出したときに、そっと拙作に触れてもらえたら、それが何よりの喜びです。
取り残された春への応援コメント
ひとひら様、こんばんわ。
春風がふわりと吹き抜けていくような、そんな優しい読後感でしたね。
ひとつひとつの言葉が、静かに、でも確かに心の奥へと染み込んでくるようで…。
読んでいるうちに、私もふと、もう会えなくなった人の笑顔を思い出しました。
誰かを想う気持ちって、時を越えて、こんなにも温かく心に残るものなんですね。
素敵な作品をありがとうございます。
作者からの返信
悠鬼よう子さま
このたびは『取り残された春』を読んでくださり、
さらに素敵なコメントとレビューまで、本当にありがとうございます……!
「春風がふわりと吹き抜けていくような読後感」
「誰かを想う気持ちが、時を越えて残る」
その言葉一つひとつが、まさに私がこの物語に込めた願いそのもので、
まるで大切に抱きしめてもらえたような気持ちになりました。
もう会えなくなった人を想う時間は、どこか切なくて、でもあたたかくて――
そんな感情を、そっと春の光の中に重ねられたらと願いながら書きました。
レビューの「花びらに託した、言葉にならない想い」という表現がとても素敵で、
読者としても、書き手としても、深く心に残りました。
この作品に触れてくださったこと、そしてこんなにも優しい言葉で返してくださったこと、
心から感謝いたします。
本当にありがとうございました。
取り残された春への応援コメント
読みながら、胸の奥がきゅっとなる場面が何度もありました。
十九歳で死んだという事実は痛烈なのに、その先にあるのは絶望ではなく「ありがとう」と「さようなら」。
桜や花火、春の匂いは、きっと誰もが記憶の奥に持っている季節の風景で、それが失った誰かの姿と重なって胸に沁みました。
別れをこんなふうに描いてくれる物語に出会えてよかったです。
作者からの返信
桜城プロトンさま、温かいコメントありがとうございます。
心に響く感想をくださって、とても嬉しいです。
十九歳での別れという痛みを描きつつも、「ありがとう」と「さようなら」の気持ちを届けられたなら、本当に励みになります。
春や桜、花火の情景が、読んでくださった桜城プロトンさまの記憶と重なったのだと思うと、書いてよかったと心から思えます。
これからも執筆活動を頑張りますので、よろしければ見守っていただけると嬉しいです。