GTO(ゴミカス ティーチャー 王 舞我)
居ぬ犬
王舞我、参上!!!
今日はとある高校の入学式である。
新一年生は期待と不安の中学校へ足を一歩ずつ進める。
入学式は淡々と行われ、一年の担任の発表が始まる。
それぞれ個性はあったが、みんな普通の先生だ。
新一年生が安堵しているその時だった…
校長「次の先生は今年先生になられました。」
「教えつつ教えられつつ。良好な関係を築いていってください。」
「それでは、
舞我「えー…
「さて、ナメた顔してる奴がちらほら見受けられますねぇ…」
生徒「!?」
舞我「うーん…よし!」
「そこのキノコメガネ!壇上上がれ。」
キノコメガネ「シェっ!?ぼ、ぼぼぼ僕でしかぁ!?」
舞我「
「やっぱキモいから来んな!座れ!」
キノコメガネ「はっはいぃぃ!わかりましたでしぃぃぃ!!!」
舞我「よし、じゃあそこのデブ。上がれ。」
デブ「えっ!…はい。」
デブが壇上に上がると、舞我は叫んだ。
舞我「人の話を聞け!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そして、舞我のビンタがたっぷり肉が蓄えられたデブの頬に炸裂した。
デブ「ぁでえええええええぇぇぇぇぇっっっ!!!!!!!」
舞我「フゥー…」
「ナメた態度とってるやつは"こう"だからな?」
「俺のクラスになるやつは気をつけろよ?」
「………………」
「返事しろやァ!!!!!」
生徒「はいぃっ!!!!!!」
舞我「ふぅ…」
「……………ん?」
「おいデブ!ま〜だそこでうずくまってんのかよオイ!」
「邪魔だ!戻れ!」
デブ「うぅ………はい………………」
新一年生たちは絶望の底へ叩きつけられた。
誰もが言葉どころか、思考まで失っていた。
舞我「あァ…緊張感のある良い顔になった良い空気になったァ!」
「〜〜〜ぃぃいぃぃいぃぃいぃぃぃぃいぃいぃぃい良い雰囲気だ!」
「ァアッハッハッハッハァ!!!」
「良ぉし!話は以上だ!解散!」
生徒の全員が思った。
(解散とかお前が決めることじゃねえだろ…)
(どうやって教師になったんだ…?)
(以上じゃなくて異常だろ…)
(((怖えぇ…)))
校長「はい。ありがとうございました。」
「では次の先生。自己紹介をお願いします。」
生徒(校長もなんかつっこめよ!)
教師「えー、みなさん初めまして。僕は夏空蒼井と申します。」
「えーみなさん、まずは入学おめでとうございます。」
「僕は」舞我「あああああああっっっっっ!!!!!!!!!!!!」
舞我「グッダグダグッダグダと!!!!中身のねえ話をタラタラと!!!」
「ずっとえーえー言いやがってよ!オォ!?」
「退屈なんだよ!ボケェェェァァァ!!!」
「ゴルアァ!!!テメェナメてんのか!?あ!?ナメてんのか!?」
「いくか?ビンタァ…!ビンタいくか?ビンタいって逝くか?あ゛ぁ!?」
「ガキどもォ!こぉ〜〜いう中身のない大人にはなるなよ〜?」
「てめーは大人失格だ!幼稚園…いや!ママの腹の中からやり直しなァ!」
「俺が教えてやるよ…大人になるってのがどういうことなのかをなぁ……!」
夏空「ヒェ………………」
舞我「……返事はどうしたァ?2度と返事ができない体にしてやろうかァ!?」
夏空「は、はい!!」
生徒(そこで"はい"って言ったら母親の腹の中からやり直すことになるのでは)
舞我「よし!終了!解散!」
校長「ちょうど時間も来たので、閉会の言葉を」
舞我「いらねえ!解散!」
校長「解散。」
こうして、入学式が終わった。
生徒たちは、「王のクラスじゃなければなんでもいい」と思った。
特にキノコメガネとデブは強くそう思った。
そして、クラス発表が来た…
俺の名は、
とある高校の新一年生だ。
さて、俺のクラスは…1年1組か。
担任は……………………
王舞我。
新1「オーマイガー」
1年間、人生ハードモードです。助けてください。
この物語は、化け物教師に振り回される生徒たちの物語である。
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