8月14日①

翌朝・ゲームセンタートガワ前

柊木(新沢智康)、月刊アマテラス

茅野、守岡、編集長西森

霊媒師 雫、その補佐湯浅   計6名



柊木「あ、あの、すみませんその服装で」


雫「聞きましたよ、あなたが柊木さん」


柊木「柊木という名前を。今日はどのような ご用件で、あ、もしかして

アマテラスの皆さんと」


雫「そうです。雫と言います。私たちが2階の

奇妙なものを見つけてしまったので、放っておくわけにはいかないと。無理を言って付き添いをさせてもらうことになりました」


湯浅「湯浅って言います!補佐です、

よろしくお願いします」


柊木「よろしくお願いします。補佐、驚きです、すごいお方なんですね。

お二人とも女性だとは」


雫「そんなことはないですよ、ほら、湯浅、なるべく補佐はやめてって言ってるでしょ」


湯浅「えへ、ごめんなさい」


柊木「つかぬことをお聞きしますが、雫さん、あなたは何者ですか?皆様がいらっしゃる前に聞いておきたくて」


雫「そんなそこまでのことは、

一応、霊媒師という職業に」


柊木「え、霊媒師?」


湯浅「すごいんで‥」


雫「湯浅、ちょっと黙っといて」


湯浅「すいません」


雫「家系的なあれなんですけど、そういった

幽霊とかが見えてしまう気質でして、

本当祖母が厳しくて、泣く泣く

霊媒師になったんです。大体履歴書に

霊媒師なんて書きたくないですから」


柊木「本人がおっしゃるならそうなんですね、あの、見えちゃうんですか。どうやって霊を」


雫「あ、ああそうです。なかなか普通のものになりますね、あの仕組みはお教えできないのですが、家族直伝の方法を使って霊障を止めているんです。かなり現実離れしているお話なので、ざっと表面上だけ聞いてくださいね」


柊木「ええ、霊媒師という名前は何度か聞いたことがあります」


湯浅「アマテラスの皆さんはあと15分ほどで到着する予定だそうです」


雫「ありがとう湯浅。とにかく、ここに呼ばれた理由はそういうことです」


柊木「そういうこと、というとやはり幽霊の方ですよね」


雫「はい、私が妙な霊気、ほんとうに聞き流すように聞いてくださいね、

ある方の依頼でゲームセンタートガワに訪れた時に感じたんですよ。

な2階のほうから、こう、ぼうぼうと、これはまずいと思って駆けつけると

首をぐにゃりと曲げた払隈 敢さんがいらっしゃったんです。私もお母様から依頼をいただいてまして、生きているということはなんとかわかっていたのですが、こんな場所にいるなんて、

私の職業、霊媒師失格だなと思いました」


柊木「払隈 宣子さんから御依頼を?」


雫「そうなんです、お母様、かなり溜め込んでいたというともありまして、店長さん、捕まった佐々木店長さんが紹介してくれたんです。まさか、ゲームセンターの真上にいるなんて本当に思ってませんでした。本当に申し訳ないと思っております」


柊木「まあまあ、息子さんが無事だったんですから、そんなに」


雫「私は、佐々木さんがやっていないと思います」


柊木「やってない?

ああ、監禁したっていうことですか」


雫「そうです」


湯浅「警察による取り調べの際、とにかく変なことを言ってたようです。自分が宇宙人だと言い張ったり、まあ、これくらいで十分ですよね、とにかく変なんですよ。ですが、私は取り憑かれていると思います」


柊木「私も、佐々木さんの動きが変だなあ、と思った瞬間があるんですよ、友人を亡くしてなお、それをあしらうように言っていたり、少し不安になる部分がありました」


雫「過去のトラウマが

引き起こしてる可能性があります。

心的外傷後ストレス症、PTSDですね、戦地から帰ってきた方などが引き起こしている神経障害です」


柊木「あ、確かに言ってました。過去にUFOに誘拐されそうになったっていう話を」


雫「それは一体」


柊木「ゲームセンタートガワで店長さんが

小学校2年生の時、

メダルゲームで遊んでいたそうなんです。

いつもいる男性が宇宙人と名乗りだし、当たったメダルをあげると言って逃げたそうなんですが、佐々木さんの友人がいなくなってしまって探しに探して翌日戻ってきたそうなんですが、こちらのゲームセンタートガワの非常口で見つかったそうなんです。その友人も先日亡くなってしまったそうですが」


雫「それがトラウマですかね、人によってトラウマと思うことも違いますからね、もしかしたらそれがトラウマなのかもしれないですね」


柊木「もしあの時佐々木さんも手を差し伸べていたとしたら」


雫「誘拐されていたかもしれない、そうなったらこの事件も明るみにならなかった」


柊木「なんとかして佐々木さんに聞きたいですよね、本当のことを。あの日何があったのか」


西森「拝聴しましたよ、もう情報は仕入れています」


(柊木が背後のタクシーに気がつく)


柊木「あ、あなたは、えっと」


西森「月刊アマテラス、編集長西森です。特大大ネタなので、来ないわけにはいかないかと。

こちら、女性の方が茅野で、男性の方が守岡」


茅野「茅野です、柊木さん、すいませんようやく会えましたね、連絡手段がメールのみで申し訳なかったですよ、こうしてやっと会えましたね」


柊木「茅野さん、お世話になっております。柊木です。ようやく謎が解けるのかと心待ちにしてました。情報提供、ありがとうございました」


守岡「守岡です、あと1人、飯田の方がですね、少し体調を崩してしまいまして」


柊木「守岡さん、ご無沙汰しております、飯田さんはご無事でしょうか。私の娘も少し支障が出てまして」


茅野「そうですよね、娘さん。娘さんこそ大丈夫でしょうか」


守岡「うちの飯田は食生活とかその辺りの問題がありまして、お気になさらず」


柊木「なんとか、無事です。一時期のうさぎこうさぎを歌い始めたりっていうのはあったんですが、今のところ回復しています。すいませんご心配を」


茅野「そんなご心配だなんて」


西森「それなら安心して調査できますね、そんでこちらが今日呼んだの。霊媒師、警察の友人が教えてくれてね、評判いいのよ、この雫ちゃんと、えっと」


湯浅「湯浅です」


西森「あ、そうそう。一世一代の大スクープですからね、霊媒師も使っちゃおうと。ほらみんなにあげて」


茅野「あ、はい」


(茅野が紙袋から物を取り出し、各々に渡す)


西森「東京土産だからね」


雫「え、人数分?」


西森「え、嫌だった?」


柊木「いえいえいえいえ」


西森「東京ばな奈よ、東京土産と言ったらこれでしょ」


湯浅「12個入り?」


茅野「どうぞ」


柊木「すいませんありがとうございます」


茅野「すいません、

ご馳走、足りないですよね」


柊木「そんな、いいんですよ」


西森「よし、じゃあ行くか?入り込むぞ。

気合い入れていこう」


守岡「いきましょう!」


柊木「あの、いま警察の方々がいられる中で平気なんですか?」


西森「なに、もう許可はとってあるよ、いくらだって調査していいことになってる」


茅野「さすがに躊躇してくださいよ」


西森「ほら、嬢ちゃんたち、いくよ、いざとなったら呪いかけちゃってね」


雫「そんな簡単には」


守岡「ではいきましょう」


(茅野、背後の気配に驚く)


少年「あのお、すみません」


茅野「びっくりした!!いつの間に」


西森「どうしたんだ?兄ちゃん」


少年「昨日からずっと、ここの駐車場で

男の人が二人、人を待ってたんだけど、それがあまりにも変で」


西森「警察じゃないんかな、後で聞いてみるわ兄ちゃん、学校終わってからまたおいで」


柊木「ああ!君はトイレでみたって子」


少年「あ、おじさん!」


柊木「僕のブログの最初の方で地元小学生に聞いた話っていうのをあげたんです。

その時の子だ。

偶然あったんですよ。

その時に教えてもらいました」


西森「おやお兄ちゃん、ずいぶん怖い思いしたんだね、そのお化けはね今からおじさんたちが退治しにいくから、

ほら、ゴーストバスターズ」


少年「ちがう、ぜんぜんちがう」


西森「違うって何が違うんじゃ」


茅野「ちょっと西森さん」


西森「ごめん、でもなあ、少年」


少年「片方、頭がなかった。頭がなかったんだよ。二人してこうやって並んでいるんだけど左の人がやっぱり首から上がなくて、多分二人とも笑ってたんだ」


雫「首から上?えっと、ちょっとやばいかも」


(急いで店の中へ向かう雫)


湯浅「ちょっと、雫さん。待ってくださいよ」


西森「なんじゃ?なんじゃあ?」


(入り口付近の警察官と話をしている)


柊木「何か手がかりでもあったんでしょうか」


西森「どうした?雫ちゃん」


雫「あの、柊木さん、もし、知っていたらでいいんですけど、ゲームセンターで働いていたあの青年、名前が、」


柊木「え、ええと、向井くん。

ですね。向井くん」


雫「そうです。その向井くんと

今連絡を取れたりしますか?」


柊木「分かりました、電話をかけてみます」


西森「今か?今かて」


雫「重要なことが繋がってしまいそうなんです。繋がりたくもないことが繋がってしまいそうなんです」


茅野「君、もしかして、その人たちって歌とか歌ってたりした?」


少年「歌、歌ってました」


雫「しまった」


西森「繋がるか、柊木くん、繋がるかい」


柊木「い、いえ。全くもって繋がりません、

どうしましょうか」


西森「どうしようか、とりあえずかけ続けて」


柊木「はい、そのつもりです」


西森「最悪の想定をしよう、仮に彼が亡くなっていたとしたら、さっきの少年の話に繋げよう。なら隣にいたのは誰だ」


守岡「誰でしょうか。知り合い、従業員の方は」


茅野「おそらく従業員の方ではなさそうです。あの事件以来、みんな毛嫌いしてアルバイトの方々が大勢このゲームセンターを去ったと聞いています」


西森「でもどうだろう?もしかしたら様子だけ見にきてってことはあるかもしれない。柊木くん、電話は」


柊木「だめです、まだ出ません」


西森「くそ、そんな馬鹿な!」


雫「まさかゲームセンターに入りもしないタイミングでこんなことが起こるとは」


茅野「その時の様子はどんな感じだったの?笑いながら歌っていた?二人とも」


少年「そうだね、二人とも落ち着いた様子で歌っていたような気がする。でも怖かったんだ。

たまたまゆうじくんの家に届け物をした帰りにあんなものを見てしまって」


西森「それはとんでもない体験をしたな」


柊木「だめです、6回かけても出ません」


湯浅「やっぱり事件ですかね、なんらかの事件としか考えられないです」


西森「ああ、もうわからない。わからないわからない。どういうことなんだ一体、何が呪いで何が呪いじゃないかなんてもうわからなくなってきた」


茅野「西森さん落ち着いて」


雫「とにかく、このゲームセンターには、とんでもない何かが隠されてる。早く、行きましょう。何かが起きてからじゃ遅い」


西森「姉ちゃん、ちょっと待てえ、さっきの話の続きさ、言ってなかったことがある。

ここで起きたUFO事件。佐々木のトラウマ事件のことをまだ話してなかった。それを今話してもいいかい」


守岡「西森さん知ってたんですか、知ってて内緒に」


西森「内緒なんて人聞きの悪いこと言わないでくれ、とにかく理由がある。少年。君にも話しておきたい。学校は昼休みから行きなさい」

西森「大体話を聞いた通りだ、柊木くんが調べてくれたあの話。まあ、音声データだから本人が言ったことなんだけどあれは間違いがあってね、大まかに前半は同じ話なんだ。えっと、メダルゲームで遊んでいたってとこまでは本当で、そのあとが少しちがう。

この話はどこで聞いたのか、それは本人から直接聞いた話だ。これは嘘ではない。

竹畑満という人間をご存知かい?

多分知らないと思うけども」


柊木「私は聞いたことがあります。明戸新聞で載っていました。UFOである可能性も考慮して調べた時にその名前を」


雫「私も聞いたことがあります。とても変な人だって、近所から煙たがられる存在だったって」


西森「なら話が早い、その彼が、犯人なんだ」


茅野「犯人?」


西森「要は人間によるトラウマだよ、洗脳だよね。彼は少年時代から信仰心が強かった。よりによって宇宙人だ。まあ、オカルト雑誌の編集長が言う話じゃねえけどよ、とにかく信じていたんだって。俺が信じてねえわけじゃねえよ。会うたび会うたび、メダルをじゃらじゃらしながらこう問いかけるんだ。宇宙人を信じるか?って。その都度都度言われるもんだから疲れちまうよ。佐々木はいっていた。

いつのまにか大きなメダルゲームの機械がUFOの円盤に見えてきたって。

確かにあの装飾で。まあそうだよな、ずっと言われ続けちゃ信じ込むようになるよな、挙句、竹畑は彼の友人を誘拐というか、まあ、ゲームセンターの二階に連れてったらしいんだ。

不法で小さな部屋にゲーム部屋を作り、お手製のメダルゲームなんかもあったりしたみたいなんだ。

その時にバレたらしいんだ、それを店の従業員に。勢い余ってそいつ、竹畑は従業員を殴り殺しちまったらしい。隠し場所はわかるか?分かんないよな。UFOキャッチャーの中に入れたんだと。

店内が暗くなって、山下くん。誘拐された彼だ。彼も手伝わされたという。

大の大人を運ぶのには一苦労だったろうに。

まあ瞬く間に事件になった。しかし、店の売り上げが低迷していたせいか、その当時の店長は休むことなく、事件のあった状態で営業を再開したらしい。時代が時代だよな。彼の血痕やら色々残ってたらしいんだけど。まあ、その前から呪い云々の話はあったらしいんだ。そのUFOキャッチャーには。

その夜、隠れるようにゲームセンターの非常口の近くにいた山下くんはそこでようやく皆に見つかった。

竹畑がおそらく口封じをしていたんだろう。大人になってから彼はこのことを話し始めた。

というよりも、死ぬ間際に話したそうな。彼は貯水池に身投げした。警察から聞いた話だが、貯水池にUFOが落ちたっていう話、多分山下、彼のことだ。

佐々木もおそらく、話を知っていたんだろう。それが原因でPTSDになってしまったと思う。

彼が身投げしたという事実を自分なりにオブラートに包んだんだろう。

そうだ、彼がなんて話したかってことだな、遺書を読ませていただいたんだ。結構これがくるものがあった。ざっと説明すると、その日の出来事のこと、人を殺してしまったこと、まあ、それらの後悔が吐き出されるように綴られていた。幼心のトラウマだ」


柊木「そんな話が」


西森「ああ、あったのさ、これが済んだら佐々木のところへ行こう。あとは呪いの根本さえわかればいい」


茅野「あの、みなさん、すいません、この番組のこの人覚えてますか?」


雫「え、知らない」


湯浅「私も知らないです」


柊木「すいません、私も」


少年「宇宙太郎」


西森「そう、こいつが竹畑満だ」


雫「まさか」


茅野「そのまさかです。私も納得するには時間が必要でした」


柊木「時を経てテレビに出てたってことですか、まさか、刑務所から出てきたって?」


西森「柊木くん、違う。彼は捕まってなんていない。あれからものうのうとこの町に住んでいたんだ」


守岡「やばすぎる」


西森「本当に宇宙人みたいだって言われてた、いつもメイクをして、こそのメイクもなかなかに上手いらしいんだ、変装してたらしい。ずっと、ずっと」


湯浅「ねえねえ、昨日の人たち歌ってたってどんな歌を歌ってたの?」


少年「えっとね、あんまりは聞こえなかったんだけど、こんなことやってた。

よんよんよんよんよん」


西森「おい、おいまさかだよな、

まさか昨日ここに奴が」


茅野「そんな偶然があるんですね、恐ろしい」


西森「八木っていたろ、八木進樹。あいつが自殺した理由もあいつだ。宇宙太郎のせいだ。

いやもしかすると自殺じゃなく他殺だった可能性もある。もうやばいな、考えるだけで気が狂っちまう」


柊木「確か彼って少しお馬鹿キャラで、

宇宙人に誘拐されたって」


西森「それが気に食わなかったんだろう」


雫「どうもこうもこの町はヤバい奴ばかりで」


柊木「まさかこんなことで

繋がってしまうとは」


西森「なら奴はどこにいる、早くとっ捕まえないといけない。あと、音だ、音が合図だって言っていた」


茅野「音ですか?」


西森「ああ、音だ。シュレッダーの音らしい」


柊木「まさか、」


西森「ああ、そのまさかだ。つい最近もあっただろう。彼の信者は皆シュレッダーを持ち歩いている。

小さいものから大きいものまで。あの紙の切れる音が、UFOを彷彿とさせるらしい。

だからシュレッダー持っている奴は気をつけるんだぞ。いいか、少年お前も気をつけるんだ」


少年「わかったみんなにも伝える」


西森「そうだ、いい…」


柊木「電話がかかってきました!」


西森「彼か?あの彼か?」


柊木「そうです。向井くんです」 


茅野「ふう」


柊木「あの、ご無沙汰してます。柊木です。今大丈夫ですか。

はい。すみません突然おかけしまして、実はですね、心配な事項が出てきまして、もし向井さんに何かあったらと、電話をかけさせていただきました。はい、すみません。何度もかけてしまって。

とにかく無事なんですね、良かった。はい、はい。ああ、はい。

あ、あとですねお聞きしたいことがありまして、はい。昨日の夜、ゲームセンタートガワの駐車場に誰かいたとか聞いてませんですか?怪しい人物二人がいたようで。はい、知らない。

実際に昨日向井さんはゲームセンタートガワに、いた?いたんですね、はい。

え、夜駐車場にもいた。そんな、はい。誰といたかは覚えていない。なんなら他にも誰もいなかった?

おかしいですね。二人いたという証言が、はい。それでは私ではない。向井さんではないということですね、はいすいません。とにかく無事で良かった。え?いた?誰かいたんですね、誰がいたんでしょうか。

白髪の男性?ええ、はい。白髪の男性と一緒にいた。UFOを呼んでいた?その方の名前って、あー、はい。存じ上げませんか。はい。とにかく、その人物から距離をとってください。

お願いします。理由ですか、理由はですね、まだちょっと言えませんが。

ずっとメダルゲームをしていた?結構頻繁にですか。ええ、まあ、とにかく絶対にもう関わらないでください。私からのお願いです。やっぱり、名前の方は思い出せませんか?はい、特徴的な名前だった、どう特徴的ですか?コミカルな感じ、宇宙とかつきますか、あ、つく。そうです。やはり同一人物でした。

はい、絶対に約束を守ってくださいね、お願いします。ご協力をお願いします。

何かありましたらじゃ遅いので、できるだけ被害を少なく、解決したく我々も力を入れてますので。

ええ、はい。ええ?昨日、予定を言われた?

え、なんなら今日またゲームセンタートガワにくる?」

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