第2話 規格外の自己紹介

●好きなセリフ


「Trash out,(トラッシュ・アウト)」の第四エピソードの

終わりから四行目のセリフです。

下品なセリフですが、皮肉が効いていてお気に入りです。

もっとも、ここに至るやり取り全体が好きなんですけど。

このギルドに集まる連中の性格がもろに出た場なんです。


「ストレンジ・サポート」では口裂け女の最後のセリフです。

長い黒髪と、赤いコートの裾を冬の北風にはためかせながら

左手はコートのポケットに入れて、右手で「あばよ」の挨拶サインを

しながら去っていく後姿をイメージしました。書いた人にしかわからない

事ですけど、誰か一人でも同じイメージを持ってくれると嬉しいんです。


「境界線」では、セリフよりシーンですね。フードを取る瞬間。語ってはいけない

物を見た主人公の大きな驚き。それが何かは人間いつか見る日が……。


セリフそのものはあえて書きませんでした。だって読んで欲しいんだもん。

二度でも三度でも。


続きは、次のエピソードで。ご関心持ってくれる方は待っててくださいね。

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