応援コメント

第21話:北の龍、虎の掌に落ちる」への応援コメント

  • 実際上杉家って経済がカツカツだったから賄い方が割と略奪とかも多かったし民が飢えずに畑を耕し平穏に過ごせる天下とあれば信念が揺らぐのも仕方ないところもある

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    おっしゃる通りですね。実際の上杉家は、財政的に常に苦しく、関東出兵のたびに現地での徴発・略奪に頼らざるを得ない構造を抱えていました。そうした「武による秩序」の限界が、信虎の「戦なき天下」との対比で鮮明に浮かび上がるわけです。

    謙信の「義」は純粋で強固ですが、民が飢えず畑を耕し、平穏に暮らせるという現実の前では、その信念も揺らぐ。まさにその葛藤が、彼を「虎の理」に組み込ませる必然となりました。

    今後も、謙信の「義」と信虎の「理」がどう交錯していくかを描いていきたいと思います。