第2話
高一の俺。
やはり、相変わらずの陰キャ街道を爆進中だった。
しかし、ついてない。
俺と来たらついてない。
高校受験も行きたい高校にはいけず、
二次募集のここ、虹ヶ丘高等学校に
通う羽目になっちまった。
やはり、俺という人間は、進学校に通ってはいけなかったのだと思う。
なぜあの日、受験の日に頭が痛くなり、急な眩暈もして、熱も上がっちゃったのかわからない。そのせいで。
頑張って勉強した筈の俺は、答案用紙に解答をきちんと書いて行くはずが、
ズレて回答してしまい、落ちた。
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