第七話 【魔法学校に潜む影】
心地良い空間の中昼食を食べ終えた2人。午後の授業に向けての栄養補給はシルフの心に僅かでも余裕を与えた。少し生まれた余裕に身体を任せては午後の授業を受ける為に再び足並み揃えて食堂を後にし、2人は午後の授業が行われる大講義堂へと足を運ぶ。午後の授業は魔法史。一般魔法についての知識をより深く理解し、自身の魔法の質を高めては伸ばす事を目的としている。主にこの授業は他クラスと合同で行われる為、生徒達は一堂に集められては椅子に着席する。2人も同様に隣り合った椅子で腰掛けると、視線の先には段になって設置された席に生徒が次々と着席しては講師が座るのを待っている光景。その様子を二階席にて遠目で見ていたシルフは隣に座るアリスに言葉を投げかけた。
シルフ「人...多いですね...」
アリス「そうね、相変わらず。んー...」
ふと小さく唸り声を上げるアリス。真横から聞こえる声に反応しては彼女の方へ視線を向けると、机に頬杖を付いては何やら難しそうな顔をしていた。その表情に少し不安を感じるシルフだが、そんな彼女に気付いたのかアリスは即座に顔を向けては言葉を返す。
アリス「あ、ごめんなさいね。ちょっと考え事してたの。」
シルフ「考え事?どうしたんですか?」
アリス「うん、まぁ。」
言葉を濁して答えるアリスに更に心配の色を浮かべるシルフ。一方で当のアリスは目を瞑って巡る思考を整理しており、腕を組んでは頭を横へ小さく振る。その仕草にますます不安になるが、直後に開いたアリスの両眼を捉えた瞳は先程の難しい色ではなくシルフには読み取れない感情を宿している様にも見えた。そして彼女の考え事の正体は彼女の言葉によって紡がれる。
アリス「ねぇ、この大講義堂の雰囲気...何か独特じゃない?」
シルフ「え、まぁ確かに広いし他の教室とは違いますよね...」
アリス「違うの。何か...こう...貴方とゼイを見た時の雰囲気と同じ。」
シルフ「ぼ、僕には分かんないです...」
彼の問いに彼女は「そうよね」と言い表す様に小さな笑みを見せる。アリスの笑みに再び胸が高鳴る事を自覚すると同時に授業の開始を告げて鐘が鳴る。その鐘の音と共に大講義堂に入って来たのは魔法史担当の老年男性。背が小さく、腰が曲がっている所為か杖を付きながら歩く様は彼が持つ大きな白髭も相まって何とも頼りないが、声色はしっかりとしている。そしてその男性は教壇に上がると重い身体を椅子に預けては生徒達の方へ身体を向けた。
そして始まる講義。皆が授業を真剣に受ける中、一応自分達も真剣に受ける2人。何故一応なのか、理由は単純。シルフは古代魔法の使い手である為に授業を受けては自分の魔法を高められる訳では無く、しかも一般魔法はそもそも使えない。つまり今行っている講義の内容は彼にとって全く意味の無い話。そしてアリスはシルフと似ており、そもそも魔法自体が使えない。だから2人は他の生徒達の様に魔法史の授業を受ける事が出来ない。ただ座って板書を繰り返す事しか出来ないのが現状なのだ。
そんな中、突如囁く様な声色でシルフの名を呼ぶアリス。彼は教師とノートから目を離し、視線を横へ向ける。
シルフ「はい、」
アリス「何か違和感が強くなってる。何かこっちに視線が向けられてる気がするの。」
シルフ「えっ、本当ですか...?」
思わず声を小さくするシルフ。思わず周囲を見渡すシルフだが、端の先に座る自分達をわざわざ講義中に見詰める様な生徒がいる訳が無く、杞憂に終わる。
と思っていた。彼が視線を自身の下の席に移した瞬間、その考えは打ち砕かれた。
シルフ「...っ!」
彼の視線の先、そこには確かにアリスの言う通りこちらをじっと見詰める生徒がいた。しかも2人。更に両者ともアリス達よりは少々年上の女性。1人は細長い瞳の中に淀んだ鉛色の瞳を宿した黒髪のウルフカットの女性。もう片方は白髪を後ろで結った透き通る白の瞳の女性。どちらも容姿端麗で他の生徒とは一線を画す雰囲気を醸し出している事はシルフにも理解は出来た。しかし、シルフの思考に最も焼き付けた感情は彼女達の表情。
その2人の表情には感情を感じられないのだ。瞳の奥に潜む物は良いものとは言えない事は火を見るよりも明らかで、アリスの感じる視線とは彼女達が放つ物であると悟った。彼女達の抱く表情は、敵意。
アリス「何か私直感が鋭いみたいで。第六感って言うのかしら。何かこう...ビビッ!みたいな。」
シルフ「それ多分合ってますよ...だって下の黒い髪の人と白い髪の人が見詰めて来てますから...」
アリス「え?」
彼の言葉に反応して自身達の下の席を見る様に覗き込むアリス。しかし直ぐに覗き込む姿勢から再び彼の隣に腰を下ろしてしまう。気まずさに耐えきれなかったのだろうか。憶測を立てるシルフだが、彼女の行動の理由は彼の憶測の様な生易しい物では無かった。
アリス「いないわよ、そんな人。」
シルフ「えっ?」
一瞬にして身体に緊張が走る。彼女曰く、自分が先程見た女性の姿はアリスの瞳には映っていないと言う。そんな訳無いとシルフも再び下を見るが、アリスの言う通り。確実に視界に入れたあの二人は幻像だったかの様に姿を消している。ならば先程自分が見たあの二人は何なのだろうか。自分と目が合ってからアリスに話すまで僅か数秒で、更にこの大講義堂から数秒で出る事は構造上不可能に近い。
しかしアリス自身も違和感に勘付いた様で。
アリス「シルフ...貴方が見た人、幻じゃ無いかもしれない。」
シルフ「えっ、やっぱり...?」
アリス「ええ。私がさっきまで感じてた違和感、無くなったの。」
シルフ「違和感が...消えた...?」
彼女の言葉に思わず生唾を飲むシルフ。彼が状況を整理しようと思考を巡らせるが、様々な情報が頭を駆け巡っては意味の無い事ばかりが思い付く。鼓膜に響く授業の音は右から左に。そんな状態のシルフの右頬を突く人差し指に彼は一気に引き戻された。
アリス「落ち着いて、シルフ。貴方が見た人は多分幻像じゃない。正体は分からないんだから、一旦授業に気戻しましょ?ほら、考えすぎると頭パンクしちゃうわよ。」
シルフ「...はい。」
2人の会話を他所に授業は続く。彼女達が感じた違和感。その正体は一体何なのか、幻像では無く実体を持った女性2人が何故敵意を向けるのか。結局それは分からず終いのまま大講義堂での授業は終了し、数時間経過した後に放課後となる。生徒が各々教室を後にして部屋に戻って行く最中、2人は真紅のカーペットの上を歩いて行く。と言っても2人の目的は別々であり、アリスは自室へ。シルフは約束されたゼイとの会合を果たすべく教師の仕事場である神話学準備室へ足を運ぶ。
シルフ「あの、アリスさん。」
アリス「ん?」
シルフ「その、今日はありがとうございました。」
アリス「ふふっ、どういたしまして。」
彼の礼に小さく笑みを見せると彼女は自身の部屋の扉を開け、一度手を振ってからその部屋を後に。完全に扉が閉まるまで見届けたシルフは1人廊下を歩き出す。彼女が自身の元から離れた瞬間に不安感が襲って来るのは身勝手だろうか。今からゼイとの対談が始まる。何が告げられるか分からない。何を打ち明けられるのか、最悪の場合を考えると軽く吐き気を催してしまう程の不安感が押し寄せる。そんな自身に対して叱咤したシルフは頰を2回叩くと早歩きで廊下を進んで行った。
___少し歩いて辿り付くのは神話学準備室。扉には『関係者以外立ち入り禁止』と書かれている札が掛けられており、彼はその札の奥にある扉を3回ノックする。
ゼイ「シルフ君かい?」
シルフ「はっ、はい!」
ゼイ「良いよ、おいで。」
中に立ち入る事の許可を貰ったシルフは扉を開ける為の札を取り外しては中へ。扉の先に広がっていた光景は何処か怪しげな雰囲気を醸し出している。壁に貼られた1枚の紙には古代文字が刻まれており、その近くには小瓶や紫の花がある。視界に入る色は紫が多く、次点で黒。そして奥には向き合う形で二組の机と椅子が置かれており、そこにはゼイが座って彼に笑顔を見せていた。
シルフ「こ、こんにちは。」
ゼイ「やぁやぁ、シルフ君。遠慮せずとも座ってくれたまえ。今日は君に告げる事があるんだ。主に重要な事がね。」
シルフ「重要な事...?」
彼は疑問を問い掛けながらも一言断ってから用意された椅子に腰掛ける。そしてゼイと対面すると彼は掛けている丸眼鏡を指で押し上げては彼の瞳を見据え、口を開き始める。
ゼイ「さて、シルフ君。午前中にした神話学の授業、覚えているかい?」
シルフ「あ、はい...始祖とか世界の崩壊とか...」
ゼイ「流石だね。その事について、もう少し踏み込んだ事を話すつもりだ。」
シルフ「踏み込んだ事...?」
疑問符が頭に浮かぶシルフ。そんな彼の疑問に答える様に、ゼイは机に置かれていた1枚の資料を彼に渡した。彼の渡した資料は既に紙が酸化して黄ばんで色褪せている。書かれている文字はシルフが所有する書物と類似しているため、恐らく古代文字であると推測。ゼイはそんな彼の考えを見抜くかの様に資料に書かれた文字を簡単に読み上げる。
ゼイ「祖が復活を遂げると共に世界は完全な世界へ創り変えられる。祖の覚醒と共に古代魔法の主は反旗を翻すだろう。縛る鎖を解き放ち、憎悪の焔を心に宿し、己の脳を犠牲にして力を得るだろう。」
シルフ「む、難しい内容ですね...」
ゼイ「いや、言ってる事は授業と同じさ。始祖の復活と共に世界は始祖の望む完全な世界に創り変えられる。それを止める為に古代魔法の使い手が始祖と対立する。同じだろう?まぁあの時は作り話だと言って場を流したがね。」
シルフ「えっ、ゼイ先生...さ、最後の言葉...」
最後の一言。ゼイのその一言がシルフの脳裏に引っ掛かった。「あの時は作り話と言った」ならば今この場では話が変わって来る事を意味しているのだろう。突如として莫大な不安が彼の頭に流れ込む。
ゼイ「あぁ、告げたい事の一つ目。始祖の神話は恐らく実際の出来事だ。」
シルフの予感が的中した。衝撃的な一言に唖然とする彼は少しの間何も言えないまま口をあんぐりと開け、そのまま硬直してしまう。ゼイの発言は軽いパニック状態に陥るには充分過ぎる事だったが、それに追い打ちをかけるかの様に資料を持つ彼の右手を優しく下ろさせる。
ゼイ「驚くのも無理は無いよ、シルフ君。しかし神話は現実となる事はほぼ確実なんだ。で無ければ古代魔法なんて物は存在しないだろう。しかし古代魔法の使い手は存在している。そうだろう?」
シルフ「は、はい。僕自身が...」
ゼイ「そう。君は始祖の存在を証明する数少ない古代魔法の使い手。シルフ君、君はここ最近、何か"違和感"を感じた事は無いかい?」
彼の言葉に心当たりがあったのか、目を見開くと同時に身体を強張らせるシルフ。違和感、それはアリスが時折感じてたと言う感覚。彼女の違和感にシルフも感じた事があり、彼女の発言に偽りは無いと判断した彼はその違和感について語り出す。
シルフ「アリスさんと一緒にいる時なら...あります。この人はきっと普通の人じゃ無いって何か感じる物が...」
ゼイ「うん、恐らく君のその直感は当たっているだろう。」
シルフ「...えっ?」
驚きのあまりに今度は目を少し見開いてしまう。何を根拠に言っているのか。何故それを彼が言い当てられるのだろうかと疑問が彼の脳内を駆け巡る。そんな思考を読み取るかの様にゼイは再び口角を上げ、シルフが疑問を投げ掛けるよりも先に答えを述べる。
ゼイ「シルフ君、この学校に...古代魔法の使い手が他にいると言ったら、君はどう考える?」
シルフ「ほ、他にもっ...!?」
ゼイ「あぁ。」
突拍子も無い発言に言葉を失う他ない。古代魔法の使い手はシルフ自身の他に居ないと考えていたのだろう。しかし彼の言う事が事実ならばその考えは大きく覆される事になる。目の前に座るこの男は何を考えているのだろうかとつい口に出そうになるが、彼は直ぐに気を取り直して自身が感じている違和感について問い掛ける。
シルフ「あの、何故そう思ったんです?何か根拠が...」
ゼイ「んー、根拠は無いね。強いて言うなら、私はこの魔法学校に今年来たのだが、以前勤めていた魔法学校の生徒の大半は同じ雰囲気。しかしその中に少し異物感を感じてね。他の魔法とは明らかに違う何かを持っている。そんな生徒が数人程度いるんだ。」
シルフ「その内の1人が...僕....」
ゼイ「あぁ。しかもそれだけじゃ無い。君の彼女、アリスの存在だよ。」
シルフ「か、彼女なんかじゃ無いですよ!!」
咄嗟に反応するシルフだが、彼の脳内は既に容量を超えそうだった。自身の他に古代魔法の使い手がいる。根拠は無いが、古代魔法と大きく関わっている神話学を担当する教師のゼイが言うのだからその信憑性は高いと言える。そんな彼が次に口に出したのはアリスの名前。魔法自体が使えない彼女が一体どう関係しているのか。
ゼイ「ははっ、すまないね。しかし、アリスの存在は君にとって非常に大切だよ。」
シルフ「あ、頭が良いからですかね...」
ゼイ「んー、まぁそれもある。しかしね、彼女の直感は本当に鋭いんだ。恐ろしい程にね。彼女に直感に間違いは無い、そんな気がするんだ。」
シルフ「直感...」
ゼイ「あぁ。彼女の持つ異次元な直感と圧倒的な頭脳。そして君の扱う古代魔法。君達二人の存在が、きっとこの先の未来に大きく影響を及ぼす事だろうね。始祖を止める為の切り札と成り得るだろう。」
シルフ「あっ...じゃあさっき僕とアリスさんが感じた違和感の正体って!」
ゼイ「そういう事だね。そこでだ。君達に協力を願いたい。」
シルフ「協力?」
彼の提示した協力。シルフ自身、古代魔法の使い手である自分が役に立つのなら協力する事はやぶさかではない。だが一体どんな協力を願われるのか気掛かりだった為か少し返答に躊躇してしまうが、疑問と同時にゼイの言葉が紡がれた。
ゼイ「条件はこうだ。君達が古代魔法の使い手を探す代わりに、私からは君達の願いを聞き入れよう。勿論、この学校で私が出来る事でしか無い。それでも良いかい?」
シルフの脳内に言葉が巡る。古代魔法の使い手を探す代わりに、自身が抱える願いをゼイが聞き入れてくれるとの事だった。しかし、それは彼の出来る範囲である事。だとしても好条件である事に変わりは無い。シルフは迷う事なくその条件に承諾した。
シルフ「僕は良いですけど、アリスさんが...」
ゼイ「彼女にはシルフくんから言っておいてくれ。その方が彼女も協力的だろう。」
シルフ「分かりました。僕から言っておきます。」
ゼイ「うんうん、ありがとうね。頼もしいよ。じゃあ終わりにしようか。長時間話をさせてすまなかったね。」
椅子を後ろ足で押しては立ち上がり、資料を彼に返すと軽く会釈をしては神話学準備室を後にするシルフ。開けたドアを物音一つ立てない様に静かに閉めては廊下へと向き直る。日の落ちた放課後、今日残された時間はまだ少しある。彼はアリスにどう伝えるべきかと思考を巡らせながら、静かに閉じた瞼を開けた。
しかし視界に色を映した瞬間、シルフの脚は崩れ落ちた。
アリス「話は聞かせて貰ったわ。」
シルフ「ぎゃあぁあぁああっ!!?」
彼の瞳にまず映り込んだのは繊細な金髪、次点に天然のターコイズの様な瞳。透き通る様な綺麗な白い肌に華奢な身体、髪に付けられた黒のカチューシャと後頭部の下がったリボン。何故彼女がこんな所にいるのか。何故自分の真正面に彼女がいるのか。様々な疑問がシルフの頭を駆け巡ったが、そんな思考はアリスの一言で全て吹き飛んだ。
アリス「盗み聞き、しちゃった。」
シルフ「あ、え...まぁ今日話すつもりでしたし...」
アリス「良かったわ。それで、要は古代魔法の使い手を探し出せば良い訳ね。その応酬として彼が出来る範囲の事を叶えて貰うと。始祖の復活による世界の崩壊が掛かってるから。」
シルフ「は、はい。そうです...」
アリス「ふーん...」
彼女はそう言うと目を瞑っては人差し指を唇に添えて考え事を始める。恐らくこれからの立ち回り方について思考を巡らせているのだろう。シルフは邪魔をしない様にと一言も発さずにいると、十数秒経った辺りで彼女は瞼を開く。
アリス「決めた。その条件、飲んだわ。主に私の直感を頼りにすれば良い訳ね?ゼイ曰く鋭いみたいだし、そこら辺は私が何とかするわ。」
シルフ「あ、ありがとうございます。」
アリス「いえいえ。さ、取り敢えず部屋来る?何なら今日も泊ってく?」
シルフ「い、良いんですか!?」
アリス「言ったでしょ?貴方なら嫌じゃないって。」
微笑みを浮かべながら、シルフを手招きしては部屋へ向かう様に廊下を歩く。彼女と2人きりで廊下を歩く事も、彼女の部屋に泊まる事も徐々に慣れて来たシルフは顔を赤らめつつも彼女の後ろをついて行く。彼女への疑問はまだ多く残っているが、それもまた一歩ずつ理解していけば良い。何せこれから古代魔法の使い手を探す為の新たな学校生活が幕を開けるのだから。今日はその前夜だとシルフは気持ちを切り替えると、彼女の背後ではなく隣へと移動して歩き始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます