第2話 試験疲れ休み
「試験が終った!! 試験休みに続いて夏休みが待ってるぞぉ!!」
「ワト気が早い! 通信簿もらって、おばさんに説教されるイベントが待ってるぞ」
ワトは苦い顔になった。
「んも~~っ、楽しい気分台無しだよ」
「相変わらず、ホムワトご夫婦は仲が宜しい様で、チェッ羨ましい!」
「ハゲ山、やっかむな」
「俺は景山! ハゲてねぇ! これは剃り込みだぞ!」
景山は剃り込みいれて、強面風だが実はお調子者で小心なので、からかい甲斐がある奴だ。
「ホームス、コンビニオーソンって、最近万引き被害が凄いらしいね、パンや珍味程度だけらしいけど」
「ハゲ山、常習万引き自首しろよ」
「俺は万引きなんて、せこい真似しねぇよ!」
「高校生探偵なら当然! ホームス、万引き犯捕まえに行くぞ!」
「いやいや、万引きする奴に逆恨みされたく無いよ! 万引き常習する奴って陰湿だぞ」
「調査だけでも良い、行くぞ!」
ワトに手を引っ張られ、オーソンに来た。
ワトは楽しそうにしてたが、結局試験休みオーソンの張り込みで大切な2日無駄に過ごした。
ワトはトイレの手洗いのボタンを押し、水を出し暫くして水が止まった、ボタンを押すと一定量水が出るようだ。
「謎は全て解けた!!」
「ワト? 何突然言ってる?」
「店長さん、着いて来て! 万引き犯の所へ案内するよ!」
「万引き犯が誰か知ってる様な口振り、君達が万引きしてたの?」
「失礼な! 高校生探偵、
ワトは万引き犯扱いに、チョッと腹を立てたようで、乱暴に僕の手を引いて、コンビニトイレの方に行ってる。
(痛いぞ!)
店長も着いて来てる。
二階の住居に上がる階段のデッドスペースを指差し。
「ここに犯人が居る!!」
「お嬢さん? こんな隙間に人は入れんぞ?」
「犯人は人じゃ無い」
ワトは隙間に手を入れ、何かを掴み出した。
流石空手二段、ワトの動きは素早い、引っ掻かれる事も抵抗もされず仔猫を摘まんでた。
「この野良猫が万引き犯だよ、パンや珍味だけで飲み物どうしてたか知りたかったが、この猫ちゃん頭が良い! 手洗いのボタンに猫パンチして飲み水確保してた、階段裏掃除しないと糞や食べカスでイッパイのはずよ!」
店長あっけに取られ、暫く言葉が出なかった。
「……高校生探偵を名乗るだけの事は有る!! 意外な万引き犯、よくも気付いてくれた! ありがとう名探偵!! お礼したいが……その前に保健所に猫を引き取って貰わないと!」
「この猫ちゃんは私が保護する、保健所通報は控えて!」
「コンビニで生き物飼えないし、かと言って保健所で殺処分は可哀想、そうして貰えると助かる! お礼を用意するから明日にでも寄ってもらえるか? 奉結君に倭都さん」
「お礼は良いよ、勝手に遣った事だから」
「今度買いに来てくれた時無料にする、名推理ありがとう!!」
ワトがつつく、決め台詞か?
「
(今回も、僕は着いて来ただけだったような?)
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