【読むな】定食屋「どうかいじょう」の個人的考察

流山忠勝

プロローグ

あなたのやったことは絶対に許されません。





全く前兆と思うようなことはなかった。

だから、当然未来のことなんて分からなかった。


『あなたに一件のメッセージが来ています。』


朝7時、いつものように出社すると、見覚えのないメールが自分用のパソコン画面に表示されていた。


なんだろう。誰からだ?この多忙な時期に…

そう思ってメッセージを開いてみる。

その差出人は意外な人物からのものだった。


「送信者:久我くが 大助だいすけ

お久しぶりです。〇〇さん。いかがお過ごしでしょうか。

実は、折り入って話し合いたいことがあります。私は現在…~」


この一つのメールが、すべての奇妙な話の発端だった。


ダイ…君から連絡が来るなんて思いもしなかった。



「定食屋「どうかいじょう」に関する特殊調査ね…」


「…分かりました。この調査、協力させてください」

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