死神の弔い方
死にかけで苦し気な犬の上に、死神が立っていた。鎌を持ち、ボロボロのフードを被って見下ろしている……俺はほぼ毎回、これを見かける。霊感が強いせいだ。今日も知らないふりして、素通りしよう。
ふと死神が、犬に触れる。
『ゆっくり、お休み』
犬の顔つきが穏やかになり、眠るように引き取った。
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