手放し
「こっち、行きたい」
隣でまったり歩いていた彼女が、俺の手を引っ張った。……待て、この道は……。止まった足音が、閑静な住宅街をより際立たせる。彼女は、笑顔を浮かべた。
「ずっと、貴方の浮気を改めさせる方法考えていたけど……浮気相手の元へ送ってあげる方が、一番良いって思いついたの」
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