魔力調律師の即興旅行記 読書用補助ノート

登場人物

＊適宜更新されます

◆主要登場人物

◯ヴィオリーノ　トゥッティ　(Violino Tutti)

魔力調律師。通称ヴィオ。お酒好きの陽気なおじさん。50近い。テムリッジ村に1人で住んでいる。魔力調律師と旅の「案内役」の仕事をしながらお気楽に生活。歌は好きだが歌詞のセンスは皆無。持っている楽器はバイオリンにも似た弦楽器。楽器は村の道具師、シャリュモに作らせた特注品。音域の広いところがお気に入り。昔はアークボローに住み、魔法使いとして軍に属していた。聴覚過敏傾向。妻子持ちだが別居。

◯アリア　ベリーズ　トゥッティ　(Aria Berries Tutti)

剣士。軍に属し大佐の位置にいる。「戦女神」の二つ名がついているほどのかなりの剣の腕前を誇る。ヴィオの妻。三つ年下で二児の母。アークボローで働きながら、夫の住むテムリッジを行き来している。仕事中は厳しいが、夫の前では乙女に戻る。イケボは正義。声域は年と共に低音傾向に。

◯シエロ　ストリンゲン　(Ciello Stringen)

魔力調律師。アークボローにある魔力調律師協会にいる。ヴィオリーノの先輩であり仲間。目立ちたくないタイプ。楽器は大型の弦楽器が得意。旅に出る時は笛が多い。声域はバリトン

◯メヌエ　ドゥーア　(Menue Dur)

魔法使い。退役済み。アリアの母方の従姉妹。アリアより二歳年上。幼い頃からアリアとの関わりがある。ほぼ同時期に軍に入隊。退役後はスウェイドンで薬草屋を営む傍ら、地域の情報を軍に送る仕事をしている。よく喋る。昔ヴィオと組んで軍の任務をこなしていた時期があった。それなりに出来る魔法使い。声域はソプラノ。

◆オルゲン鉱山編

○ファーゴ　ドミナン　(Fargo Dominann)

魔法使い。21歳。赤髪。真面目な青年。剣もそれなりに使えるけど魔法使いとして軍に所属。短めの杖を所持。お酒は多分飲めるかもしれない。

○アージット　チェンバー　(Agit Chamber)

剣士。22歳。黒髪の短髪。感情はあまり表に出さないが、すぐ高ぶる傾向がある。スウェイドン・ギルウェイへの情報収集任務のリーダー。持っている剣に魔力を断ち切る効果がある。お酒は苦手。

○リタルダ　フォルク　(Ritarda Folk)

魔法使い。23歳。おっとりしたお嬢さん。防御、回復系の魔法を得意とする。ヴィオの影響でお酒に目覚めてしまう。髪は茶色で長めだが、普段は一つにまとめ上げている。

○ジーグ　パルティッタ　（Gigue　Partitta)

剣士。ギルウェイに住んでいる。昔、ヴィオとメヌエと組んで旅をしていた。元々軍に所属していたが怪我を理由に退役。しかし体力、筋力ともに人並み外れている。勢いで色々突っ込んでいきがち。豪快なおじさん。酒は飲める方。

○バッソ　ティヌオ　（Basso Tinuo)

ドワーフ族。オルゲン鉱山で働いている。鉱物には詳しい。ヴィオとは呑み友。ヴィオよりお酒が強い。一見無愛想だが、それなりに気を遣ってくれる。仕事一筋で職人気質。

◆テムリッジ村

○コルノ　モーダン　(Corno Mordant)

酒場『三つの竪琴』の店主。大柄。お人好しの村の情報屋。酒場で食事の提供と、村人の依頼請負を管理している。

○シャリュモ　メッツォ　(Chalumeau Mezzo)

道具屋「メッツォ工房」の店主。がっちり系体格。ヴィオと一緒に「音楽のつどい」で演奏する。たて笛担当。ヴィオの楽器はシャリュモが製作した。壊されると怒る。それなりになんでも作れるベテラン道具師。

○タンパーニ　ラルガンド　（Tumpani Largand)

『三つの竪琴』の真横にある宿屋の主人。きっちりさん。ヴィオと一緒に「音楽のつどい」で演奏する。ハンドドラムの名手。ヴィオの仕事のことはよくわかっていない。

◆剣士アリアは声に融ける　編

○サイバル　グラーシュ　（Cybal Goulash）

アリアと同じ第二隊に属している剣士。アリアに気があって絡みに行くものの、適当にあしらわれてしまう。だけどめげない根性はある。

○ケーナ　ヴォルスピル　（Quena Volspiel)

アリアと任務を共にする。赤髪で長髪の魔法使い。それなりに使える方。彼氏募集中。

○レントラー　オグマン　（Landler Augman）

アリアと任務を共にする魔法使い。冷静な男子。判断力が冴えている。