暑い。熱い。でも、楽しい!

奏: 「(『高嶺の花子さん』、サビだ! もっともっと、みんなに届けー!)」


律: 「(観客の反応がいいね。手拍子も起きている。この一体感は、予測していなかったポジティブな要素だ。)」


響: 「(あ、みんな、笑ってる……! 嬉しいな……!)」


詩織: 「(皆様の笑顔が、わたくしの演奏をさらに楽しくしてくださるようですわ。キーボードの音色が、まるで空に舞い上がるようですわね!)」


奏: 「(汗がすごい! でも、この熱気がたまらない! これぞ、ライブだね!)」


律: 「(身体が熱い。演奏による発熱と、周囲の人間が発する熱が複合的に作用しているな。)」


律: 「(星野さんは、もう完全にゾーンに入っているようだ。歌声に感情が乗り、観客の心を掴んでいる。あのDカップの躍動感も、パフォーマンスの一部として機能している。)」


律: 「(木下さんのドラムも、ますます力強くなっている。普段のおっとりした雰囲気からは想像できない迫力だ。Fカップを揺らしながら、いや、揺れるたびに、なんだか凄みが増している気が……。いや、これは、冷静な分析だ。)」


奏: 「(間奏だ! 律ちゃんのベースソロ、最高にカッコいいんだからね!)」


律: 「(ベースソロ。私にとって、最も正確な音を出すことが求められるパートだ。)」


(律のベースが、緻密で力強い旋律を奏でる。観客から歓声が上がる)


詩織: 「月島さん、素晴らしいでございますわ!」


響: 「月島さん、カッコいい!」


律: 「(みんなの声援が、響く。この感覚は、初めてだ。)」


奏: 「(よし、サビに戻るよ! いっせーのーでっ!)」


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