自主企画ご参加頂きありがとうございます。
たった９歳の子供がここまで自分を卑下しなくてはいけない思考に導いた(虐めた)子供達が許せません。
学校が全てではない。そう教えてあげたいです。
金魚は水槽から出たら死んでしまいますが、蚕はどうでしょうか。品種改良された蚕でなければ空を飛べます。どうか、そんなふうに青空を舞う蚕でいてほしい。今はまだ繭にくるまり身動きが取りにくいかもしれませんが、絶対に自由になる日は来ます。
辛い時は場所を変えればいい。そんなふうに思えるようになってほしいです。
私もストレス社会で働いていますし、メンタルも強くないので、ピリピリしている人と閉鎖的な空間で仕事をするのは胃が痛いです。
でも、仕事なんて他にいくらでもあります。いざとなれば辞められます。そんなふうに心の余裕を持ってほしいです。
９歳には難しいかもしれませんが、とにかく私はあなたの味方です☺️

学校って閉鎖空間ですからね。大学はまだしも、小、中、高は一つのクラスに閉じ込められるから人間関係もそこに終始しがちです。

なので、閉じ込められているという点では、学校も水槽や虫カゴと同じだと思っていました。しかし、『その中で自由に泳ぎ回る、ひらひらとしたメダカ達』とあるように、主人公は水槽の中のメダカを自由な存在として見ている。

では同じ閉じ込められた不自由な存在であるのに、メダカとカイコは何が違うのか。そう考えると、主人公の心理が見えてくる気がします。

主人公は、学校が全てだと信じて、本当はそれが小さな水槽であることに気づいていない。だからメダカの不自由さにも気が付かず、水槽という閉鎖空間の中で泳ぎ回るメダカが自由に映っているのではないかと感じました。

駄文考察＆長文失礼しました。これからも更新を楽しみにしています！！

引き込まれました。
西日、クラスメイト、私、メダカ、カイコなど。キーワードそれぞれがもたらす、一貫性の鋭さが好きでした。
また、描写が丁寧でメダカが生き絶える様子やカイコの様子など、ゾッとしてしまうほどのリアリティが魅力的でした！

素晴らしい作品をありがとうございました。