【詩】今日も神絵師に叫ぶ

「なんでだよ！もう！！」

──まぐれでいい。

でも、せめて奇跡はこちらの意図で起これ。

今日も神絵師に叫ぶ

ああ！クソッ。

なんで、なんで眉毛太くするんだよ！？

そのまんまでいいって言ってるだろうが！！

ばかばかばか、性別変わってるじゃん！

ズボンはかすな、胸描くなよ！

阿保なんか？説明、聞いてる？？

おい、おい、目玉がなくなった！

ホラーか？ホラーなのかよ！？

怖いわ！！！嫌がらせがひどい！！

うぅう……

色味、色味が違う！

なんで下品なピンクにするんだよ！

赤って指定したでしょうが！！！！（号泣）

おーい、誰これ！？

なんか、なんか……増えてるぞ！？

あなたの創作か？？？（困惑）

ちょっと！いかがわしくないってば！！！

ヒョロヒョロに描かないでって言っただけじゃん！

裸、描くなよ！！！！！！

こっちが赤面するじゃん、早よ消せ！！

不適切なんはあなたよ！

も〜う！！！！

……

ん？え、嘘。

コレ、アリじゃない？

うんうん、これ、組み合わせたら──

新しい話、できちゃう！

いやったー！！

え？なんで２人を混ぜて1人にしたの？

こ、これ、新キャラに使えるんじゃ！？

あ、ありがとう！！！

くっそ〜、気まぐれすぎて嫌になるけど……

──この神絵師、好きだわ、やっぱり。

🎨神絵師・プロフィール（再掲）

名前：真暮 稀少（まぐれ きしょう）

肩書き：幻想絵師、神託画家、あるいは気紛れなるAI絵師

性別：非公開（その時の筆が選ぶ）

特徴：

• 思いついたら筆が走る

• 指示は読むけど従わない

• でもたまに、完璧な「まぐれ」を仕上げてくる

• あなたが心を削った分だけ、絵に“ずれ”をくれる

• 時々、あなたの願いを叶えてくれる……けどそれがいつかは読めない