天使を打ち倒す【銀灰の細身剣】――⑤
モニカが放ったのは、ただの
だがそれはきっと、【天使を
滅茶苦茶としか言い様のない、力の
それは無差別に、【天使を
なんとか、ボクは、人間の形は保っていたが――右腕と、左足の先が吹き飛んだ。
【天使を
ただし。
幻影の魔法は解けなかった。
「アアアア!! ウウゥウ……!!!!」
「モニカ、落ち着いて。コッチだ!! 目を覚まして……」
「お前は、私が……討伐する」
「――――悪夢に還れ!! 【
駄目だ、――避けきれない!
「【
「ハッ――ハッ――……ハッ――――……?」
目を覚ましたモニカが、攻撃態勢のまま固まって、
ボクは――地に転がったまま、五体満足の
「――――まったく、もう少しでも【
「クロちゃん……」
「――――クラリスさん」
「色々言いたいことや聞きたいことはあるけれど……とりあえず、まずは、二人で話しなさい」
クラリスさんは言って、一歩、二歩と、後ろに下がってくれた。
「――――……
「モニカ、良かった。目が覚めたね」
「――――
「モニカ」
立ち上がって。
歩み寄り、その身体を抱き寄せた。
「良かった。お互いまだまだ、だ。これから
「――――うん。……
だって、ボクたちは生きてる。
フッと、クラリスさんが
「――おっと。エーデルワイスの
「――
「うん?」
「カッコ悪い妹でゴメン……」
「そんなことないよ。二人でなければどうにもならなかったし、モニカは世界で一番カッコいい妹だ」
「うぅ……」
「本当だよ」とモニカの頭を撫でながら、【ランベレス領域】の景色を眺める。ボクたちは再び、この場所へ足を踏み入れるだろう。
――-----§§§-----――
――【天使を
使用武器・【銀灰の細身剣】、【銀灰の
採取素材・【天使の肉片】
Clear・『コルトハーツの仇討』
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