陽気書店員の日常
鈴道
第1話 こんな人が多いよ書店員
はじめまして、
「今こういうツイストパーマ流行ってるよね」(結構前)
「最近デニムジャケット流行ってるよね」(今年の春)
といわれるたびに、
「そうなんですか??」
と返して、
「噓でしょ笑」
って言われてしまうくらい。そんな私ですけれども、いついつにこの作者さんのインタビューがテレビに出たので売れるかも、とか、この雑誌に化粧品の現品が付録でつくから予約が多いかもとか頑張って把握しています。王様のブランチの本の紹介コーナーとか、ちゃんと見るようになりましたね。
おそらくはイメージ通りでしょうけれども、書店で働く人は穏やかな方が多めです。うちのお店は店長だけ少しやんちゃ寄りですが、他のスタッフさんはほとんど穏やかです。肉体労働もそれなりに多めですが、体育会系の子はアルバイトでもなかなかいません。少し前にやめていった、同じ大学の先輩がそうだったかな、ってくらい。
このエッセイのタイトルは陽気書店員の日常ですが、テンションの平均値が低いために相対的に自分が陽気に見えているだけで、私自身別にスタバやテーマパークのキャストさんのようにマジカルハッピーな接客をしているわけではありません。一回試しにやってみたいところですが、お客様にもスタッフにも驚かれそうなので自重します。マジカルハッピーというほどではないですが、私はそれなりに陽気な方なので、お客様の欲しい書籍を探したりレジ打ちをしたりしながらちょこっとお話したりしています。
次回はアルバイトの仕事内容についてでも書こうかなと思いますので、書店アルバイトしてみたいよって方は必見です。そうじゃない方も、また見に来てくださったら嬉しいです。それでは。
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